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 崩壊 壱 〜襲撃〜

今日より三部。戦闘に入ります。


・・上手く表現できるか分かりませんが。

一生懸命書きます!

 それは想像もできなかった。


嵐のくる前、同時に海よりは海賊マリステン船団が。

上空には帝国軍第十二空騎兵団が襲撃して来た。


……何処へ?


 ――竜玄歴1202年 初秋 レグザ島は崩壊した。




「イメディング将軍。準備は整いました」

「良し。嵐が強くなる前に始めるぞ!各自炎筒(えんつづ)を持て!」

「「ハッ!」」

「焼け野原にしてやるわ。帝国の力見してやれ!」

「海賊ももう時期接岸です!」

「高い建物と門を狙え!行くぞ投撃!!」


 それは(しち)の刻。街は静まり返り、家にて食事を取る時間だった。爆撃音は屋根から響き、落ちる場所は火の海になる。何が起きた?なんで?なにが!


ドコ!ガシャーン!


「に、逃げろーてっ敵襲!!」

「おい、怪我人だ、おいおいおい!」

「皆、教会へ!」

「教会の金を鳴らせ!火が出てるぞ!」

「おい。。沖から光が。。こんな嵐に?」

「ヤバいぞ!あれは海賊だ!」

「畜生、奴ら何隻で来てるんだ!?」

「門を閉じよ!停泊している船には火を着けて時間を稼げ!」

「戦える奴は港から上陸させるな!」

「どうなってやがる!」


 レグザ下町中央広場には多くの人が逃げ回る。鐘がずっとなり響く。


『カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!』


異常な音に皆外に飛び出す。

既に火は上がり下町は夕方の様に明るかった…


一斉にざわめきと混沌と化す。

その間にすら爆撃音は止む事はない。

上空で音がしたと思えば爆発音と共に屋根が吹き飛ぶ。

教会に避難用の地下があるが、とても住民全て入れない。路地に人が溜まり、闇の空から火花が落ちてくる。


町の混乱は火災だけでは無かった。


「森に抜けれるものは森に!神殿周辺は魔獣も近付かん!」

「おいおい。。海賊だぁ!逃げろ!」

「何隻いやがる!?やばいも、森に隠れろ!」

「領主様に連絡を!港は持たん!誰でもいいお屋敷に迎え!」


 港には八隻の中型ガレー船が次々と桟橋に着く。いや、桟橋に突っ込み壊しながら無理やり着岸しているのだ。


「久々の強奪だ。この町は1500もいない。素人ばかりだ!好きに暴れろ!」

「『ウォー』」

「金目のものは全て取り邪魔する奴らは血まみれにしろ!」

「うへへ。綺麗な女もいるかい?」

「おおいい果実じゃねえか。悪くない」

「邪魔だジジイ。よし商店荒らすぞ。10人ほど着いて来い!」


 上空には翼の生えた騎馬隊がどんどん炎筒を投げている。既に門のある北は火の海だ。町の至る所で叫び声が木霊する。港からは片っ端に家を漁る海賊の声が鳴り響く。


「や、やめてっ。。」

「おらおら。邪魔だ死ね!」

「遊んでんじゃねえぞ?まあちょっとくらいイヒヒ…」


「帝国の旦那は仕事早ええな。さあ燃える前に金目のものをどんどん運べ!!」


 避難体制もなく、好き勝手する海賊達に。レグザの民は逃げる事しかできなかった。

 

 

■■■


 早馬が屋敷に来たと同時にドアがバン!と開け響く。


「リュフォーリル様!夜分失礼します!襲撃です!」


「!!被害は?また敵数は分かりますか?」


「空より帝国空騎兵団!1個小隊60名程。現在町の北を襲撃中!また同時に八船海賊船が港に続々と接岸しています!海賊その総数約400!」


「………そんなに。」


 爆発音が聞こえてまだ半刻も立たない。

僕らはすぐに食堂フューリとロンドを連れて母上と待っていた。


「奥方様、すぐに転移陣の準備を!ランダ、姫様と婆様を客間に移動させ、ロンドは側使えをすぐに集合させろ」

アレフレッドが次々と支持を出す。


 尋常でない状態と窓をガタガタと言う音が響く。嵐も強くなってくる。言葉の内容は解ったが、理解できずに立ちすくむ。


―何故?

―何が合ったんだ?

―町で何が?

―僕の。大事な島に。。



「ぼっちゃま!私共もすぐに客間に移動を!」


ハッとし、フューリが手を引っ張る様に移動する。

その時に違う伝令が、声を上げる。背中に火傷をおう兵士だ。


「島民は、神殿へと避難をしております!森を抜けて来るもの!しかし海賊の追っ手が多く。。グッ」


・・助けなきゃ。みんな、みんな苦しんでる!



『母上!領民を助けに神殿に参ります!』

「!!シュー!危険です!止めなさい!」


振り向き笑顔で母上の顔を見る。

―泣かせちゃったな。ああもう止まらない。。


「私はこの島が大好きなのです。本当に!」

飛び出す。足に魔力を込め視界が振れる!


「あぁ。。シューリヘト。。」

母は言葉も出せず泣き崩れ、そこに一人の側使えが。

「奥方様。命じて下さい。行け、と」

母は顔を上げ目元を拭う。


「アレフレッド。私の筆頭側使えとして命じます!私の。。わ、私の宝を。守って。。。下さい。。」


「御意!」

「私も参ります!」

「ダメだ!死ぬぞ!」

「私も。シューリヘト様の筆頭側使えですわ!側にいなくて何が側使えですか!」


「・・自分の身は自分で守れ。時間がない行くぞ!動ける兵士は神殿に向かえ!護衛騎士は奥方様を守れ!」


 同じ様に森に向かい二人が追って行く。

風は吹き荒れ。嵐がもうそこまで来ているのを知る。


「騎士は外部からの警備を!残る皆は転移陣の間に!時間はありませんよ!」

 領夫人の涙声に一斉に屋敷の人が動き出す。

それを見ながら一度神殿の方を振り向く。


あぁかわいいシューよ。絶対生き残るのですよ。。



◆◆◆


 神殿に着くと既に雨が落ちだしていた。

多くの住民が必死で走り神殿に向かっている。

手早く丘で待っている門兵を捕まえる。


「シューリヘト様!」


「よい。状況を」


「現在200名弱の島民が神殿に待機!森の中より150名が向かい中!警備は門兵30ですが、、海賊がもうそこまで!攻め込む数は300以上!」


「分かった。蹴散らすので門兵は遅れるものを助けろ。祭壇の下に地下部屋がある。女子供を優先に神殿のものはそちらに入れろ」


「ハッ!」


「・・危ないのでそなたも下っていろ。行く!」


 一番大きな木に飛び上がる。

馬鹿みたいに松明を持つからわかりやすくいい。

戦いの火蓋を教えてやろう。


『ファイアボルト!!』ドッカーン!!


 炎の塊がを抜け、そこまで来ている海賊に襲う。

暗雲の中で大きな光と爆発音が響く。

後に残るのは数10体の死骸と10mほどのクレーターだ。


 ・・右碗が一瞬で燃え上がり服が消えた。手がじりじりと焼け付く。

関係ない、さぁどんどん行くぞ。


――許さないからな!


「な、なんだあれは?爆発しやがった。。聞いてねえぞ!」

「魔法か!?ど、どこから来やがるんだ?」

ドコドーン!!

「うひゃー!ま、また来てやがる!やばい逃げるぞ!」

「おい、殺られてる。。おいおい!」

『ファイアボルト!!ファイアーボルト!!』


――燃えるがいい。骨も残さん。


周囲は一瞬で大混乱になった。

逃げまどう所に再び火球が襲う。

下町を超え襲いに来た海賊は、一気に逆の船へ走り出した。


 ゆったり道を歩く小さな影。

燃える右手をゆらしながら町への通路を降りてくる。

街に近づくと傷ついた門兵に声を。


「ひ、ひいぃ。神の子ですか?」

「安心して神殿に向かいなさい」


しかし妙だ。空が荒れはじめたからか?空騎兵団の姿がない。



■■■


「やはりビンゴだな」

「ハッ。目標の第三王妃は屋敷から出ておりません!」

「よし。逃げられる前に行くぞ。全軍突撃!」


矢の矢尻の様になった空騎馬隊は、炎筒をだし一斉に屋敷に投げ込む。


 「ドッカーン!!」

爆音と共に3階の一部が吹っ飛ぶ。振動と共に瓦礫が落ちる。

ガラッガラッ。。煙が立ち込め音が止む。


「キャッ!」「怖いよぉ。。。」「う。うえーん!」

「もう来たの!?」

「だ、大丈夫よ、騎士もいるから!みんな早く!魔法陣乗って」

「・・リューよ。結界に行ってくるわい」

「!!ダメです母様!」

「もう先は長くない。張ればすぐ戻ってくるわぃ」

「それでも!危険ですわ!」


「先に子らを遅れ。リューよ。モスフィタス家の血を絶やすな!」


お母様の声が。荒ぐ。そう。知っている。

昔お父様に言われた言葉。

そして兄上が。最後言った言葉。。


「わかりました。エリア!ツィーター!母上に着いて行きなさい!その他子らの側使えは魔法陣の上に!速く!」


「はい!リリル様、こちらに!」


 お母様は振り向かずに二階の神儀の間に向かう。




・・落ち着け。転移陣の移動には送られるもの同様の魔力がかかる。集中し、残す事はしない。子供達を送らないと。


「神が作りし古の魔具よ アテネの知恵を持って転移陣の起動を 運命の神モイラが糸 紡ぐクロートの導きにより 首都アテネへ導き賜え」


魔法陣が光輝く。成功したようだ。


「母上?」「母ちゃま!はやくー」

「・・ソム、ロンドよろしく。クリル、リリル愛しているわ・・・」


―――瞬!と光の輪が円を囲む様に収まる。

 今いた場所に誰もいない。子供達をよろしく。。あなた。


あとは母上は。。。魔力を使い過ぎた。

母上を待つしか。ない。



「どんどん落とせ!」

再び爆音がなり響く。ゴゴゴと揺れる。



「さぁ行くよ!若いもん。入口を守れ!」

「ハッ!ボリネスク様!死んでも守ります!」

久方ぶりじゃわい。この封印を解くのは。


「我が血モスフィタスの血縁に開け」


カチャ。と鍵が外れた。

中より円柱の上、水晶玉が目を覗かす。

護衛兵は振動する屋敷に侵入者がいないか見張る。


「我は神全能のゼウス神に祈り給う。日の神アポロンよ。海の神ネプトゥヌスの加護をこの場に。影りのイスダーク神より守り給え」


屋敷が緑に光りだした。

半球円状にすっぽりと屋敷もろとも入る。


――ここに結界は完成された。



「なんだ!あの緑の光は?」

「クッ。魔道具による結界と思います」

「ふん。して第二部隊の首尾はどうだ?」

「反応はありませんが、成功していると」


「……ならば良い。ふん。安心したのか?今にわかるわ」


―バイエルン帝国将軍イメディングは口角をあげニヤリと笑みを浮かべた。

毎日投稿していく予定です。

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