目覚めた瞬間
家に帰ると春樹君の携帯に着信があった。どうやら親御さんからのメールらしい。
私はそれを適当に返し、再び眠りについた。
目が覚めると、正午を回っていた。
私はジャージに着替えた。そしてスッピンで外に出かけた。
私は近くのホームセンターでノコギリと電動金づちと100本入りの釘を購入した。勿論、必要なのはノコギリだけで後の2つはカムフラージュだ。電動金づちが以外と高くて、一番安いのを買っても合計35000円の出費になってしまった。
私は家につくなり春樹君を冷凍庫から出した。全身蒼白で血の気を帯びていなかった。…死んでいるから当然か。
ノコギリを取り出そうとしたとき、お腹がなった。ほぼ丸一日何も口にしていないことを思い出した。
私は春樹君を見下ろした。なぜだかわからないが口の中が涎でいっぱいになった。今にも垂れそうだった。
…やだっ。私ったら何考えてんだか…
私は右腕の付け根にノコギリをかけた。そして切り落とし始めた。
無言の時間。
ギコギコという無機質な音だけが響く。
お腹空いたなー…
何も食べないと私が死んじゃうよ…
……………
いやっ、ダメ。それだけはダメ。
…………………
ダメダメ、絶対ダメ。
………………………
ダメ!絶対ダメー!
………て……み…い…
ダメだってば…
…べてみ…い……
ダメなのに……
食べてみたい……
ダメ…
食べてみたい…!
ダ……メ…
食べてみたい…!!!
食べたい…!




