第五話 初接触
第五話です
”相手艦が応答しました。メインスクリーンに映します”
スクリーンの中心に筋肉質な短髪の男とその周りに乗員の姿が数人見える。
「ど、どうもこんにちは」
この世界に来て初の人との会話のため緊張している。そして男は拍子抜けしたような顔だった。
”貴方が貴艦の艦長か”
「はいそうです。貴方も?」
”あぁ。俺は本艦 王国軍第27辺境警備隊駆逐艦[レスリオ]の艦長アーテクト・ペルシャだ。貴方の名前は?”
「わた―まぁいいや。俺は本艦 巡洋戦艦[白露]艦長の楠見健司だ」
敬語がめんどくさくなった。ほんとはだめだが、まぁいいだろう。
”くくっ、そうか。よろしくなケンジ。早速だが、この状況を説明してもらいたい”
ひとまず安心。
「わかった。誘導するから本艦に接舷してもらえるか」
”わかった”
「ではっ」
レスリオとの通信を終了させ、右舷に誘導させる。そして、接舷した。
「させと迎えに行きますか」
”マスター”
「なんだ?」
”それならご一緒させてもらってもいいですか”
「どうするんだ?」
”管理者様に肉体を作ってもらったんです”
「に、肉体だと」
そんな物までで着くっていたのか。
「わかった。もちろんいいぞ」
”はいっ!少し待っていてくださいね”
その後、艦橋に入ってきたのは・・・
軍服に身を包んだ白髪の美少女だった。軍服の黒とは対照的な白髪を持ち、なおかつ深紅の瞳を持っている。このような美少女は今までに見たことがない
「どうですか?」
彼女はそんなことを聞いてくる
「あ、あぁ。いいと思うぞ」
「はっきりしてください!」
「可愛いと思うぞ」
「やったぁ!」
喜ぶ姿も可愛い。管理者様のセンスに感謝せねば。
「よし、いくか」
「はいっ!」
右舷ハッチに着き、ハッチを開ける。白露とは違った廊下に3人の男女が並んでいる。
1人はアーテクト艦長で、他の2人は艦橋にいた人たちだ。
「応接室に案内する、ついてきてくれ」
3人を応接室に案内する。室内は比較的簡素だが広くつられている。その中心にあるいうに座ってもらう。テーブルをはさんで手前に俺とホワイト、奥にアーテクト艦長を挟むように座っている。
「それじゃ、改めて自己紹介をする。俺は本艦の艦長楠見健司だ。こちらは・・」
「副艦長のホワイトです。よろしくお願いします」
ホワイトには副艦長という立場に立ってもらうことにした。
「俺は、駆逐艦レスリオの艦長アーテクト・ペルシャだ。こちらは姪のアリシア。そしてこっちは副艦長のルモートだ。こちらこそよろしく頼む」
「あぁ、よろしく」
「早速だが、状況を説明してくれ」
さすがに別の宇宙から来ましたなんて言えはしないから、一部を隠して話そう。
「つまり、記憶が消えていていつの間にかここに来たってことか」
「そうだ、記録を見る感じでは空間跳躍中に異常をきたしたらしいが、わからん。それで直してもう一度跳んだら、やつらに絡まれたってことだ」
「なるほど・・・ん?そうなると、ケンジはこの宙域から来たんじゃないか」
そういって示したのは、一番最初にいた宙域だった。
「あぁ、その通りだ。なぜわかったんだ?」
「俺らはあの宙域で最初哨戒していたんだ。その時に不審な空間跳躍痕を見つけていたのでな」
空間跳躍痕を発見されていたのは想定外だったが、まぁ、何とかなりそうだ。
「なるほど」
「話は変わるが、奴らはお前が本当に殲滅したのか?」
「あぁ、ほんとだよ。何かまずかったか」
「いや大丈夫だ、3分の1とはいえ指名手配中のゲルト団の一味だ。俺らも手を焼いていたからな。それにしてもたった一隻で1個師団を殲滅したとは信じられないな」
「まぁ、そこらへんは秘密で」
「まぁ、どうやったかは知らんが、助かった。これについてだが本部で褒賞金が出るはずだから、本部に来てくれないか」
褒賞金が出るのはありがたいが、本部ってどこだ。
「本部ってどこだ?」
「あぁ、ここだ。テリトル星系、外縁部だ。俺らはここに駐屯しているんだ。ここなら傭兵の登録もできるしな」
傭兵はまた後で聞くとして、テリトル星系ならば目的地にしていたところだ。
「わかった。ついて行かせてもらおう」
「あぁ、頼む」
「そこまでよろしくな」
「もちろんだ」
そんな感じで初めての会談は終わり、彼らをレスリオへ見送った。
評価をぉ感想をぉくださいぃぃ。
なんでもいいのでください。 あと語彙力も。




