地下墓地の救出
この最近前後したりで見にくくすみません!
書いてる私も混乱でした。。
では2章ももうすぐ。終わりでし!
「クソっ!何だあの子供は!悪魔か。。」
にこにこした子供が近づいてくる。
小さい。洗礼式くらいの子供が。。あの右腕の異形。。嘘だろう?
「ガルル。。。」
「ガゥ!」
「ガゥッ!ガル!」
『あぁあああああああ!!!憎い!醜い私。。全部ぅうう食い尽くせ!』
「ちょっと待てスキュラ」
子供は手を制して。。右腕には剣を持つ上半身裸の女性が。憎い憎いと睨んでくる。下半身に当たる部分が既に人外を現していた。
腹部からは三列に並んだ六頭の狗の頭。そしてそれを取り巻く軟体動物の足。。12本はあるだろうか。。巨大な蛸の足がうねる。
部下達は狗に噛みつかれ砕かれ
触手に絡まり窒息したり
触手で引っ張られ剣で刺され
30人ほどいたコルレオーネ家はほぼ全滅させられた。
「悪魔なんて酷いなぁ。こんなに綺麗なのに」
『あぁぁあああああ!』
・・どう見ても魔獣じゃねえか。
「ぼ、坊主何が。。目的だ?オメルタか!?」
「血は血を求める、名誉のために」
くそ。。こいつどこでそれを。
「分かった。殺せ。悔いはない」
「なんて♪仕返しではないですよ?聖女はどこです?リッジョ」
「・・聖女は今海岸通りの地下墓地に入れている。。鍵と地下六階に孤牢の中だ。殺しちゃいねえ。。が、急ぎな。海賊も迎えに行く筈だ」
「なるほど。ありがとうございます♪あ、今後も仲良くね?シュリンプ商会といえば繋がる筈です」
「神官服。。コカニーか?何でもやるよ。生かしてくれるなら。『うぅあぁあああ!』 ひぃ!すまねえ!」
「もう。スキュラはメッ!戻すか。あージェノヴァで商会してますので今後取引よろしく♪と。急がないと」
「ああ幾らでもやるよ。。しかし既に海賊レイスと話しつけた。騎獣が来るぞ、速めに逃してやれ」
「うん。じゃあ。あ、此処の事は内緒に。狗に食べられるよ?」
「わ、分かった。あと本当にコーザ・ノストラやオメルタは関係ねぇんだな?」
「知らない〜じゃあね!」
嵐の様にさって行った。。なんだあの坊主は。
裏口取引でコカニーは教会側とやり取りしてるが。。関係ないのか。聖女はともかく。。あんな化け物どうしろと。。考えるのを止めた。
・・助かった。それでいいじゃねえか。
周囲は食い散らかした様に同郷の死骸が。
死んでいたリロのポケットより葉巻を取り火を点ける。
ふぅ。。。
「皆すまねえ。。もうしくじらねえ。。先に待っててくれ。家族よ。生かした神に従うか・・」
――これを機会にリッジョは慎重に行動する様に変わる。また教会に足を運び、コーザ・ノストラとして掟を重んじコルレオーネをシチリアに知らしめた。戦争を仕掛けたり、またグレコとも後に組み勢力は北イタリアにも及んだ。
良くも悪くもシチリアマフィアで名を知らぬものはいなく、ルチアーノ・リッジョの名はマフィアの代名詞になった。
農村時代の現在より都会型へとシフトしたのがこのリッジョの貢献である、また都会に出た為、ここまで被害は広まった、と。
直接は関わらないが。
ジェノヴァで商会とのやり取りにより、コルレオーネ家の資金は安定して行く。ナポリ進出した時コルレオーネ家は多くの有力者を金でまとめた。万全の体制で望む。
歴史はわからない。
□□□
海岸通りに出て、エーリスに索敵で探る。
他にもいろいろな技術があるのでとても心強い。
「方向は崖側かと。。あと先程の右の魔獣は。。」
「ああ。僕の海の神はいろいろ使役してるんだね。あれは『スキュラ』可愛そうにあんな姿になったけどいい娘だよ?」
・・叫び声で心底冷えたが。
まぁ祝詞で擬態させれる事は確認出きた。
強いが怖い。。場所を考えないと。夢に出そうだ。
「そうですね。。常識で考えないようにします。。」
・・ちょっと傷ついた。
崖の上に祠が見える。
近くには修道院もあり幾つも墓が見えた。
火葬場もあるしこの近くで間違えない。
「門兵だけでなく結構いますね。。」
「いい案ある?エーリス?」
「少し派手に気を引き付けます。門兵以外はそう洞窟内には人気が少ないと思います。シュリンプ様、大丈夫ですか?」
「そうだね。とりあえず救出優先だから。こっちも逃げれる手段はあるよ。エーリスはそこそこで一回下がっていい。シラクサの埠頭で待ち合わせよう」
「はい。商会証でも連絡します。では」
エーリスは腰袋から何かを投げた。
赤い光を放ち。。『ドコーン!』と爆発する。
魔石か何かの様だが。。丘全体が震え、また門兵や修道士が集まる。
…上手くやってくれそうだ。
僕は逆側より崖を見て、洞窟に突っ込む。
「おりゃ!」
「な!ぐっ」
見張りを倒し奥へ進む。洞窟内は定感覚で松明があり迷う事はなさそうだ。しかし意外と広いな。。
ゴゴゴッ……と洞窟内が響く。音は上から。
エーリスだろうな。僕は気配を抑え魔力操作で人気がない方向に下っていく。
『クークー!』
「アク、道案内してくれるの?助かる」
スライスのアクはポヨポヨ飛びながらたまに兵士をやっけ案内してくれた。聖女がいた孤牢はそこより階段を五つ降りた場所にあった。
「大丈夫ですか!?くっ!これは。。大丈夫でないですね」
「遅いぞ!悟空が!」
「はい?悟空って僕の事?」
何やらこの聖女様は残念な気がした。
おしっこチビってるし。
腕の鎖を外し、落ち着かせて一緒に脱出をした―――
―――ガンラーラへ続く
■□■
同時期 レグナム神国別邸
―――そんな。。母上。。なぜ?
「ラインストーンよ。あなた頑張ったわね。もういいのゆっくりお休み。父上にもよく伝えて」
近距離からの風魔法攻撃。
確実に首筋を捉えた。
「ぐふっ。。母。上なぜ?」
「あなたがいるといろいろ困るのよ。ねえ」
そうか。なら仕方ない。。母上が死ねと言うなら私は死のう。
領主一族として、両親を見て恥じない生き方をして来たと思う。兄弟にも恥じない。。。ああ斬られた所はシューにやられた所だったな。。懐かしい。
シューよ。生きているなら。。。母上を救え。
血が出し切る前に。モスフィタスの名のもとに。
「ぐぁああ!ティアマト!母上に纏う悪を燃やせ!」
轟音が響きリュフォーリルを掠め奥の影を燃やす。
「ぐぁああああっつ!!クソっ。バレていたか!」
ラインストーンは既に倒れて瀕死だった。
「ちっ死にぞこないが!ふん。その程度の炎で燃やせるとでも思うのか」
「だれだ。。母に。。」
「ワラキア公ヴラド三世だ。神によろしく伝えろ」
手刀から落ちる無慈悲な一撃。
荒れていた呼吸音が止まった。
「ふん。所詮人間が。リュフォーリルよくやった。まぁ残りもすぐに片付くだろう。おお魔剣か、古友に譲ろうか?」
ラインストーンは息絶え。
最後、小さな光が灯った
「は、はい…もう、このような事は。。ううっ」
リュフォーリルは涙を流し息子を優しく撫でた。。
(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……)
「ふん。人の気持ちはようわからん。まぁ約束通り。幼い双子は噛まないでやる。忌み子で縁起が悪い。高貴な吸血鬼の血を与えたと言うのに」
再びリュフォーリルの影に入っていく。
何もないように表情を整え。
寝室から出ていくリュフォーリルの首筋には二つの穴が空いてあった。
「誰か!襲撃です!ラインストーンが。。ううっ」
レグナム神国は新年を前に大騒ぎになる。
そしてラインストーンという旗振りがいなくなった今。神殿派の勢力は全てリュフォーリルのものになった。
これ以降女王と君臨し。
娘を領主に成人まで操る事に。
翌年春にはレグナム神国の内戦を終わらす。
否、新革命派一族を皆殺しした。
背後ではワラキア公ヴラド三世が。
既にワラキア領などこの世界に存在しない。
”ヴラド・ツェペシュ”
600年以上生きる吸血鬼が操る事になる。
- 享年23歳 ラインストーン・オズベルタス・レグナム 神に召される -
毎日投稿していく予定です。
本日2話予定!2章もクライマックス!
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