表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者が勇者パーティから追放されました ー王国の勇者から民衆の勇者として旅をしますー  作者: ぶっくん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

82/87

第82話 機神兵の脅威

ガレスがそれを聞き、大斧を振り回した。

「ならばこうだ!」


彼の一撃が機神兵の首の関節を直撃し、頭部が飛んだ。


しかし、胴体はなおも動き続け、無作為に銀色の糸を振り回した。


「倒しても動き続ける!」

ガレスが唸る。


アーサーが杖を地面に打ちつけた。

「ならば、動きを止める術を!」


彼の詠唱が高まり、地面から青白い光の蔓が這い出し、機神兵たちの足元に絡みついた。

機神兵の動きが明らかに鈍くなる。


「効いている!」

エリザが叫んだ。


「だが、術者の負担は?」

アーサーの額に汗が浮かんでいる。

「……長くは持たぬ。急ぐのだ!」


レオンは仲間たちを見渡し、決断した。

「キース、エリザ! 機神兵の足止めを! ガレス、アーサーと共に中央突破! あの男を止める!」


「了解!」

キースが即座に応じ、素早く矢を放ち続けた。

彼の矢は常に機神兵の動きを封じる部位を正確に狙い、前進の速度を鈍らせた。


エリザは東嶺の兵士たちを指揮し、盾の壁を維持しながら、機神兵の群れを二つに分けるように陣形を変えていった。


レオンとガレス、アーサーの3人が、開かれた通路を突き進む。


アルフォンスは依然として高台に立ち、冷ややかにそれを見下ろしていた。


「勇ましいことだ。だが、無駄だ」


アルフォンスが再び手を挙げると、地下空洞の壁面がさらに開き、新たな機神兵が現れた。


これらの機神兵は先ほどまでのものより大型で、4本の腕を持ち、それぞれが異なる武器を握っていた。


「第二世代機神兵『ガーディアン』だ。お前たちのような特別なサンプルに対処するために設計された」


ガーディアンが動き出した。

その速度は第一世代を遥かに上回り、あっという間に3人の前に立ちはだかった。


ガレスが大斧で一撃を加えるが、ガーディアンは2本の腕で剣を受け止め、残る2本の腕で反撃に出た。

ガレスは間一髪で後退し、胸当てに深い傷を受ける。


「くそ……速い!」


「動きを読め!」

レオンが叫んだ。


「規則的だ! 三回動いた後に隙ができる!」


レオンは自らの観察を信じ、ガーディアンの三連攻撃をかわすと、四回目の動きが始まる前に剣を突き出した。

剣がガーディアンの胸部を貫き、内部で何かが壊れる音がした。ガーディアンの動きが止まり、その場に崩れ落ちた。


「効いた!」

レオンが叫ぶ。


「パターンがあるなら、対処できる!」

ガレスが笑みを浮かべ、次のガーディアンに斬りかかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ