表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇のシンフォニア  作者: 花宮 あいら
光焔の王女
51/135

10ー2 新たな戦い

7章 焔の渦


マリンの言うとおり休み、

彼らはマリンの指示に従って動いた。


「…ここで止まって」


マリンに言われて止まった所は

蒼の森の中だった。


「ここよ」


「何が…?」


「…焔の渦を動かした力を感じた場所」


マリンのペンダントが淡く光る

2年間光らなかった二人の指輪も光っていた。


「わ…光が零れて…」


「ルナ、アリア王子、離れてちょうだい」


淡く光りを放ち続ける

3つの光が共鳴しあった

その時だった。


「…!?」


3人を光が包み込み、次の瞬間には

他の者たちから姿を消していた。


「…何があったんだ…?」


レンディスたちは立ち止まっていることで

平静を保とうとしていた。



「…アリア様、マリン!」


「ルナ、間に合わなかったのね。」


「ここはどこですか?」


「ここは、あの焔の渦の中ね

 私たちのこの煌めきがここへ呼び寄せたはず

 となればここにいるはずよ」


誰が、と尋ねる間もなく人が上にいる気配がした

白と緑の装束を身にまとった髪の長い女性がいた。


「…刻の守護者…」


「どうして?

 あなたはアイリスと聖界に行ったはず」


「違うわ、ルナ。

 あの人はあなたの会った守護者ではない

 おそらく…」


ルナが武器を構えた。


「私たちに敵意を抱いているわ」


そう言い終わらない内に

剣が吹っ飛んできた。


「刻の守護者は、時空の歪みを正すために存在する

 ということは、時の守護者は、」


剣を避けながら叫びながらルナに言い続ける


「時空が歪んだ場所にいるのよ!」


マリンのいた場所に数十本の剣が突き刺さる

ルナの槍では弾くことが精一杯で、

マリンを守ることはできない。


「ふふ…相変わらずなのね

 焔のお姫様が殺されてもいいのかしら?」


「…まさか、アイリスを…!」


攻撃が弱まり一旦止まる


「…あなたとは違う世界のアイリス

 この世界とは違う未来を持つアイリスは

 …あなたのそばにいるわよ

 ほぅら、すぐ…」


殺気を感じて振り向く


「う、し、ろ」


剣がまた飛んできた

結界を一時的に作り出してかわす


「な、なんなのですか!」


「あなたたちが見た化け物…バールは

 あなたたちが進まなかった違う未来にいたものよ

 つまり、アイリスがもう大きくなった未来で」


狂いきった目でこちらを見る。

それは軽蔑し、何かを探していた。


「あなたたちが、行こうとしなかった未来でね!」


それはきっと、

『理由』なのだと思ったルナは

槍を収めた。


「どうして交戦しようとしないの?

 あなたは私にとって…」


「あなたは、アイリスの何を知っているのですか?

 わたしは小さなアイリスを聖界に送り出した。

 もちろんアイリスはわたしよりもずっと大事

 でも、この世界を壊す者は、アイリスの未来を

 邪魔しようとする者は、わたしが許せません…!」


「自分の娘が大事…?

 へえ……あはははは!あははっ!

 同じ存在なのに変なの!」


笑い出したその女性の瞳が光った


「教えてあげるよ」


女性が一歩近づく


「あなたが選ばなかった未来の」


またもう一歩


「末路ってやつをね」


そういうとまた、彼女は狂い笑った。

ピエロみたいに、感情の無い顔をして。

時空を管理する守護者は

時空が歪みきったところで一人

守りをしています。

狂った彼女とルナの見た彼女は

何が違うのでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ