第十九章 変わる未来
「なんか外が騒がしいわね」
菊理の声に織瀬は顔を上げる。するとしばらくして、織瀬の耳にもかすかなざわめきが聞こえ出した。
「──倶知比古様、ご報告です」
「どうぞ。入って構いませんよ」
入り口をくぐった兵士は、いつの間にか天幕の内にいた二人の侍女にわずかに目を見張ったが、特に詮索することもせず、すぐに倶知比古に向き直って報告を始めた。
「戦は勝利したとのことです。間もなく龍守様たちもご帰還されます」
「そうですか」
「……よかった、龍守殿……」
胸を押さえて呟く織瀬を、菊理がちらりと見やった。
一方倶知比古は、柔らかな表情で兵に問いかける。
「龍守様はお怪我などされておりませんね?」
「はい。龍守様も鷹比古様もご無事です。しかし隼人様が……」
「……隼人殿?」
「隼人殿がどうなさったのですか!?」
織瀬ははっと眼を見開き、ほぼ同時に倶知比古も大きな声をあげる。二人の顔を交互に見やった後、兵が頭を垂れた。
「敵の弓から龍守様を庇い、一時気を失われたとのことで……。幸い矢傷はそれほど深いものではなく、すぐに目覚められたようですが……」
「……では隼人殿も無事なのですね」
織瀬はほっと胸を撫で下ろす。
「まあ隼人殿はそう簡単に倒れるかたではありませんからね。しかし龍守様を庇ってとは……結果的に織瀬姫様のご判断が正しかったようですね」
微笑む倶知比古だが、難しい顔のまま黙っている兵の様子に気づき、不思議そうに問いかけた。
「どうしたのですか。隼人殿が無事ならば、何の問題もないでしょう?」
「は、確かにそうなのですが……その、龍守様が……」
「龍守様がどうされたのです?」
「意識が戻ったといっても気絶するなど只事ではないから、一時桂州に戻り医師の診察を受けろと仰っているのですが、大丈夫だからと隼人様が聞かず……何というか、一触即発といった感じで……」
しどろもどろになる兵の報告に、織瀬と倶知比古は同時に溜め息をつく。
「その光景が目に浮かびますね、倶知比古殿」
「全くあの二人は……」
「メンドくさぁ……。あいつらって、いつもそうメンドくさいの?」
うんざりした顔で菊理が呟く。
「そういえば、あたしの兄貴もそんな感じだったけど……」
「あら。兄君がいたの、菊理?」
「……初耳だな」
織瀬は小首を傾げ、明瑠は怪訝な表情を浮かべる。菊理はそんな二人から視線を逸らし、わざとらしく鼻の頭を掻いた。
「あー……うん、ちょっとね……。それよりさ、その馬鹿二人の喧嘩止めに行ったほうがいいんじゃない?」
「それもそうね。今回は龍守殿の主張が正しそうだし……。倶知比古殿、私たちもご一緒してよろしいでしょうか」
「ええ、ぜひ。織瀬姫様の言葉なら、あの二人も耳を傾けるでしょう」
織瀬は倶知比古と二人の侍女とともに、龍守たちのもとへと向かった。
*
「だーかーら! 俺は大丈夫だって言ってんだろ! 誰に何と言われようとここを離れる気はねぇかんな!」
「黙れ、俺の目の前で気絶した奴が偉そうに吠えるな! いいからさっさと他の怪我人と共に桂州に戻れ!」
「絶対やだ!」
「子どもかお前は! ……俺は何もずっと桂州に居ろと言っているわけではない。一度診察を受け、異常がなければまた戻ってくれば良いだろう」
「そのあいだ誰がお前を守んだよ!」
「俺は子どもではない。自分の身くらい自分で守れる」
「はっ、俺がいなけりゃ背中から何本矢が生えてたかねぇ?」
「……お前、俺に喧嘩を売っているのか?」
「別にぃ? でもお前がどうしても俺を桂州に送るってんなら、腕づくでもここに残るけどな?」
「上等だ。それならば俺は腕づくでお前を桂州行きの馬車に叩き込む」
「いいぜ、やってやろうじゃねぇか」
拳を鳴らしながら火花を散らす男たちを目の当たりにして、織瀬はぽかんと口を開けそうになるのを寸でのところで堪えた。
「……あの、鷹比古殿。あの二人はいつからこのような状態なのですか」
「帰還までの道中を含めれば、かれこれ一刻ほど」
「……」
辺りには夕闇が落ち始め、西の空に宵の明星が登っている。このままでは夜明けまで言い争いが続きかねない。織瀬はひとつ溜め息を吐くと、静かに龍守と隼人のもとへと歩み寄った。
「……無事ご帰還されたようで安心しました。龍守殿、隼人殿」
「織瀬姫」
「姫さん……」
にっこりと微笑む織瀬に、二人は喉元まで出かかっていた互いへの罵倒の言葉を飲み込んだ。
実のところ、今まで龍守たちと行動を共にするなかで、織瀬はこの二人の言い合いには慣れっこになってしまっていた。一度始まってしまえば他の家臣たちが制止してもなかなか終わらないのだが、ただ織瀬の仲裁だけはときどき効くことがあった。
(一応私は皇女だから……多少は遠慮があるようね)
織瀬としては立場を笠に着るようなことは極力したくないのだが、そうでもしなければこの不毛な争いは終わらないだろう。
「隼人殿、伝令のかたから負傷した旨を聞きました。龍守殿の言う通り、一度診察を受けたほうが良いのではありませんか?」
「姫さんまで大袈裟だな。確かに気絶したのは自分でもびっくりだけど、あれは急いで馬飛ばしすぎたせいで貧血でも起こしただけだぜきっと。今は全然痛くもねぇし」
「それはお前の痛覚が馬鹿なだけだ。矢が貫通して痛みがないわけあるか。……それに、まだ腕も上がらんのだろう」
「そりゃそうだけど……。でも一晩寝りゃあ治るさ、このくらい」
「……腕? 隼人殿、腕を撃たれたのですか?」
「ああ、右腕をな。でもちゃんと手当ても受けたし──」
「右!?」
隼人の返答に、織瀬の顔からざっと血の気が引いた。
(まさか、この怪我が原因ということは……)
織瀬の脳裏に、前世で出会った澱んだ瞳をした隻腕の隼人の姿がよぎる。
「……隼人殿。その傷を見せてくれませんか」
「へっ? そんなもん見て何を──」
「お願いします、どうか!」
必死な眼差しで訴えかける織瀬を一瞥したのち、龍守が隼人に目配せをする。
「……隼人」
「別にいいけど……でも姫さんが見ても別に面白くねぇぜ?」
怪訝な表情を浮かべつつも、隼人は右腕から袖を落としきつく巻かれた包帯を解いた。そこから現れた傷口を目の当たりにし、皆が絶句する。
「……隼人。お前この傷で大丈夫だなどと寝言を言っていたのか?」
「ええ……手当てされた時はこんな色じゃなかったぜ。つーかグロ……」
矢傷自体も決して軽傷とは言えないが、その周りにいくつも広がる緑色の水疱が、この怪我の異常さを物語っていた。
「これは、ただの矢傷ではありません。おそらく毒が塗られていたのだと……明瑠、菊理!」
織瀬は振り返り、侍女たちの名を呼んだ。
「菊理、貴女は急いで華彰を連れて来て頂戴!」
「えっ……でも姫様のそばを離れるのは……」
「早く!」
「……もう、しょうがないなぁ。行ってきますよ!」
必死の形相の織瀬に溜め息をついたのち、菊理は姿を消した。
「明瑠、貴女は私と一緒にこの傷の解毒をお願い。── 倶知比古殿、水と清潔な布、それから一番強いお酒をご用意いただけますか。それとどなたか、今からお伝えする薬草があるか軍医殿に聞いて来てください!」
「かしこまりました、すぐにご用意いたします。そこの貴方たちは軍医殿のところへ行ってください!」
倶知比古は様子を見守っていた兵たちに指示を飛ばしつつ、自身も物資が保管されている天幕へ向かって駆けて行った。
緊張した面持ちで隼人の傷口を見つめる織瀬に、龍守が問いかける。
「織瀬姫、今華彰殿とおっしゃいましたか」
「はい。明瑠と菊理が皇宮から脱出する際、偶然華彰に会ったようで……。そこで華彰が同行を希望したので、一緒に連れて来たようなのです。さすがに戦場は危険なため今は近くの集落に留まっているそうなので、菊理に迎えに行ってもらいました」
「成程、偶然ですか……」
眉根を寄せる龍守の横で、隼人が無事な左手で鳶色の髪を掻き回す。
「何だか大袈裟なことになってきたな……。つーか騒ぎ過ぎ……」
「怪我人は黙ってろ。──織瀬姫、私にも何か手伝えることはありますか」
「では隼人殿が暴れないように押さえていてくださいますか。これがもし私が思っている毒ならば──」
「姫様。やはりこれは鴆毒かと」
懐から取り出した医術書を片手に、真剣に隼人の傷口を見つめていた明瑠が言った。
「私も鴆毒の解毒については華彰先生からお話を聞いたことがあるのみで、実際に行ったことはありません。しかし先生の到着を待っていては──」
「手遅れになるかもしれないわね。……龍守殿、私たちに解毒を任せていただけますか。少し痛みを伴う方法なのですが……」
「勿論です。本気で隼人に暴れられたら私ひとりでは押さえられませんので、あと数人助けが必要ですね。──お前たち、手を貸せ」
「はっ!」
龍守に紅い瞳を向けられた兵たちが三名、そばに参じる。
「織瀬姫様! ご要望のものをお持ちしました!」
そこに両手に物資を抱えた倶知比古と兵たちが戻って来た。
「……明瑠、言われた通りにやるわ。指示をお願いね」
「かしこまりました。しかし、鴆毒の解毒とは……滅多にない機会ですね……」
倶知比古から受け取った布と酒を使って小刀を消毒しながら、明瑠は微かな笑みを浮かべる。
「……大丈夫かなぁ、俺……」
次第に笑みを深くする明瑠 を見つめて、隼人が怯えたように呟いた。
*
月は天高く登り、頭上の天蓋には無数の星が煌めいていた。傷口を穢さないように髪や口元を覆っていた布をほどき、織瀬は安堵の息を吐く。
「……解毒は成功、よね……?」
「はい。お疲れ様でした、姫様」
「私は貴女の指示通りにしただけよ」
微笑み合う織瀬と明瑠の間で、隼人がすやすやと寝息を立てている。
「かなり痛みを伴ったはずですが、悲鳴ひとつあげませんでしたね」
「ええ、本当に強いかただわ。……龍守殿?」
眠る隼人を、龍守が憂いをたたえた眼差しで見つめている。
「龍守殿、隼人殿はもう大丈夫ですよ。今はきっと疲れて眠っているだけだと思いますから。念の為、華彰が到着したら診察をしていただいて──」
「織瀬姫、それと明瑠と言ったか……お二人に心より感謝いたします」
地面に膝を付く龍守に、織瀬と明瑠は慌てる。
「龍守殿。そんな、顔を上げてください……!」
「姫様に対してならともかく、侯爵が私に対して礼など不要です」
「いいえ、どうか礼を言わせてください。こいつは……隼人は、私にとって最も気を許せる友なのです。貴女がたのお陰で、私は友を失わずに済みました」
「龍守殿……」
織瀬は戸惑いを隠せない明瑠と目を見合わせる。顔を上げようとしない龍守がどのような表情をしているのか、織瀬はおぼろげながらも察せられるような気がした。
(前世の隻腕の原因を完全に取り除けたかまではわからないけれど……。隼人殿が助かって……龍守殿が親友を失わずにすんで良かったわ)
あのまま傷の状態に気づかず放置していれば、確実に腕は壊死してしまっていただろう。痛みなどの自覚症状がほとんどないままに、徐々に身体を蝕んでいくのが、鴆毒の恐ろしい特徴なのである。
もし武人である隼人が利き腕を失えば、本人の意思がどうであろうとも、戦場に──龍守のそばに留まることは出来なかっただろう。
(もしかして前世の龍守殿と隼人殿のよそよそしさや、龍守殿のあの冷たい瞳は……隼人殿の怪我が原因だったのかしら)
そうであるならば、隼人を助けることで図らずも龍守の簒奪者としての芽をひとつ摘むことができたのだろうか。
「……姫様。私は鴆毒など書物でしか見たことがありませんが、姫様は隼人殿の毒がそれだとよくお分かりになりましたね。所望された薬草も的確でしたし……」
「私も鴆毒など伝説のなかだけのものと思っておりました。まさか実在するとは」
感心したように言う明瑠と龍守に、織瀬は曖昧に微笑む。
「……昔、この毒で亡くなったかたを暴室で見たことがあるのです。皇太后陛下の不興をかった女官でした」
その一言で全てを察したのだろう。龍守と明瑠が眉を曇らせた。
沈黙が天幕のうちを覆うが、
「姫様! ただいま戻りました……ってあれ? あんた何で姫様と明瑠に跪いてんの?」
重苦しい空気は突如響いた溌剌とした声によって、瞬時に霧散した。
「菊理殿……! 入る時はせめて一言かけてください……!」
「ええーメンドくさ。あんた倶知比古っていったっけ? 細かい男はモテないわよ」
「そういうことではなく……!」
「おやおや、賑やかですね。……しかし、この様子だと私は不要でしたかな?」
倶知比古の後ろから、壮年の男が顔を覗かせた。陣中にも拘わらず、白髪を一分の隙もなく結い上げている。
「華彰先生!」
明瑠がぱっと顔を輝かせてその名を呼ぶ。
「明瑠殿、処置は終わっているのかな?」
「はい。姫様に手伝っていただき、すでに終えております。ただ鴆毒の解毒は初めてでしたので、先生にも見ていただきたく……」
「ああ、それはもちろん見せてもらおう。しかし鴆毒とは珍しい……一体どこで手に入れたのか……」
眠る隼人の傷口を覗き込む明瑠と華彰を見やり、菊理はうんざりしたように肩を竦めた。
「あいつら医学のこととなると、ちょっとおかしくなるわね……って、ん?」
菊理はきょろきょろと周囲を見回す。
「あれ? 姫様どこに行ったの?」
「織瀬姫様なら、先程龍守様とともに外に出て行かれましたよ」
「はあ? 何それ、全然気づかなかっ──」
慌てて天幕の出入り口に向かおうとする菊理の行手を、倶知比古が阻む。
「ちょっと何すんのよあんた! 退きなさいよ!」
「龍守様は織瀬姫様とお話しがあるそうなので、邪魔をしてはいけません」
「あんな女誑しと姫様を二人っきりにしておけないでしょ!」
「それは誤解です。龍守様の場合、万事において来るものは拒まないのがそう見えるだけで、決して女性に対して見境がないわけではございません。織瀬姫様に不埒なことをなさったりはしないはずです──たぶん」
「たぶんって何よ! ああもう、姫様!」
菊理の叫びが、天幕に響き渡った。
*
「龍守殿。隼人殿のそばについていなくてよろしいのですか?」
満月の下で煌めく金の髪に向かって、織瀬はそう問いかけた。振り返った龍守が、足を止めてその問いに答える。
「ええ。貴女と明瑠の処置のおかげで大事には至らなかったようですし、華彰殿が診察してくださるなら安心でしょう」
「そうですか」
外に連れ出された意図が分からず首を傾げる織瀬に、龍守が微笑みかける。
「申し訳ありません。天幕のなかではゆっくり話も出来ぬと思いまして」
「あ……いえ、私は構わないのですが……」
慌ててかぶりを振る織瀬に、龍守は眼を細める。
「貴女が隼人の怪我が只事ではないと気づいてくださったお陰で、私だけでなく我が軍全体が救われました」
「龍守殿……」
「あいつは私にとって友であると同時に、我が軍にとってもかけがえのない武人なのです。あいつを慕っている兵も多くおりますから」
どくん、と大きく織瀬の心臓が跳ねた。星影すら霞むほどの月光のなかで微笑む龍守は、これまでに見たことのない優しげな表情をしていた。
(この人……こんなふうに笑えるのね……)
龍守が夜空の下に連れ出してくれて良かった、と織瀬は思った。燭台の炎が照らし出す天幕のなかでは、織瀬の今の顔をはっきりと見られてしまっただろう。
「貴女は不思議なかたですね、織瀬姫」
「え?」
「その知識もさることながら、皇族にも拘わらず血の穢れに触れることも厭わず……我が軍の者たちにも、分け隔てなく接してくださっている」
「それは……」
織瀬は眼を瞬かせる。
「感心していただくほどのことではありません。知識に関しては、私は皇宮でもほとんどやることがなくて、書物を読んでいるうちに身についただけですし……。それに私のほうこそ、皆さんが気さくに接してくださるので感謝しているのです」
「……本当に、貴女はご自身の魅力に無自覚ですね」
「え……」
それはどう言う意味ですか、と問いかけたかったが、なぜか胸が詰まるような感覚がして織瀬は言葉を紡ぐことが出来なかった。
「華彰殿が皇宮から脱出する貴女の侍女たちと出くわしたのも、おそらく偶然などではありませんよ。彼は貴女に期待していると言っていました。心から橘花国の未来を案じている貴女を」
「華彰が、そのようなことを……」
「貴女は決して取るに足らぬ存在などではありません。……もしかしたら本当に未来を──歴史を変えてしまうかもしれない」
「龍守殿……」
胸の動悸が速くなっていく。それが龍守に言われた言葉の内容によるものなのか、それとも龍守にそれを言われたからなのか──織瀬には判断がつかなかった。
「──天幕のほうから貴女の侍女の声が聞こえますね。そろそろ戻りましょうか」
「あ……はい」
踵を返す龍守の背を、織瀬は慌てて追った。
天幕に戻ると、倶知比古に詰め寄っていた菊理が弾かれたように振り返る。
「この金髪野郎、何勝手にうちの姫様連れ出してんのよ!」
「く、菊理……その言い方は……」
嗜める織瀬に構わず、菊理は龍守を睨みつける。龍守は可笑しそうに喉を鳴らしながら、
「少し話をしただけでそう怒らずとも良かろうに。……それはそうと菊理。華彰殿を連れて来てくれたこと感謝する」
菊理に向かって、軽く目礼した。菊理は呆気に取られて口を開ける。
「なっ……あんたってお礼言える奴だったの……!? それにあたしの名前覚えてたんだ……って言うか、あんた姫様に変なことしてないでしょうね!? なんか姫様顔赤いんだけど!」
「えっ……!?」
「さて……それは俺と織瀬姫だけの秘密だな」
「この野郎、うちの姫様を誑かしやがって……!」
「もう……! お願いだから菊理やめて頂戴! 龍守殿も誤解を招くようなことは言わないでください!」
龍守の笑い声に、あたふたとする織瀬の声が被さった。




