8ー5 受け継がれし世界
40章 これから
そして、闇と光の戦争は終わった。
どちらが勝ったわけでもなく、和解。
アリアとルナはそれぞれ王を受け継ぎ
1年で世界のことを記した本を綴った。
分からないことも多かったが
二人はしあわせな日々を送った。
マリンは蒼の守護者として、二つを守り
ブルーメやレンディスたちは両国の護衛に
リンとキリアスは変わらずに二人の世話をしている。
「世界は、平和になりました」
「ああ。でも、まだこれからだな。
オレたちが作っていかないと。」
「はい。」
そして、彼らの戦いの記録には
世界のことについて、こう綴られた。
────戦争後
大地は変貌を遂げ、
世界は新たな創造を遂げた。
天に光、地に闇
そして蒼の間が平和を繋ぐ。
そして、焔、氷、風、土が生まれた。
そして、
光には太陽、月、星
蒼には空、水、焔
闇には夜、闇、刻
という加護エレメントを持ち
力の均衡を保っていることが明らかになった。
その加護はそれぞれの王家の人間が司り、
光の王国の石碑に奉られている。
そして、ルナの持つクレ・リュミエールの力は
ルナの城の中に封印された。
残る二つの神器は未だどこかに隠されている。
また、二人の付けている指輪、
マリンの付けているペンダントは、
そのまま彼らが身に付けている。
トリクル要塞は要塞の役割を終え
世界に光闇の結界を張ることで大地は
美しく平和で、栄え、良いものとなった。
その大地のことを人々は
希望の大地と呼んだ───。
───そう彼らの綴る書物にはある
そう、これは彼女たちの序章に過ぎない。
この平和な時がずっと続くと
彼らは信じていた───。
これで、闇と光のファンタジア編は閉幕ですが
光と闇のシンフォニアは閉幕ではありません。
彼らの戦いはまだ続いていきます。
一区切りつきました。
次回からは新シリーズでお届け致します。
ここまでご精読ありがとうございます!




