2話•新しいお部屋
何事もなく検問を抜け王都に入ると待っていたのは3,4階建のレンガなどから出来た家がたくさん並んでいた。中世の街並み、しかし中世とは違い街には魔道具によって光る看板など所々現在の地球に似たところもあった。
うっわぁ!すっごい!なんと言うか今の地球に残ってる中世の街並みみたいな感じかな?魔道具があるから街灯の整備が進んでて現代感があるな。
「王都へようこそナオ様。これより公爵邸へ向かいます」
「はい!」
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40分後
「ようこそ!公爵家へ!歓迎するよ、ナオ君!」
「お久しぶりです。キルスおじさん」
「おぉっと、ナオ君、キルスおじさんじゃないよ?手紙に書いたように?」
「うっ…キ、キルス父さん…」
「うん!」
「ふふふ、主人がごめんなさいね?初めまして、私はイレイナ•アイ•カトリア、リリアの母親よ。よろしくね新しい息子君」
「よ、よろしくお願いします。イレイナさm…」
「うん?」
「イ、イレイナ母さん」
「よく出来ました」
「あの、ところでリリアは?」
「あぁ、リリアならナオ君の部屋の用意に気合いを入れすぎてね、その、力を入れすぎて恥ずかしくなってるみたいなんだ」
「リリアちゃんあんなに楽しそうに用意してたのにねぇ。後になって恥ずかしくなっちゃうなんてあの子も乙女ね」
「君に似たんじゃないかな?」
「キルスよりは度胸あると思うわよ?」
な、仲良いなこの二人…父さんと母さんみたいな甘々な感じだけじゃなくて息がピッタリだ。
「旦那様、奥様、そろそろナオ様にお食事を」
「おっと、すまないね。この人はうちのメイド長を務めてくれてるミシロだよ」
「初めましてナオ様、ミシロと申します。以後よろしくお願いします。カトリアさん、ここは引き継ぎますから食事をとって休憩してきてください」
「了解です。メイド長」
「よろしくお願いします。ミシロさん」
ミシロさん和風美人だな。俺と同じ黒髪黒目で、めっちゃ真面目そうな感じ。
「こちらへ、お食事の準備ができております」
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ふぅ。いやーさすが公爵家だね…屋敷内に置いてある調度品一つ一つが見るだけで高いものだって分かるし料理もめっちゃ美味しかった。いや、魔道伯家もすっごい美味しかったけど魔道伯家はたまに魔道具の実験とかでよく分からない食べ物が出てきたりしてたからね…
「えっと、もらったマップによるとここかな」
2階にある一部屋のドアを開けると
「待ってたわよ、ナオ」
そこには日差しに照らされて白い髪を靡かせる美少女が立っていた。
「リリア!久しぶり!元気だった?」
「ちょ、ちょっとナオ、落ち着いたらどう?」
「あ、ご、ごめん。リリアに会えたのが嬉しくてつい…」
「なぁ…!コ、コホン。改めてようこそ、カトリア公爵家へ。この部屋はナオの私室として自由に使ってもらって構わないわ。それから地下に実験室もあるから後で案内するわね」
「うん。リリアが用意してくれたって聞いてる。ありがとう」
「なぁ!お父様ね…!」
リリアが用意してくれたこの部屋にはクイーンサイズはあると思われる大きなベッドやクローゼットに大容量の本棚、室内栽培用の植木鉢やジョウロまで用意してくれていた。そして特に気になったのが、
「なんで机が二つあるの?一個は僕のデスクとして周りに収納とかもあるけどもう一つは大きめの机と椅子が2つ…」
「そ、それはその…い、一緒に勉強とかレポートとか出来たらいいなって…」
そう言うリリアの顔は少し赤くなっていて2歳とは思えない美しさと可愛さの両立があった…
「リ、リリア!やろう!たくさん研究しよ!」
「えぇ!さ、次は地下の実験室よ」
こうして俺達は新しい俺の部屋を離れて行った。
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うーん!リリアちゃんが可愛い!人見知りで恥ずかしがり屋なところがありますが相手のために出来ることを!っと気遣いと優しさで溢れています。そしてナオ君!君はストレートすぎるよ!




