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閑話 黒潮衆

少しエッチ回でし!

 私達は隠密に生きるモノ。


主が望むことを行い、敵を気づかれず始末し、情報を操作せよ。

闇に生き闇に消えろ。

それが洗礼式で聞いた伝統だ。


私達は三人エーリス様の影としてイリア島で育って来た。イリダ、ザハロ、キリニ。

レグナム神国で様々な暗躍をし、国の為と任務を遂行する。


私イリダは情報を抜く催眠が多い。

記憶の糸を吸い取り有益な情報を取る。


ザハロは音を消す加護を。

ペルセポネーの加護を持ち心の持たない蟲を操る。


キリニは変装が得意だ。

アレトゥーサの加護を持つまさに見分けがつかない分身に。身体を変える”変態”に近い。

最強なのだが、口下手なのですぐにバレる。


三人が三人揃う事はあまりない。

ジェノヴァの赤の宮殿に集合。

それは四年振りの事であった。


「皆。久しいな」


「はっ!エーリス様も健全そうで何より」

「エーリス様昔見たいですね。髪切ったのです?」

「・・あう」


「今日はそなた達に重要な知らせを。私は(あるじ)を選んだ。何処の国でもない。シューリヘト様、いや神の子に付く。今はシュリンプと名乗っている」


皆が息を呑み。。事の重要さが伝わる。

「あのレグザの救い神。。」

「見つかったのですか?」

「・・・」


「ああ。だが本人は記憶を失っている。また姿形も変わらぬまま。。私は側で支えたいのだ。祖国に借りではなく。自分の意志で」


「そこまで言うのでしたら。私共は着いて行くだけです」

「もちろん。エーリス様のお役立ちができれば」

「・・あい」


それからシュリンプ様に合わしてもらい。

実力を知るために手合わせをした。

それはもう。。三人がかりでも敵わない。


「イリダ。まだまだです!ほらウォーターボール!」


「きゃっ!」


死角より飛び出る水球は避けたと思っても自在に動く。それが30も浮かんで。。何より時々本物のスライムが紛れとても強い。


「グハッ!」 「・・ひやい」


そう。悔しいのはスカートばかり濡らされるのだ。パンツびしょびしょ。。


「フハハハ!久しぶりに盛り上がりました!」


すっーと眼の前にエーリス様が入り。

手を重ねトーンと押す。

がくん!っとシュリンプ様が足を崩し尻もちをつく。


「あれ?力が。。ん?エーリス何しました?」


「ええ。重手(かさね)という奥義です。シュリ様が調子乗ってましたので失礼」


「ふむ。魔力を送りつつ押し込む感じですかね?」


「・・逆ですが。ほぼ正解です。ただ懐に入れる事、魔力を合わせることと容易ではありません」


 重手(かさね)はまず相手に触れ魔力の質を測る。

 次にその手より魔力で相手の魔力を弾く。

 重ね手を合わせ自分の魔力を入れ込む。


単純であるが、魔力は主に自分で生成されるので、人の魔力が入る瞬間、違和感や先程みたいに力が抜ける。同瞬間で行なう事は奥義と呼べるだろう。


「なるほど。反撃だっ!イケっアク!」

『クー・・』

触手で捕まえさそうとしたら動かない。

アクがジト目で見る。。触手プレイはだめか。


 私達はシュリンプ様と時々手合わせを行なう。大体パンツびしょびしょだが。もぅ。エロガキめ。



□□□


とある港に着いた時だ。長期航路の為私達は久しぶりに全員呼ばれていた。船が好きなのか、海が好きなのか。

(あるじ)は先端によく立ち波を見ていた。

少しだけ大人に見えた横顔。


(あるじ)シュリンプ様より任務を伺う。


「ええ。なるほど。これは良いもの香りがぷんぷん。エーリス!暗躍の時です!」


「はっ!主に適うものを!散れ!黒潮衆よ!」

「「「ハハッ!」」」


私達は黒潮衆と名付けられた。


プルトゥゲザ王国のリスボン港。

大都会の中で売れそうな珍しい物を探す。

なかなか楽しい任務だと思う。


実際シュリンプ様は誰々を殺せとか、爆破させろの類いは命令しない。


「そんな事したら神の加護が怒るでしょ!」


と。なので商会相場や他国情勢など情報系が多いのだ。この一年は平穏な年だった思う。ザハロは東ゴードに潜伏で病んでたけど。


ともあれ喜ぶ物か。。

シュリンプ様は基本奇抜な物を好む。

付き合いや商品からも間違えない。通常ではアズレージョ(タイル画)などだが面白味がないからな、うーん。。。




    ☆☆☆☆☆


「それでは!皆何を持って来たかな?」


「はい!私は高給な”ピンク塩(アヴェイロ)”と”パシュテイシュ(エッグタルト)・ドゥ・ナタでし!超美味いです」


「ほうほう。流石食いしん坊ザハロ。良き良き♪」


「私はフィリグラーナ(ハリガネ細工)と金平糖です。この金細工は値が張りましたが、ブレスレットや髪飾りに如何でしょう。店も数件見繕っております」


「うんうん♪イリダは商会の事も考えて♪いい子いい子♪キリニは何買って来たのかな?」


「・・コックリング。(あるじ)エッチだから」


空気が止まった。。

黒潮衆とエーリスはもちろん知ってる。

だがシュリンプ様は興味深そうにそのリングを手に取り考えてた。


「何かの骨かなぁ〜毛も着いているし。。お守りみたいなもの?」


コクリとキリニは頷く。いや、違うから!

キリニはまたゴソゴソと木の棒を。。


おい待て、それモロだろ!アウト!アウト!


「・・こう付ける。女の娘気持ちいい♪」


リングを木の棒にずっこんずっこんはめて。。

もう止めて!誰か止めてぇ!


「・・アハハ。。僕には早いかな〜」


「ん?実戦してみる?(あるじ)?」


  キリニはお祈りをしていきなり服を脱ぐ。


  慎ましやかな乳房がみるみる大きく。。


  身長も伸び全体に丸みを帯び変化をし。。


   「「「いい加減にしろ!」」」


エーリスを含めた三人から怒られ、キリニはなんで?って顔をしたままボコボコにした。


「全く!シュリンプ様も裸に見惚れないでくださいまし!」


『クークー!』

「グハッ!アク。。俺何も。。」


そんなこんなでなかなかのキリニの暴走っ振りだった。

ちなみに一位は私とザハロが同律で。。まぁどうでもいいか、はぁ〜


その後仲良くみんなでエッグタルトを食べた。

キリニはまだよく分かってないのか、エーリスに性教育を受けられていた。


「主と言えども!目の前で裸はダメです!」


「・・四十八手も?」


「・・ちょっと。誰?キリニに変なこと。。こら待て!ザハロ!逃がさん!”影分身 弐之型 絶影(ぜつえい)!”」


「うぎゃー!あ、足が!?」「・・ウヒョー沈む。。」「わ、私、関係ないでし!エーリス様ぁ!」


まぁ・・キリニは14歳だがら思春期か。はぁ〜

賑やかな黒潮衆だな。


もきゅもきゅ。うん蛋撻(エッグタルト)旨ひ♪ね、アク。


『ク〜ク〜♪ウマヒ♪』

エーリス達の話でした。

ちなみに名前はエーリス島の地名です。

探して見てください♪


毎日投稿していく予定です。

本日2話目。


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