⑦再び平和に、、、
◆ 花屋、営業再開(※戦闘直後)
店内にはまだ花びらと火花の残骸が舞っている。ガラスは一部割れているし、棚は傾いている。
妹「よしっ! では営業再開しまーす!!」兄「おい、待て! 本能的に切り替えるな! 客来たらどうすんだよ!?」
妹、ガラス片を掃きながら「兄貴、大丈夫だよ。 **“おしゃれ系コンセプト雑貨カフェ”**って、だいたいこんな感じの内装じゃん?」兄「どんなカフェだよ!!」
彼女は静かに花束を整えながら、ふっと笑った。
彼女「看板、落ちてたよ」妹はそれを拾い上げ、マジックで何かを書き始め…キュッキュッ……(かなり勢いのある筆圧)
——そして堂々と掲げた。
【NEW】花と安らぎの店《Bloody Flower》〜悪の秘密結社から逃げてるカップルが経営しています〜
兄「消せえええぇぇぇぇぇぇッ!!!!!」
◆ 一方その頃 ——カウンターの下で……
割れた ICレコーダー が、ひとりでに起動した。
ピ……ピ――――……
《解析開始……》
【SYSTEM】信号捕捉発信源:不明暗号コード:〈Reaper_Protocol〉新たな追跡個体、起動準備
カチ……カチ……カチ……
妹のスマホが同時に震える。通知が1件。画面には、知らない番号でこう表示された。
「次は——もっと多人数で行く。 逃避行ごっこは終わりだ」
——妹はまだそれに気づいていない。
◆ 花屋の外
街はいつもの午後、穏やかな日差し。だが、ビルの屋上に黒いコートの影が立っていた。
「蜂女……必ず連れ戻す。今回は“遊び”では済まさない」
風が吹き、影は消える。
◆ 店内・のほほんモード
妹(風船を再び膨らませながら)「で? 初手手繋ぎしたのはどっち? 公式記録に残すから!」
兄「まだやんのかよおおおぉぉぉ!!!」彼女、花束を抱えたまま耳を赤くして、目をそらす。
――平和(仮)の中に、静かに次の戦いの足音が近づいていた。




