表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇のシンフォニア  作者: 花宮 あいら
光と闇のファンタジア
17/135

4ー1 蒼の守護者

16章 蒼の少女


二人は、蒼へ向かった。

湖のほとりにいるという闇の軍を止めるために。

しかし、湖にいたのは15、6くらいの少女


周りに警戒しつつ、少女に話しかける



「あなたは…?」


「…私は、マリン

 蒼に住む者よ」



アリアが、マリンに問うた。



「湖に闇の軍がいると言われて来たのだが」


「闇の軍?湖には来ていないわ。

 まあ…」



少女は沈黙した。すると、また口を開いた。

静かに、重みを含ませた声で。



「囲まれているけどね」


「えっ…!?」


「くそっ、既に包囲されていたのか!」



悔しがり、包囲する方を睨みつける。

───と、マリンがそれを制止した。



「大丈夫よ。

 私に任せて」


「えっ、ですが…」


「心配されるほど非力ではないわよ」



───水の中で眠る少女


───力を持ち、封印されしペンダント


───我その力併せ持つ者なり


───湖の守護者よ、我力を欲す



「私は、水を操れるの。

 この蒼水石のペンダントでね」


「私の指輪の間の石…」


「ルナ、この少女は───っ!!」



その瞬間、周りの木々が揺らめいて、

人々が浮き、その人々の周りを水が包み込んだ

すると、人々は闇の彼方へ行ってしまった



「ふふ。驚いたでしょう」


「間違っていたらすまない

 お前は伝承の妖精なのか?」



アリアの質問に対しマリンは首を振る。

でも、そこか誘う素振りを見せる。



「残念。妖精ではないわ。

 でもまぁ…近い存在ではあるかもね」


「すまなかった。

 ただ、水を操れるというのは妖精しか出来ないのでは」



博学な王子様ね、とマリンは笑った。

水を纏ったような冷静なマリンの笑顔は、凛々しさと可愛らしさを兼ね備えた美人だ。



「でもね。もう一つだけ出来る人がいるのよ

 それはね…『蒼の守護者』

 ふふ、これで分かったわよね?」



ルナは唖然とした。アリアは謎が解けたように頷く。



「…やはりそうだったのか」


「あら、分かっていたのね

 あなたたちは王族でしょう?

 なら、私も連れて行って」



その言葉に、ルナが真っ先に答えた。



「でも、私たちの旅は危険です

 常に死と隣り合わせです

 それでもいいんですか?」


「えぇ。それでもいいわ。」



マリンが大きく頷いた。

アリアとルナもそれに同意して、連れて行くことにした。



「…そうか。わかった。」


「なら、行きましょう。

 マリンさんがいてくださるならとても心強いです。」



そうして、蒼の守護者マリンが加わり

ルナたちはまた、ペガサスに乗って駆け出した。



「次は、闇の兵が潜んでいるという

 トリクル要塞の近く、蒼穹の遺跡に行きます

 ここでペガサスを休ませ、光の高原へ向かいます」


「3人で行くの?無謀すぎないかしら?

 トリクル要塞は雫の形を模した自然の要塞

 光と闇が交戦中かもしれないわよ」



?マークを浮かべるマリンに、ルナがそこのことを説明する。話を戻し、トリクル要塞のことも話す。



「でも、交戦中なら良い機会です

 トリクル要塞を落として、そこを拠点とします

 お母様には既に光の王国の要塞利用許可を得ておきました

 3人ではありません

 わたしの従者のリンと、アリア様の従者のキリアスがいます」


「あぁ。キリアスとリンは治癒魔法を扱える。

 まずは、闇を止めないと話にならない。いくぞ。」


「分かったわ。」



安心したようにマリンは微笑んだ。



「では、行きましょう!」

従者さんの名前が出ました。

ルナのお付きの人はリン

アリアのお付きの人はキリアス

二人とも治癒魔法を扱え、ペガサスや馬の扱いにも長けています。

そして今回加わったマリンも、どう関わってくるのでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ