14話 地獄を作りし男
一瞬で沈黙が起こった。こちらをまっすぐ見つめるアンシェールの目は虚という言葉で表せない。
「エジソンは本当にいい人です。この町に来るために仕事をロボに任せてくれました。そんないい人なんです。」
エジソンは嘘をついていた。彼はわざわざ戻る必要がないのに仕事に行くからといい絹実野に来ることを拒んだ。エジソンは何があってここに来ないんだ。
アンシェールにエジソンが途中で抜けたことを話した。
「やっぱりまだ責めているんですね。この町で起こったある事件が彼をそうさせたんです。」
静かに下を向いていた朝日が口を開く。
「この機械、もしかしてエジソンが?」
アンシェールは深く頷く。
「あなた達がエジソンと協力するようになった理由は何ですか?」
アンシェールは急に俺たちに質問してきた。織田信長を殺す、そう言あとついてきたということを話す。
「どうして、織田信長を殺すがキーワードになっているんだ?」
「エジソンと信長には深い因縁があるんです。」
いつものようにエジソンは町に来ていました。その日もいつものように一緒に遊んだりしてました。そして、僕がいつも楽しみにしている発明品を見せてくれました。
「アンシェール、私が発明したものを見てくれ!これを使えば1時間で4時間分経過させることができるんだ!」
本当に顎が外れました。でもそれと同時にこれを使えば25分で1時間分の働きができるので空き時間が増え、これまで以上に遊べる、率直にそう感じました。
「アンシェール、まだあるよ!これだ!」
そう言って見せてもらったのは、大きな機械でした。そう、銃を作ることのできる機械です。銃を作れば産業的に発達するから銃を作る、町長がそう言っていたのでエジソンはサプライズで用意したみたいです。
そこまでは、楽しい1日でした。
プシューー
奇妙な音が鳴りました。音のする方へ畑を耕していた沖部さんは進んで行きました。
「近付かんほうがいいぞ。わしらも迷惑じゃ。」
その忠告を聞かずに進んで行きました。
バタンッ、バタンッ
大木と同時に沖部さんは倒れました。
「あーあ。倒れちゃいましたね。信長さんが忠告してくれたのに。」
おそらくそう言ったのはプレイヤーでしょう。
「うおりゃぁぁ!!!」
「近付かんほうがええ言うたじゃろ!!」
その覇気で、彼はこの町を制しました。
「別に殺したいわけじゃない。俺はただ、銃を作って欲しいだけじゃ。大量に作ってくれれば何も言わん。」
町長と話をするのが聞こえました。僕にはその言葉しか聞こえませんでしたが、おそらく町長はイエスと答えたのでしょう。その後満足したのか信長は帰ろうとしました。でもその時、僕が余計なことを。エジソンの機械と1時間を4時間分にする道具を使えば、たくさん作れて時間もかからない、と。
「それは本当なの?ボク?」
プレイヤーが僕に向かって、そういいました。
「そうですが、何か問題でも?」
エジソンはそう返しました。でもそのプレイヤーは僕が思っている以上に冷酷でした。
「なら、1日が96時間になるわけですか。いいね!!!」
笑顔を浮かべると、周りにいた部下を動かし、それぞれの家に運んで行き椅子に拘束しました。
「もう機械あるじゃないか。手際がいいね!」
エジソンの優しさが、その時初めて憎く見えました。エジソンはすぐ各々の家に配置していたんです。
「あなたが配置をしたんですか。でももう触れないようにしないとね!誰も俺たちを邪魔できないように。信長さん、いいですよね!」
「好きにしろ。」
「イバラノチュードク」




