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さいごの日

「教えてよ~」

一体何を教えろ、というのだ。私は今日しにま~す、といえばいいのか。それともそれよりも先に私は未来がみえま~す、といわなければならないだろう。これをどう説明しろというのだ。普通の人でも難しいのに、この物分りの悪いやつに教えろ、などなおさらだ。

「はあ・・・一体どうしろと・・・」

つぶやいた声は優の耳には届かず、昨日のテレビのことをいろいろ話している。いや、一方的だから語っている、のほうが適切か。教室に着き、自分の机に着く。準備をして時計を無意識に見てしまっていた。私は今日の16:47に公園から少し離れたところで殺される。時間が分かっているからどうしても気になる。

授業は全く聞かないで手を頬にあて考える。一体私がいなくなった世界はどうなるのだろう。と。

全く聞かない授業がどんどん終わっていく。そして弁当を食べ午後の授業が始まる。

「はあ・・・」

一体生まれて何回ため息をついたのだろう。1年で1000回は軽く超えているだろう。そんなことを考えていると、手紙が回ってきた。私宛だ。中を開けるとあまり、きれいとはいえないような字でこう書かれていた。

[美代、今日はどうしたの~?何か悩みでもあるのならこの私―優に何でも言ってくださいな~優より]

である。“~へ”、はないのに“優より”、があるのは優だけの特徴なのかもしれない。私が言ったところで変わるわけがない。だが、私はノートを破って書いた。帰り道嫌な予感がする、と。それを優に届くようにまわしてもらうようにたのんだ。そしたらまた回ってきて

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