第117話 私、ひとまず学園生活は脇におく。メインは別である
さて、私は学校を有意義に過ごすのは、自明の理であるが、それだけではない。
私がこの学園に通うきっかけとなったといっても過言でないであろう人物、晶露様のことも忘れてはいない。
晶露様の成長を願い、更なる経験を積んでいただく為に、ある計画を実行する必要があるのである!
それはひいては私の有意義な経験にもなりうるのであるからな!
弟君にかこつけて、自身の好奇心を満たしたいのが第一であろう!と前世の親友にそしりを受けそうである。
甘んじてそれを受けようではないか!
足踏みは不要!前進あるのみである!
具体的に記するならば、それは若君から発令された外出禁止令の撤回を求める行動である!
全面解禁は難しいまでも、更なる緩和を望んでも良い時期なのではないか。
私が小学部2年に進級したこのタイミングで、若君に具申するによい時期であると私は考えるのである
若君の外出禁止令には期限が区切られていない。
その為、先だって私の地道な交渉の上で、我が家への外出の許可は下りた。
そして約半年以上、問題は起きていない。
この実績を元に、更なる約定緩和を願い出ようと思う。
遠出は無理であろうが、本家の近辺、我が家以外の近場の外出の許可をもぎ取ろうと画作している次第である。
半年以上の長き間、私と晶露様は我慢をしてきた。
それを晴らす時期が来たのである。
私は是が非でも、近場の外出許可をもぎ取ろうと決意を固めている次第である。
もう未実行のしおりだけが増えて行くのに、我慢できないのである!
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