表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇のシンフォニア  作者: 花宮 あいら
光と闇のファンタジア
18/135

4ー2 蒼の守護者

17章 闇雲


トリクル要塞へ行ったルナは、闇に対抗する光の王国軍を退かせることに成功し、残るは闇を食い止める作戦だけ。



「とりあえず、ペガサスたちを安全な場所へ入れましょう

 闇の軍が来るまではまだ時間があると密偵の方が教えて下さいました。準備を整えておきましょう。」



それからリンとキリアスはペガサスの世話へ

マリンはトリクル要塞に蒼の結界を張りに、

そしてアリアは武器や防具の整理

ルナはトリクル要塞の地下深くに残された遺跡へと

それぞれが別行動になった。



「トリクル要塞の地下は、こんな所だったのね…」



地下なのに青空が差し込み、

湧き水が流れ、太陽が明るく遺跡を照らしていた。

正確に言えば、太陽の光がこの遺跡の光魔力を反射させて

青空を作り出している。


その遺跡は、神殿になっていた。



「古の時代、月の女神に選ばれし王女が

 戦いの武運を祈った神殿…」



まるで、今のルナのよう。



「でも、その王女は、闇の死印を纏ってしまった。」



闇の死印は、戦に勝った暁に死ぬという呪い

負ければそれは殺されるということ

勝てば、死印の呪いで死んでしまう



「…古の王女、月の女神、蒼の守護者、闇の王…

 そして、太陽の神と、それぞれのペンダントと指輪」



これらが、何を表すのか

その答えは、案外簡単に導かれることになった。



「ルナ。」


「あっ、マリンさん、よくここが分かりましたね」


「古の王女や月の女神たちが表すのはね」



そういって神殿の奥深くに足を踏み入れていく



「マリンさん?」


「こういうことよ」



次の瞬間、神殿の奥が霧に包まれ、ルナがまばたきをする間に視界は晴れやかになった。



「いまのは…?」


「あれを見て」



マリンが指をさしたのは、霧の晴れやかになった神殿の最深部にある女性の像だった。



「あれは、何ですか?」


「あれは月の女神。

そして、女神の持つ水晶玉を見つめて。」



マリンの言うとおり、水晶玉を見つめる。

すると、水晶玉に何かが映し出された。

それは、闇の王の苦しみ、もがく姿だった。



「これは、真実。そして、これはこの戦いの元凶」



闇の王の瞳の奥に、ぼやけている何かが揺らめいた。



「えっ…これは…」


「あれが、戦争を引き起こす者。

 でも、この神殿以外の場所では言わないで。

 古の王女のように闇の死印をつけられるわ。」


「闇の死印…

 どうして、マリンさんが知っているのですか?」


「……私ね、本当の蒼の守護者の後継者ではないの。」



重く口を開いた。



「私は…この世界の真実を、終焉を知っているの。

 でも、その理由は言えない。

 言ってしまったら、あなたは…」



そう言って口を閉ざした。

上に戻る。



「じゃあね」


「あっ、はい」


「ルナ~、どこいっていたの?

 探したわよ!」


「…?マリンさん?さっきまで一緒にいたじゃないですか?」


「なんのこと?私はずっとリンやキリアスと結界だったりペガサスのお世話をしていたわよ。」


「え…」



その日神殿で見たことを、

ルナは誰にも言わず、胸にしまいこんだ。

一緒にいたマリンは一体?

ルナたちは、世界の真実に手を伸ばします。

でもまだ、それはちょっとだけしか触れられない

というなんともミステリアスな展開です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ