表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者が勇者パーティから追放されました ー王国の勇者から民衆の勇者として旅をしますー  作者: ぶっくん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

38/82

第38話 民衆の温もり

一方、辺境に向かう道中で、レオンたちは早くも懸賞書の存在を知った。


小さな村の掲示板に、彼ら4人の姿が大きく貼り出されていたのだ。


しかし、レオン達がローレンツィア商会と戦っていたのを知っていたこの村人達は、掲示板の手配書を見ても誰も気にしておらず、むしろレオンたちに温かい眼差しを向けていた。


「お若いの、これを持っていきなさい」

しわくちゃな手をした老婆が、温かいパンをレオンの手に押し付けた。


「森の中は危ないから、気をつけてね」

小さな女の子は野の花を摘み、アーサーに差し出した。

アーサーは目を細めてそれを受け取り、そっと少女の頭を撫でた。


ガレスは黙ってうなずき、キースは片目の視界で周囲を警戒しながらも、口元がほんの少し緩んだ。


村を離れた後、アーサーが杖で軽く地面を叩いた。

「財務卿が我々をここまで危険視しているということは、我々が握っている証拠が彼にとって致命的だということだ」


キースが言った。

「これからは主要街道は避け、魔物の危険はあるが、人々が追っ手の攻撃に巻き込まれないように森の中を進もう」


ガレスが重々しくうなずいた。

「さあ、行くぞ。辺境伯爵の城塞まであと3日だ。それまでに、何としても証拠を届けなければならない」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ