7話・学園への道のりは意外と険しくない!?
「とはいえ実習研究学部ってどうやって入るんですか?」
「実はですね、ナオ様に関しては王立学園の自然学部に出願すれば入れると思うんですよ」
「確かあの学部へ入るには自身の能力を示せばいい。それだけだったわよね?」
「はい。基本的に王立学園では面接試験、筆記試験、魔法試験、剣術試験そして、研究試験があります。受験では一次試験の筆記、三次試験の面接を除いた試験のどれか一つを選び二次試験とします。つまり全てで三回の試験があります。志望したそれぞれの学部で最も優れている上位30名を合格として入学が許可されます。しかし、実習研究学部は志望することが出来ません。というのも全学部の試験の中でも特に飛び抜けて優秀だった受験生に学園側がオファーをするのです」
「つまり、この国でそれぞれの分野において最も優れた人達の中から頭ひとつ飛び出ていかないといけないということね…」
「はい。ですがナオ様の場合お部屋にある研究資料を論文にして提出されれば研究試験として最上位の評定が得られるかと」
つまり二次試験は問題なしと。実習研究学部に入るためには一次試験の筆記と3次試験の面接か…うーん…前世だと筆記試験は全然ダメダメだったからなぁ…ぁってほら?知っていることを聞かれて答えるだけなんて飽きちゃうじゃん?
「筆記試験…先生、無理かもしれません…」
「ナ、ナオ様!?どうなさいました!?」
「その…筆記苦手なんです…精神的に無理と言いますか嫌いと言いますか…」
「はぁ…ナオ!そんな状態じゃ自分だけの魔法を作るなんて夢のまた夢の話よ?それに今から8年も時間があるんだからなんの問題もないわ」
「リリア…うん!そうだよね!弱気になんてなってられないよね!」
魔法っていう未知を1から知り尽くそうとしてるのに弱気になんてなってられないよな!
「先生!筆記試験!徹底的に叩き込んでください!なんでもやります!絶対受かります!」
「もちろんですよナオ様。ですが試験練習の前にまずは基本的なことを学びましょうね?」
「は、はい…」
か、顔が!熱い!いや、そうだよ。基本も何も知らないのに出来るわけないよ…焦りすぎた…あんな大声で恥ずかしくなってきたわ!
「プフフ…ナオ、恥ずかしくなってるでしょ?」
「べ、ベツニソンナコトナイッスケド?」
「語尾がおかしくなってるわよ…プフフ…」
うおーーーーー!なんだこの恥ずかしさ!でもそれはそうとしてリリアに揶揄われるのは悪くないかも…
って!何考えてんだ俺!!あれか?よくある精神が体の年齢に引っ張られてるみたいやつか?
「それではまずは魔法の基礎から少しずつ進めていきましょうか。では、今日の授業を始めます」
「「はい!!」」
それから2時間、しっかりと基礎を学びましたとさ…
読んでくださってありがとうございます!
誤字脱字などがありましたら教えていただけると嬉しいです!(コメントや反応もお待ちしてます!)
不定期更新になるので書けたら上げていくので気長に待っていただけたら幸いです。
学園について細かい設定です。入学は10歳からで、5年制学校になります。アルムス王国におけるエリート街道の入り口、世界の中でも5本の指に数えられる研究力を持った学校です。5年生終了後は同学の研究院に進学するまたは、国の官僚になることが多いです。




