事務所の散策
地名は現在も♪
気になる方は、グーグルマップで探して見てください。綺麗な街並みでし!
「やはり海が見えるお家がいいですかしら?」
「そうなると。。モロ・ヴェッキオら辺かな。。ちょっとごちゃごちゃしてるが」
「貴族も中央もそれなりに近くなるのは。。」
「海も入れると。カンピが一番住むにはいいかも?」
「そうだなカンピから見て来るか」
トラットリア会議も終わり出発!
行きの馬車で気になる事を聞いて見た。
「マルコ、ニコレ、僕、年下だけど・・良いの?」
「ん〜まぁ叔父様には逆らえないし。後は面白そうってとこかな。紹介されたとこも下働きばかりで。。それなら立ち上げのほうが良い!」
「私も似たようなものです。側使えのザハ様はまだ幼過ぎますし。あ、今13歳です、私」
「そっか。僕は10歳だよ?」
「「ヘ?」」
「うぐぐ。。見えないと思うけど。。」
「そ、そうなんですねーわかくみえーるなー」
「あは、おどろいたなー」
二人とも揃って棒読みだ。。
冒険証を見して驚かした。へへン♪
「あの。ランクBっていうと。。大型獣も壊滅できますよね。。?」
「強いとはジュゼッベ様に聞いてますが。。」
「んー?まぁ何かあれば頼っていいですよ?を♪見えてきました〜あれは海ですね!へーこっちにも教会が!」
馬車に立って外を見るのは久しぶりだ。ああ。海はイイね♪
年相応にはしゃぐ僕を見て二人とも苦笑してる。
「危ないから座ってくださいまし!」
そうして僕らはカンピに着く。
あれ?どこかで同じ様な事が。。?
□□□
カンピは海岸沿いを一つ丘を西に行った所だ。少し緩やかな坂を登り大きな川を抜ける。家はまだ数件だが、川沿いに市場も出ていた。何より海が近く景色が良い。
「おお。良いところですね♪」
「思った以上発展してました。。空き家あるかな?」
「ふむふむ。井戸は遠いですが、川もありますし。食事処も良いですね。マルコも遊べないでしょう。うふふ」
「お、おい。とりあえず空き家がないか聞いて見ますか」
・・・一刻後。
全滅だった。。しくしく。
正確には三件見つかるが、一件は東小屋のようで話しにならない。
もう一件は幽霊屋敷で尚かつ遠い。山の山頂は馬車も通れず。最後の一軒は大きく場所も良かったが、契約だけでも白金貨四枚。。というかこの街は下は水夫多く住み、上は避暑地みたいだ。別荘しかない!
「場所はいいのですけどね。。まぁ次行きましょう」
途中でよるサン・テオロードもダメダメだった。。まあタイミングもあるしね。家はとりあえず・・事務所を考える事にする。
「事務所はどれくらいの多きさですか?」
「そこまで大きく無くてもいいかな。大机と、真ん中に大テーブル。そして客間が別にある方が良いですね。あとキッチン!料理開発で使えるのを好みます」
「なるほど。既に冬支度も始まってますので、埋まってそうですが聞いて見ましょう。地元だし」
もう既に中央区モロに戻っていた。つまり広場も近い。
手っ取り早く冒険者組合で探す事にする。あそこは地下はギルドパブでいつも人混みがある。
ついでにみんなでお昼を食べる事にした。
「ほう〜それでここに飯を食ってると?」
「私だって冒険者ですもの。。ジョヴァンニさんがいるとは奇遇ですね?」もきゅもきゅ。肉が固いかなぁ〜
「忙しいから出れんのだ。誰かがやらかすし」
「へ?最近すごく真面目ですよ?」
「ミルクの川。魔法組合の光の柱。。昨日だよな?」
目が泳ぐ。。し、知らないもん!
「・・夕方来い。探しといてやる。ズッカがな!」
隣で一緒に食べてるズッカがビクッとした。
ズッカ達もパブであったので食事していた。
「そんなぁ。。久しぶりに遊べると思ったのに〜」
ぶ〜と顔を膨らませる。。3人組も相変わらず元気そうだ。
「ズッカちゃんは探しもの得意だからね♪」
「パーティだろ?三人共だ。飯食ったら探して来い。じゃあ爺さんとこ行ってくる」
酷い!鬼畜!悪魔!など叫ばられながらジョヴァンニは魔法組合に向かった。。う、ちょっとごめん。
それから僕は三人に条件をいろいろ話す。
何件か当てはあるみたいなので各自バラバラ行動。二人ずつ。僕らは商会証が使えるので、別れた方が効率がいい。連絡取れるし。
「そっか〜トラットリア追い出されんだね?旅宿に来る?」
「話し聞いてた?うーまぁとりあえず先は事務所だね」
「いろいろやってるんだねえ。まぁモッツァレラチーズは最高だった。。あ、なんでモッツァレラって言うの?」
「そっか。作る時にモッツァレラ(引っ張って)作るんだよ。うにょーんって」
「なるほど。。考えてるんだね。偉いぞ〜」
僕とズッカはいっつもこんな感じだ。
気軽な友達であるし、たまにトラットリアに食べに来る。
夏前に警護も組んでやったし、彼女達も今はCランクと立派にがんばっているのだ。
商人警備が多いので、月に2,3回しか帰って来ないけど。
「お♪空き家はっけーん!二階か。見て見ようか?」
探すの早いな。目がいいのかな?
この辺りの賃貸は入れ替えも多いので、紙が貼ってある。
【2LDK 月12金貨!敷金礼金三ヶ月分。二階なので一階で鍵を 〜パオロ〜】
みたいな感じだ。オーナーは大体別。
鍵は一階がテナントや店が多いので借りて見れる。
気に入れば一階の人に連絡して貰えばいい。中を見ないと結構後で困るのだ。トイレが無かったり、家具が壊れてたりと。この辺りは場所は問題ない。が、内装は千差万別。
既に当たって四件目だった。さっきのが半分売春宿だったので期待できないが。
「お?良い感じですね〜」
「うんうん。日当たりもいいし、広いじゃん〜」
二階は暗い事が多いのだが、それはクリア。広さも30畳はある。広っ!
その分二部屋目は12畳。クローゼットは大きくいいね。
キッチンはと。おお広い!オーブンもある!調理器具も揃ってイイね♪
今まででない感じだ。
内装はともかく広いのはいい。
大窓二つあるので明るい。西向きだし。
「いんじゃない?まだ比較的新しいし?」
「そうだね。ちょっと広すぎる気もするけど。。贅沢言ってもね」
「あ、じゃああたしらこっちの部屋〜♪」
「・・・えっと、何の話し?住む気?」
「だって広いしいいでしょ?一階の人、地下の冷倉庫使っていいっていってたし、あシャワーもあるる♪」
「・・はぁ。まあ皆呼んでみるね〜?」
しばらくしたらニコレ組もマルコ組も来た。
「おおー広いですね。充分組めそうです」
「なるほど。明るいし、赤の宮殿近いからわかりやすく良いですね」
「ねー下はピッツェリアだし毎日ピザ♪うふふ」
あ、そうか。
「ここに決めます!」キリッ!
「えええ?早いのね。。ちょっと驚いちゃった。予算は大丈夫?」
「どう?ニコレ行けるかな?」
「えっと、金貨10枚程度見てたのでオーバーですが、許容範囲内でしょう。すぐ家も借りないなら問題ないかと」
一階に降りて、店の人に連絡してもらう。
オーナーは五階に住んでたのですぐに来てくれた。
「はい。もちろん空いていますし、お買い得ですよ?冒険者様ですか。皆さん住まれても問題ないですし」にこにこです。
「はい。一応確認ですが、商会事務所にしても問題ないでしょうか?」
「それはもちろん。前も商会事務所兼アトリエでしたし」
「ありがとうございます。ここに決めます!マルコ、支払いや期日のチェックを。諸事情注意を。ニコレ、精算と契約書の預かりを」
「「ハッ!」」
ポカーンとやり取りに驚いてるズッカ達を置いて、どんどん話しは進む。物事動かすには時間は有限なのだ。
具体的に室内のクリーニングはしてくれるのかや、水道設備の点検。火事など保証内容とか。そしていらない家具の費用などをつめる。
こういうのは言ったもんがちだ。
オーナーさんは驚いて、改めて聞いてくる。
「今の話しを聞く限りあなた様が主ですね。もしよろしければお名前とお家柄が知りたいのですが。失礼。私パオロ・デ・ピエトロと申します」
「はい私はシュリンプ商会 商会長シュリンプ・リルと申します。末永きお付き合いを」
「主、補足を。マルコです。スチュアート卿が叔父といえばわかるでしょう。こちらはニコレ。グリマルディ候に属します」
「な、なんと。失礼致しました」
パオロはすぐに躓く。。。後ろでズッカ達も。おい。
「いえいえ。お顔上げてください。立場上オーナーであるパオロ様が上です。身元安心して頂きましたか?」
「ええもちろん。この街で四大貴族の名を知らぬものが居りましょうか。末永くお願いします」
こうして無事に契約を取り付けた。もちろん値引きの提案をされたが、敷金礼金を60金貨で即決にし、家賃は12金貨で変えずにした。
有名なグリマルディ候だから値切れるが、それはどちらも為にならない。価値には価値で返す商人やり方。うん。
決まって良かったね〜とズッカ達も嬉しそう。
・・女性同士で家具の配置など盛り上がってる。居座る気だな。
□□□
「という事で無事に決まりましたよ?」
にこにこと書斎にてジョヴァンニに報告をする。
既に夕方。冒険組合に戻り報告をしている。実りのある一日だった。
これが何も決まらないと無駄足なのだが。
「ふむ。まぁ及第点だな。騒ぎにならなければそれでよい。しかしどうやって、グリマルディ候を丸め込んだ?」
うっ。痛い所つくなぁ。。流石に脅したと言えない。
「スライムのアクと。。神の導きのお陰でしょう」
「・・まぁ誤魔化すのは上手くなったな。聞くまい。今度ジジイに礼言っとけよ?」
「もちろんです。レーヴ爺ちゃんは家族でし!」
「側使えの二人よ。良く聞け。シュリンプの性格は分かると思うが、その周りも凄い人物が多い。何かあれば商会証で連絡を」
「「はいっ!」」
全て終わり家に向かう。
無事に決まった安心感で気分がいい。
外は暗くなり海風が涼しい。
「シュリンプ様ご質問よろしいですか?」
「はいっどうぞ」
「直ぐに決めた理由は?何か勝算があったのでしょうか?」
「そうですね。ピッツェリアが決め手でした。詳しくは後々」
「わかりました。後パオロとの話しで思ったのですが…シュリンプ様は貴族でしたのか?」
うん。確かにボーノもジュゼッペにも過去は話していない。これから長く付き合いそうなので正直に話そう。
「私、他国出身は聞いてると思います。四歳から約二年ほど。魔法以外も読み書き、計算や歴史、文官として教育を受けました」
「なるほど。礼儀作法も納得致しました」
「ただ。これは秘密にして欲しいのですが。側使えもおり、貴族だったのでしょう。・・7歳から10歳になるまで記憶がないのです。体の成長もなく。。小さいままです」
「そ、そんな!?」
「全てではなく、日々の経過やきっかけで思い出します。気がついた時に右腕もなく砂浜に打ち上げられていました。大きな海難事故で。。ですから偶にこの国で知らない知識や提案を口にするでしょう。気持ち悪いですよね?こんな子供。。」
少し寂しそうに話す。多分これからも個々問題は出るだろう。
僕を支えてくれるだろうか。
「わかりました。私ニコレ・コンツェルト。シュリンプ様の記憶。少しでもお役立ちできれば。ご協力します」
「私マルコ・スチュアート・ロル。神に誓い他言しません。例え叔父でも。どうぞなんでもご相談ください」
二人共に跪き、両手を胸に交差させる。主への絶対服従の仕草。
ニコレは少し涙ぐんでいてくれてた。話して良かった。
「明日は家具の調達を行いますので参の刻に集合を。各自報告もありますしゆっくりとお休みください」
「「ハッ!」」
明るいトラットリアに着く。今日も賑わっているな。
さあ明日から頑張ろう。
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