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ブラック・エンジェル・ユニバース  作者: Leon Black Angel


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82/204

黒き天使 第三章 – 第82話 「鉄の兄弟 vs 鋼の姉妹 ― トーナメント開幕」

第三章が始まりました。

ここまで読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます。

いよいよトーナメント編が開幕します。

これまで積み重ねてきた戦い、葛藤、絆――すべてが試される舞台です。

この章では、力だけではなく、それぞれの信念や覚悟も描いていきたいと思っています。

誰が勝ち、誰が敗れるのか。

そして、その先に待つものとは何なのか。

少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。

それでは、第82話――開幕です。

惑星K11。

死んだ砂漠の上に、巨大な闘技場が浮かび上がっていた。

人工の光が夜を切り裂き、透明な防御結界が淡く輝く。

六つの組織の観客席が空中に展開し、重低音の歓声が大地を震わせていた。

ついに――

トーナメントが始まる。

ララは腕を組み、レオンを睨んだ。

「負けは許さないからね。集中しなさい。」

レオンは苦笑する。

「はいはい、分かってるって。」

少し離れた場所で、リウが笑う。

「リー、あの二人に勝ち目はあると思うか?」

リーは視線を闘技場から外さない。

「もしあいつがあの程度に負けるなら……俺が終わらせる。」

リウは肩をすくめる。

「厳しいな。」

影の中では、ダリオが低く呟いた。

「ようやくだ……必ず叩き潰す。」

VIP席ではロード・ヴァロンが静かに微笑んでいる。

王が闘技を見下ろすかのように。

◆第一試合

中央にホログラムの司会者が現れる。

「西側より!鋼鉄の生存者――鉄の兄弟、カルガン&ドルヴス!」

地面が震える。

巨体がゆっくりと入場するたび、観客席の空気が重くなる。

「東側より!オメガ所属、鋼の姉妹――カオリ&A-07!」

俊敏な足取り。

蒼いエネルギー刃が光る。

A-07のピンク色の瞳が点滅する。

ゴングが鳴り響いた。

◆激突

カルガンが突進する。

金属の拳が空気を裂く。

カオリは回避し、青い刃で反撃。

火花が散る。

ドルヴスの蹴りが炸裂。

A-07が衝撃を吸収し、砂嵐を巻き起こす。

観客席がざわめく。

レオンは目を細めた。

「力だけじゃない……」

◆必殺技

兄弟が同時に拳を地面へ叩きつける。

地震のような衝撃波が闘技場を走る。

「同期開始!」

カオリとA-07が跳躍。

交差する斬撃。

青と桃色の爆光が炸裂する。

リーは低く言う。

「……まだ立つか?」

◆決着

最後の一撃。

光の砲撃と、地震衝撃が正面衝突。

白い閃光。

沈黙。

砂煙が晴れた時――

立っていたのは、鉄の兄弟だった。

カオリとA-07は膝をつく。

「勝者、鉄の兄弟!」

歓声が爆発する。

◆余韻

ララが拍手する。

「いい試合だった。」

レオンは静かに呟く。

「……あれと戦うのか。」

ダリオは冷たい目で見つめる。

「誰が勝とうと関係ない。」

ロード・ヴァロンが微笑む。

「本番はこれからだ。」

その時。

巨大なスクリーンが再び光る。

次の試合カードが表示される。

ゆっくりと浮かび上がる名前――

「レオン」

観客席がざわめく。

レオンの鼓動が一瞬止まった。

――相手は。

(続く)

第82話を読んでいただき、ありがとうございました。

ついにトーナメントが始まりました。

今回は開幕戦として、鉄の兄弟と鋼の姉妹の戦いを描きました。

ここから物語はさらに加速していきます。

レオンたちの戦いも、すぐそこまで迫っています。

毎日少しずつですが、ブラジルで働きながら物語を書き続けています。

通勤のバスの中や、夜の静かな時間に物語を紡いでいます。

日本の皆様に少しでも楽しんでいただけたら、それだけで大きな励みになります。

もしよろしければ、感想や評価をいただけるととても嬉しいです。

今後とも『黒き天使』をよろしくお願いいたします。

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