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転生忍者天外屋法市  作者: 萩武


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第24話 間流忍法娘山嵐

 間忍はいらいらしていた。

 スーパーでのバイトが終わって帰るところだった。

 夜道を一人で歩いていた。

 公園の中を通ると近道だったので公園を歩いていた。

 スーパーで何かと文句を言ってくる中年の男性客がいたので腹が立っていたのだ。

 公園の中で3人の高校生みたいな少年達が喋っていた。

 「ちょっと、そこのきれいなお姉さん、僕達と遊びませんか?」

 時々こういうのがいるのだ。

 いつもなら無視するのだが、今日はストレスが溜まっていた。

 「ねえ、お姉さん、お話ししましょうよ」

 少年達が忍の前に立ちふさがった。

 「いいわよ。激しく遊んであげるわよ」

 忍はニタっと笑うと、長い黒髪を右手でささっと払いながら背中から黒い長い鞭を取り出した。

 少年達の目が一瞬泳いだ。

 「ねえ、君達さあ、嵐の女王様ごっこって知っているかな?」

 忍がぴしゃりと黒い鞭で地面を叩くと少年達は震え上がった。

 忍が黒い鞭をクルクルと回し始めた。

 すると小さな竜巻が発生して少年達を宙に持ち上げてグルグルと回し出した。

 「間流忍法娘山嵐!」

 忍がそう叫ぶと、小さな竜巻はさらに激しく少年達をグルグルと回し続けた。

 「助けてくれ~!」

 少年達は何が起こったのかわからず混乱していたのだ。

 「ははははは」

 忍が楽しそうに笑った。

 すう~と、ストレスが発散されていく感じだった。

 「若い娘をからかうとこういう目に合うのよ。わかったかしら」

 「わ・か・り・ま・し・た」

 少年達は恐怖に震えながら叫んだ。

 竜巻が消えると少年達はへなへなと座り込んだが、忍と目が合うと突然転がるようにして逃げ出した。

 「ほほほほほ、面白かったわ。ああ、すっきりした」

 忍は何事もなかったかのような顔をして歩き出した。

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