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第124話 私、ロウの言葉の表現を吟味する
「足元にご注意ください」
そう忠告しつつ、私と晶露様は目的地である井戸の前で下ろされた。
「おお!なんか気持ちがいい!」
ロウが晶露様の頭上からぱたぱたと飛び立ち、空の散歩に出かけた。
自由である。
またロウは言葉を覚えたことは大変喜ばしいことである。
ただ、どうも感覚的表現を使うことが多い。
なんかとは、なにか?
できれば具体的表現を心掛けて欲しいのである。
異能について参考にしたいことがあっても、ビビッとしたとか、ニューと漏れ出たなどであると把握することが難しいのである。
参考になるようでならない。
妖精は人間より感覚で異能を使うのかもしれない。
それならば無理からぬことなのか。
私としては、わずかでも異能を伸ばすヒントを掴みたいので、ロウに頼んでみてこともあったが、あまりうまく伝わっていなかった。
これはこちら側が理解するように、努めねばならぬということか。
妖精であるロウは、元より異能を使用するのがうまい。
そして私よりもその異能の容量は高い。
更にゆりのきの巨木からの良気を受けたことによって、より成長を遂げている。
異能においては、また先を行かれた。
悔しくなんかない。ないのである!
短っ2!!




