表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界科学  作者: ふとん
第二章•公爵邸
PR
18/23

3話•実験室と金属

部屋を出て地下室へ歩くこと5分。俺達は3つの部屋がある地下の廊下に来ていた。


「この1番右の扉がナオの実験室よ」


リリアがそう言うと扉を開けて中へと促す。


「おぉ!すごい!」

「ふふふ、この部屋の設備は自由に使っていい。ただし、危ないことは10歳になるまで禁止ってお父様が」

「うっ…分かったよ…」


実験室は中央に大きな机、机の周りに棚や換気口などがあった。棚の中には薬剤や金属などと実験器具が入っていた。


すっごいな。この実験室試験管とかビーカーとかは魔道伯家にもあったけどビュレットらしき物とかまだあるぞ!それに広い!大分下まで降りてきてたけどその分天井高い!


「ありがとう!リリア!」

「えぇ。そ、れ、で!!何を実験するのかしら?」

「うーん。あ、それじゃあこの部屋にある金属について調べてみようか」

「金属?鉄とかミスリルとか?」

「うんうん。魔道伯家にいた時もあったんだけど触らせてもらえなかったからね…」

「そりゃあ、鉄とかはともかくミスリルなんか高すぎて2歳児に触らせるわけないでしょ…」

「でもリリアは用意してくれてるんでしょ?」

「それはもちろん。魔力を帯びている金属なんて魔力を解析したいあなたのために私が用意しないなんてことないでしょ?」

「さっすが公爵令嬢様!」

「むっ…なんかその顔腹立つわね」


いやいやー。ソンナハラタツカオナンテシテナイヨ。

ともかくミスリルだ!ミスリルは魔力を帯びた金属。武器や防具なんかに使われる最高級の材料だ。なんでもミスリルは魔力の伝導率が高く魔力を纏って戦うのが基本のこの世界ではかなり優秀な素材なんだとか。でも待って欲しい!そもそも魔力を帯びた金属ってなんだ?というかミスリルは金属って本当なの?この世界特有の元素なのかな?それとも合金なのかな!


「よっし!まずはミスリルの基本情報をまとめてみよ」

「えぇ。ミスリルは魔力を持った金属で魔力の通りがものすごくいいわ。さらに、加工方法は鉄などから作る時と同じ、特別な工程を必要としてないから素材の価値はかなり高く今は1グラムあたり、銀貨1枚程度。10000アルムスくらいね」

「うぇ!そんなにするの!?この実験室に置いてあるやつさっき持ってきたけど明らかに30グラムはあったよ!?」


確かジャガイモが1キロで大銅貨5枚とかだったから500アルムス。日本円だと300円から500円くらいなので、1アルムス1円くらいか。と言うことは1グラムあたりのミスリルは一万円、30グラム以上あったこの部屋のミスリルは30万円越え!?公爵家やべぇ…


「ほ、本当にこれ自由にしていいの…?」

「えぇ、私のお小遣いで買ったし問題ないわよ」

「え!?リリアの!?」

「何驚いてるのよ?この部屋の設備やあなたの私室の物なんかも全部私が買ったものよ?」

「うぇ!?リ、リリアいくら持ってるんだよ…」

「だって!欲しいものとかあんまりないしもしあっても気づいたらお父様が買ってるからお小遣い使うことがないのよ…だから気にしないで使ってちょうだい」

「いやいやいや!気にするでしょ!この部屋にあるものだけでいくらすると思ってるの!」

「むぅぅ…なら!私を楽しませて!あなたの研究で私に新しい知識を教えて!それが1番の報酬でありお礼なのだから」

「あ…うん。分かったよ。リリアが楽しんでくれるよう精一杯やるね」


リリアは公爵家に誘ってくれた時も自分の婚約者という立場を僕にくれた。この部屋だって全て合わせたら何百万とするだろう。リリアはこんなにも俺に与えてくてたんだ、少しでも返していかないとな。

読んでくださってありがとうございます!

誤字脱字などがありましたら教えていただけると嬉しいです!(コメントや反応もお待ちしてます!)

不定期更新になるので書けたら上げていくので気長に待っていただけたら幸いです。


流石公爵家、大国を管理する一族だけあって経済力がすごいですね…剣にミスリルを使うとしたら材料費だけで一本一千万円くらいになります…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ