特別回 1年生編完結記念!
今回は特別編になります!
(今更だけど)登場人物を紹介しよう!
1-Cクラス
吉川なおきくん: ラブコメが好きだよ。
深山かなでさん: 少女漫画が好きかな。
楠本くん : ミューの動画、よく寝れるんだよな。
夜野さん : ミューです。いつも眠いです。
寺田くん : サッカーをしてる自分が好きで、他に興味はないね。
瀬野くん : 顔が怖いって言われるけど、実際そんなことないよな? な?
別のクラス
秋谷さやかさん: 気になってる人がいるっていうか……
明空さん : へぇ、面白いじゃん!
中学校
吉川はるきくん: 深山さん(妹)とそれなりに話すことがあるかな。
深山はるかさん: 吉川くん(弟)のことがちょっと気になってて……
ひとことコメント: 少子化による統廃合で、ふたりは同じ中学に通っています!
*
ボツにしたお話、大公開(大後悔)スペシャル!
1. 合法ロリ(?!): 21話に入る予定でした。
「楠本くん、僕、あることを気づいたんだよ……」
「やっと気づいてくれたか」
「なんの話?」
「お前がラブコメ主人公じゃないってことだろ?」
「いや、まぁそれは別の話として……」
なんか流されたな。
まあいいけど。
咳払いをしてから、吉川は口にした。
「合法ロリータというものだよ!」
それ、本当に大丈夫なヤツなのか?
仰々しく『合法』と謳ってるところに、違法の匂いするけど。
「で、なんなんだ、その合法ロリータってのは?」
「僕たちは、子供のころを経験して高校生になっているということでしょ?」
まぁそうだな。
「つまり、僕たちの中には赤ちゃんのころから現在までの自分が存在するということになるよね?」
なんか難しくなってきたぞ。
「だから、大人になった人も実質ロリータ、そして道で謎の手押し車を押しているあのおばあちゃんだって、見方によってはロリータなんだよ!」
吉川によると、人を好きになるということはロリコンになるということらしい。
いや、流石にそれは無理があるだろ。
「でも、人間って数年たてば細胞が入れ替わって完全に別の人間になる、みたいなこと聞くぞ」
「え、そうなの?」
吉川は驚いた様子だった。
「ということは、人間は常に生まれ変わってるということだよね! それならやっぱり人類はみんなロリータだって言えるじゃん!」
「……は?」
「そして人類はもれなくロリコンってことだね!」
話に熱が入り、どんどん規模が大きくなる吉川の話から離脱し、俺は空を眺めた。
夕焼けに染まった空は俺たちを暖かく照らしている。
今日も普通の一日だったな、と俺は心の中で呟いた。
「だからね、人類であるという以前に生物としてロリコンという嗜好は存在するんだよ。これは生物学的観点からも裏付けられていて……」
ボツ理由: 吉川くん、このセリフ言うかな? ってなったので。
2. ワールドカップ: 91話の手前に入る予定でした。
試合を見終わったあと、スタッツを見ながら吉川が口を開いた。
「試合に勝ったのに、ボール支配率は相手の方が高いんだね」
日本は30%、相手は70%だった。
相手の国の方が、長い時間ボールを保持していたということになる。
「ボールを持ってるってことは、攻撃する時間も長いってことじゃん」
「まあ大体はそうだろうな」
自分たちの陣地でパスを回している可能性もあるけど。
「普通に考えたら、ボール支配率の高いチームが勝ちそうだけど」
「それはお前、アレだろ」
「なに、アレって?」
吉川にわかりやすいラブコメの例えを考えてから、再び口を開く。
「ほら、ボール支配率が高いって、言ってみれば幼馴染みたいなものだろ?」
「まあ、うん」
「主人公と長い付き合いのある幼馴染がラブコメで無双してるかどうかってことだ」
「楠本くん、めっちゃ良い例えするじゃん!」
納得だよ、と吉川は大きく頷いた。
ボツ理由: 吉川くんが自分からワールドカップを見ることはあり得ないから。
1年生編、完結!
次は2年生編!




