赤の宮殿近くの商会
久しぶりの暴走回でし!
精霊神話は何処でも影響強いですね。
赤の宮殿には比較的大きな建造物があるが、その色彩、高級感はこの皆来には見られない。それだけ印象深い宮殿だった。
なんて言うか、レンガでなく石が朱色なのだ。隣の白の宮殿も立派だが目立ち具合がまるで違う。今は誰も住んでいなく、四大貴族の誰かが持っていると聞く。庭園は開放されているので周辺の溜まり場になりいいじ感じであった。
「ふふ〜ん♪どこかしら?事務所さん♪」
「まだあんまり家具もないから、集まったら買い出しだよ?」
『クークー♪』
「アクも久しぶりにお出かけだね♪」
さっきまでマリアと言い合っていたミアは上機嫌に微笑む。事務所が昨日決まって、内装を見にと言うとワンワン泣きついて来た。
別に僕はいいけど、「店はどうすんだい!」とマリアとひと悶着あり抜け出して来たのであった。
「あら?私も商会に入れてくれるんでしょ。それならいろいろ必要な物いるじゃない?こう見えてもコーディネイトは得意なの!」
・・女子の買い物好きは今も昔も同じか。
暑いので噴水近くにみんな寄ってる。
待ち合わせ場所に既に来ており、僕らもニコレ、マルコと合流する。
「とりあえず主の書斎と客席用の大テーブルですね。椅子も合わしたのがいいので叔父に店を何件か聞いてきました。後庶務机や資料棚でしょうか」
「私は絨毯やカーテンですか。やはりまっ黑はどうも。。明るい感じにしましょう♪」
「うん。ミアは昨日合ったので、みんな知っているね?内装が見たいからと。。いいかな?」
「階段の幅も気になったので。一度採寸もありますし、一度部屋へ行きましょう」
そして着いた。1階の”Manitoba Pizzeria”は窓の黑縁に赤い字で”PIZZERIA” ”BEER HOUSE"と書いてあり夜がメインかな?
中はオシャレな感じであるけど、黒板複数にメニューが手書きで書いてある。ヤバいビール飲みたひ。。
その2階が新たな事務所なのです。鍵を開け案内する。
「うぁ〜広い!店できそう!キッチンもナイス!」
「では採寸に。カーテンは大きいわね。。」
「配置もですね。腕がなります。書籍はここらで。ふむふむ長椅子も行けそうですね」
みんな楽しそう。だけどやる事がない。
小さい椅子にちょこんと座って待ってても終わりそうもない。
ふむ〜でも広い所に配置考えるのって楽しいよね。
ひと息着いたマルコと一緒にピッツェリアに挨拶をする事にした。ご挨拶の品、タバスコ付き!
「おお。かわいい子供ですな〜♪」
抱き上げられる。。まぁいいか。
慌てて近寄るマルコを手で制しそのまま話しをする。
「素敵なお店ですね。今度二階に引っ越して来ますシュリンプ・リルです。よろしくお願いします♪」
「これはこれは。見ての通り小さい店だけどいつでもどうぞ」
「二階で商会をしますので、いろいろいろとご迷惑にならなければいいのですか。これは主より。ご挨拶の品と」
「いや気を使ってもらい。。ん?なんですかな?調味料ですか?」
「ピザに合うので掛けてみてください。是非感想をください♪」
「なるほど。食材の商会ですか。私はマロウ。よろしくお願いしますな。あと看板娘のアネッテです」
にこっと手を振る。年はズッカと同じくらいかな。オレンジの髪は木を貴色としたこのピッツェリアにあうね。マロウさんはチリチリパーマだけどいい体型。ピザを作ってるんだろうね。
内装をよーく見ながら。。ふむふむ。黑椅子いいな。
「マロウさん。黑椅子良いですね。どこで仕入れたか聞いていいですか?あと天井より垂れ下がるランプも!」
「良いでしょう。木材の知り合い居ますのでな。良ければ紹介しましょう。しかし綺麗な眼をしておるなぁ」
にこにこ攻撃は大成功だ。ワインを三本お近づきに買い、商会証を重ね連絡交換。昨日ジョヴァンニがしてたのを覚えた。重ねるだけで連絡先登録できると、赤外線通信みたいだね。アネッテも手を振りまたねと告げて戻る。
「いい椅子と思います。大勢で集まるときも。また商人は腰を着けて長話は嫌いですので。。背もたれがないのも良いですね。貴族用は別とし20脚ほど仕入れましょう」
「マルコ。ナイスでしょう?うふふ私はかわいいのです!」
「はい。先見の利、しかと拝見しました」
ちなみにそこまで考えて無かったとは言えない。
結果オーラライ!
◇◇◇
「基色は如何しましょうか?」
色とりどりの絨毯を前にニコレが尋ねる。
「青ですか。少し深みのある。そうですね。机は木ならばどれでも」
青と言っても結構ある。また模様も種類も多いぞ!
「これとこれと。これは地味かな?これも良いですね。どうしましょう?」
「マルコ、どう思う?」
「壁の色が白目なのでこの深みのある青は映えるかと。重厚感は好きです」
「ではそうしますか。採寸の確認と飾り色は金糸ですか」
「はい。カーテンは逆に少し薄めにした方が。拡がりが出ますし。また、重たさを抑えます」
「そうですね。ではこの当たりと」
「大テーブルはこれくらい!入るかな〜」
16人用は流石に広さ的にきつい。通路を考えると、12人用テーブルで余裕のあるタイプと。
あと自分専用テーブルと椅子!
「これしかないでしょう。一番高そうですが。。」
・・古き重厚机と椅子セット。
金貨400枚。。ひいぃ!‥いい素材は分かるんだけどね。
「無論。主の机は手がぬけません。予算は使う為にありますし!」
書棚などは使えれば別に。。と行ったのだが、装飾を統一したものに。ポンポン買う僕らってなんだろう。
「では値段交渉に行って来ます!」キリッ!
とニコレが行った。心配なのでマルコもついて行く。
一番役に立ってないのはミアだ。
「うぅうぅ。値段見たら買えないよう。。」
よしよし。貧乏な気持ちは良く分かる。庶民だもん。ちなみに頑張って鏡台と、ニコレと同じ机セットを買ったげた。20+60金貨。
持ち運びで揉めてるようだ。出番だね!
「マルコ、入る分は持ち運びましょう。いでよ!収納袋!」
まるでドラえもんの秘密グッズ。。
容量を聞き驚いていた。容量四畳半だもんね。
日用品や、簡易椅子、書棚を入れて一度戻る。
どの道絨毯ができないと机系は二度手間になるのだ。
「ニコレ。。いくらになりましたか?」
「はい!送料の部分や、大テーブルの椅子を減らしたので、白金貨1枚と200金貨です。100金貨は浮かせました!」
………ええっと。褒めるべきだよね。
よしよしするとにこにこしてくれた。
ニコレの扱い方も大分掴んできたかな。
しかし結構な金額。。
これもいつか返すんだよね。。うう。
慣れないからか借金がなんか辛い。
ドラゴンでも出ないだろうか?今すぐ退治したい。
◇◇◇
「絨毯類は2週間後ですね。それまでは資料整理、室内の清掃をしましょう。あとは看板ですか。。何か紋章でもありますか?」
「ないですね。うーんうーん。シュリンプ商会とわかりやすくするには・・」
「「「エビ」」」
「ですけど。。それエビ専門店ぽくないですか?」
「確かに。。グランキオ(蟹)商店は蟹工船ですし。。ちょっと良くないですね」
ちなみにカフェテリアで打ち合わせしている。外は暑い。
みんなコーヒーだけど僕はココア。
何か?夜眠れないの!
「ほら、シュリは祝福できたでしょ?神系は?」
「海の神だけどうーんどうだろ?顔は神像もいろいろだもんね」
「神具はどうでしょうか?ドーリア家は農具の槌と鍬ですし。かっこいいですよ?」
「なるほど。では「三叉の矛」ですかね?」
・・流石にメデューサの盾は出せない。
「うーん見てみないと何ともですか。シュリンプ様、出せるものなのですか?」
「はい。ただここは止めましょう。目立ちます」
なるほど。と納得してみんなで事務所に戻る事にする。
少しは成長してるのだ。自重大事っと。
事務所に帰ると、壁際だけ簡易に掃除を済まし。書棚を決めながら置いていく。ポンポン出るので楽だ。大体配置を終え簡易椅子とキッチンテーブルで続きを。。あ、あれ出しとこ。
とことこと入口横のスペースに台とガラスケースを置いて。
『ウォーター』じゃばじゃば〜水たっぷり。
お腹からアクを出してぽっちょん。『クークー♪』遊べれなくてごめんね。アク、気にいるかな?
スライムだし水の精霊なので水中のほうがいいみたい。よし。
振り向くと二人が固まってた。
「シュ、シュリンプ様!?今のはスライム。。魔獣ですよ?」
「・・あの水槽はその為か。。しかし。。」
「アクと言って、水の精霊様なのです!スライムは仮の姿で。。」
「「「はっ??」」」
・・見したほうが早いね。アクーお出で。
『クー?』”ちょぽん”「クークー♪」
おお久しぶりに見ると三目が神々しいな。
キラキラしてる。アクはふわふわと僕の肩に座った。
「水の精霊 アクアリングのアクです。皆さんよろしくね」
「クークー!」えっへんとしてる。
あれ・・みんな土下座だ。。
ニコ「せ、精霊様とは知らず魔獣などご無礼を!」
マル「はは――っ!何とぞ、何とぞお許しを!」
ミア「ほ、ほっぺプニプニしてご、ごめんなさい。。食べないで。。うぅ」
・・「クー?」
皆が安心するまでアクと水球で遊んでいた。
「ともかく。シュリンプ様が凄いのはわかりました。カーテンをニコレ!ミア、ドアに鍵を!」
「はっはい!」
マルコが言うには精霊は神の使いと言う。
もし見た場合は気づかないふりをしろと。
いくつも怖い話があるらしい。。
「大丈夫です。アクはいい精霊ですよ」
「クークー♪」
「代償に何か奪うともききます。。シュリンプ様はご無事ですか?」
「んー夜中魔力を与えてますが。それくらい?」
久しぶりに首を横にコテっと。
人差し指でほっぺ突きのあざといポーズ。。ヒュン
あれ?誰の真似だっけ?コテコテ・・
アクは水槽でバシャバシャしてた。
室内が暗くなりさらに綺麗だね。
このままでは話しが進まないので『プニすら』を出し、”ポヨンっ”と中に入りスライムに戻る。水槽でゆらゆら〜と。癒やされるな。
やっとみんなが落ち着いてくれた。
「皆。。この話し他言無用だ。命にかかる!」
「「はいい!」」
「シュリンプ様も絶対。。人前で出さないように」
「はい。あ、ついでに三叉の矛も出しましょう。えい!」
左手に黄金の矛が。
あ?よく見たらバチバチ青光もついてるね。
もちろんみんな・・固まってた。
ミアは落ちて。。白目を向いていた。
――その後開放やら説明で大変な一日になってしまった。
そうして僕はしばらく神扱いされる事に。
うぅ。。酷いよみんな。
毎日投稿していく予定です。
本日2話目。
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