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勇者が勇者パーティから追放されました ー王国の勇者から民衆の勇者として旅をしますー  作者: ぶっくん


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第109話 城門前の戦い

一方、城門前では、レオン率いる主力部隊が機神兵の第一波と激突していた。


「陣形を崩すな!」

レオンの声が戦場に響く。

「彼らは規則的な動きしかしない。隙を突け!」


ガレスが大斧を振るい、金属製の兵士を真っ二つに斬り裂いた。

「はっ!硬いが、生きてないからな、動きが読める!」


民衆勇者たちは訓練された兵士ではなかったが、それぞれが生きるために身につけた戦いの技術を持っていた。

農民は鍬や鎌を、職人は工具を、元兵士は錆びた剣を握りしめ、機械の軍勢に立ち向かっていた。


しかし、数の差は明らかだった。機神兵は感情も疲労も知らず、ただ命令通りに前進してくる。


「レオン!右翼が押され始めた!」

誰かが叫んだ。


レオンは剣を構え、部隊の中央から右翼へと駆け出した。


彼の動きを見て、他の者たちも自然にフォーメーションを変え、弱点を補い始めた。


これが正規軍との違いだった。

硬直した規則ではなく、互いを信頼する絆が彼らを動かしていた。





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