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光と闇のシンフォニア  作者: 花宮 あいら
光と闇のファンタジア
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4ー5 蒼の守護者

20章 騎士の誓い


「消え…た…」


「さぁさぁ、邪魔なお客もいなくなったようだし

 続きを始めようか!」


そのままルナとバリオンはまた、戦いを始める。

何分もして、ルナの息が切れ、動きも不安定になってきていた。


「おいルナ、無理をするな!」


「はぁ、はぁ、っ、まだです…まだ、戦えます」


「…やるなお前…くっ…はははっ!」


バリオンは次の瞬間、左手に持っていた斤を振り下ろした。


「危ない!」


アリアが守ろうとしたときには遅かった。

レンディスがバリオンの斤を短剣で止めていた。


「ルナさん、今のうちに!早く!」


「はっ、はい!」


「お前…レンディス…!?なぜここに…!」


ルナは、槍に込めた魔力でバリオンを包み込んだ。

動作を止めさせて、話し合いに転じさせたかった。


「バリオンさん。わたしはあなたとの戦いは望んでいません

 どうか、武器を降ろして下さいませんか?」


「…はははっ…そんな事…今の状態じゃあ、

 そんなことも出来ねえだろうよ

 ……殺せ。」


「えっ?」


予想外の答えに戸惑う


「オレは、もともと貧民街の生まれだ。

 失うもんなんざねえよ

 あと、今の王は狂ってやがる

 お前らが止めてくれ」


するとルナが口を開いた。


「なら、わたしたちの道案内をお願い出来ませんか?」


「ルナ、何を言ってるんだ」


アリアが止めようとしたが、ルナは振り払った。


「いいのか?オレはお前を殺そうとした。

 この先もそれがないとは限らねえ」


「その方が、アリア王子が先導して襲われてなんてことになっても安心でしょ?光栄じゃないの?」


「…分かった。オレは斤術と呪術しか使えない道化師だ

 道案内とちょっとした戦闘しかできねえがそれでいいか?」


「十分過ぎるほどです。ありがとうございます。

 ティラリア高原も制圧したことですし、先を急ぎましょう」


ルナは、バリオンを魔法から解き放った。

地面に柔らかく着地する。


「あと…レンディスさん

 先ほどはありがとうございました。

 わたしを守っていただいて。」


「騎士の誓いです。」


「騎士の誓い?」


「はい。闇の王国の騎士に伝わるものです

 主君の命は我が命に代えても守る

 その暁に、我ら闇馬の騎士団は勲章を授かることができるのです。」


「ありがとう、レンディス。

 オレからも礼を言う。」


「勿体ないお言葉です。」


「一旦要塞に退きましょう。

 レンディスさんとバリオンさんの装備を整えてから、

 闇の王の城下街に入りましょう。」


「ええ」


「…あぁ」


「はい」


「御意」


「仕方ねえな。」


「行きましょう!」

新たに仲間と認められた

バリオンとレンディス。

闇の王のもとに潜り込みます。

こんなことわたしには出来ない(。・・)

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