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追想の逆行 7
「わ、笑えない冗談を言うな! 俺を侮辱してるのか?」
「いえいえ、そんなことはしていませんよ? あくまで可能性の話しですから」
揺さぶりは効いている様で、さっきよりも言動が弱々しく感じてしまう。
「人を殺したことはありますか?」
「さっきから何が言いたいんだ! 意味が分からない!」
「黙って聞きなさい!」
十中八九、私はクラリアが反乱軍「エイドス」のリーダーであると睨んでいる。
グレイと私を見た途端に婚約破棄を宣言していたり、グレイに対する当たりの強さ。
それを加味すると、どう考えても怪し過ぎる。
確信を突く言葉を彼にプレゼントしよう。
「貴方は反乱軍『エイドス』のリーダー、マルス・レインで合っていますよね?」
私はニヤリと口角を上げて、毒牙を振り下ろした。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!
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