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男女獣比1:100:1000のモフ界転生 ~トリマー無双でエリート獣人を骨抜きに。最底辺の俺が自由を求めて下剋上~  作者: 団田図


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第25話 発情期の鎮静

「今の気分はどう? 発情期ヒートの苦しみと、これから完全なオスの手で初めて施術を受けることについて。初体験でドキドキしている?」


 葵の口から飛び出した容赦のない質問に、俺は少し驚いて葵を見た。だが、葵はファインダーを覗き込んだまま、興奮気味に口角を吊り上げている。


「さあ、正直に答えて。ルプス家の誇り高きオオカミが、今どんな熱を抱えているのか」

「っ……ふざけるな……っ。私はただ、この体の熱を、どうにかしてほしくて……っ」


 シルヴィは屈辱に顔を歪めながらも、カメラから目を逸らすことができない。俺のフェロモンが充満するこの密室にいるだけで、彼女の理性はすでに限界に達しつつあるのだ。


「いい表情ね。それじゃあ、その制服と下着を脱いで。ゆっくりと、カメラに見えるようにね」


 葵の指示に、シルヴィは屈辱と羞恥で涙目を浮かべた。だが、逆らうことはできなかった。

 震える手で、桜華学園の制服のリボンに触れる。


「くっ……うぅ……っ」


 ファサ……とブラウスが床に落ちる。続いてプリーツスカートが滑り落ち、引き締まった腹筋と、銀色の美しい毛並みに覆われた脚があらわになった。

 葵は「すばらしいわ……」と呟きながら、カメラのズームを調整し、シルヴィの震える指先や、紅潮した肌を舐め回すように撮影していく。

 最後に、黒いレースの下着がゆっくりと外され、シルヴィの完全な裸体がカメラの前に晒された。


「はぁっ……はぁっ……もう、いいだろ……早く、早くしてくれ……っ」


 胸と股間を両腕で隠し、泣きそうな声で懇願するシルヴィ。その姿は、周囲を威圧していた凶暴な猛獣とはまるで別人のようだった。


「ヒカル、準備完了よ。生体データの計測を開始するわ」

 葵の合図で、俺はシルヴィを浅いバスタブの前の椅子に座らせた。

「いくぞ、シルヴィ」

 俺が両手にはめているのは、クロエが作ってくれた『無数のイボ付きゴム手袋』だ。

 シャンプーを泡立て、銀色の毛並みの奥、分厚い皮膚の下にある神経節へとその突起を滑り込ませる。


「ひゃああっ!?」


 指が触れた瞬間、シルヴィの口から鼓膜を突き破るような悲鳴が上がった。

「な、なんだこれは……っ! 指が、骨の中まで……っ!」

「動くな。発情期ヒートで過敏になっている神経を、これで一気に強制シャットダウンさせる」


 俺は容赦なくマッサージの圧を強めた。イボ付き手袋がオオカミ特有の首筋の経絡を的確に捉え、俺のゴッドハンドの威力を増幅させて彼女の脳髄へと叩き込む。


「あぁぁっ……! だめ、そこ、ヤバいぃっ……! 頭が、溶けるぅ……っ」


「いい反応よ、シルヴィさん! 心拍数、急上昇の後に一気に下降しているわ! もっと、もっと声を出して!」


 葵はビデオカメラを片手に持ちながら、もう片方の手で生体モニターのキーボードを猛烈な勢いで叩いている。普段の冷静な彼女からは想像もつかないほど、頬を紅潮させ、興奮した様子で撮影を続けていた。


「ひぐぅっ……! ヒカル、ヒカルぅっ……! 匂い、お前の匂いと手が……私の奥まで……っ!」


 シルヴィの筋肉の強張りが、みるみるうちに解れていく。発情期ヒート特有の攻撃的なアドレナリンが、圧倒的な快感ホルモンによって完全に上書きされていくのが手を取るようにわかった。


 シャンプーを終え、俺は彼女を作業台の上に立たせた。

「次はブラッシングだ。四つん這いになれ」

「はぁっ、はぁっ……はい……っ」


 もはや何の抵抗もなく、シルヴィは全裸で作業台に這い上がり、四つん這いの姿勢をとった。特注のスリッカーブラシが、彼女の銀色の毛並みを梳いていく。

「あぁんっ……もっと、もっと梳いて……っ。気持ちいい……っ」

 ブラシが腰から尻尾の付け根を撫でた瞬間、シルヴィの体がビクンと大きく跳ねた。


「あ、あぁぁぁっ!!」


 彼女は作業台の上で仰向けに転がり、両手両足をだらしなく広げて、俺に向かって完全な『ヘソ天』のポーズを晒した。オオカミの獣人が見せる、究極の服従と安心の姿勢だ。


「クゥ~ン……クゥン……」


 凶暴だったオオカミ令嬢が、まるで飼い主に甘える子犬のように喉を鳴らし、俺の手にすり寄ってくる。


「……信じられない」

 カメラを構えていた葵が、息を呑む音を立てた。

「ホルモン値、完全に正常化。交感神経の異常な興奮も収まってる……。ヒカル、あなたの施術は、獣人の発情期ヒートを完全に鎮静化させたわ!」


 モニターに映し出された完璧な数値を見て、俺は口角を吊り上げた。

 これで、国家に突きつけるための最強の『武器』が一つ、完成したのだ。

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