私達の戦いはこれからだ(笑) 4
文体がおかしいとか、分かりにくいとかありましたら指摘をお願いします。
可能な限りなおしたいと思っていますので!
あと今回から後書きのステータス部分の特性に効果らしきものを入れてます。過去の話に追記・書き直しはしません。
という訳で、久しぶりにやって参りましたエリア名《猿蛇の森》。この森を探索したプレイヤーの情報によると森の奥に居るボスを倒せば神殿へ通じる道が現れる。しかし、神殿エリア前半に出る雑魚モンスターですら、手前で戦ったボスの何倍も強いというお話ですからね。
「この森にどんなボスが居るのか楽しみだね」
「そうね。でも、今の私達なら普通に倒せるだろうからさっさと抜けましょうね」
「ん、了解だよ」
襲い来るタイグーやヒッポスなど私にとっては懐かしいモンスター達?を倒して先へ進むと、いかにもな雰囲気の場所……森の広場に出ました。
「そろそろね……いくわよ?ナナ」
「おっけ~。この1ヶ月でレベルをあげに上げたナナさんの強さを見せてあげる!」
「あ~それはもう何度も見て知ってるから……」
「レイカちゃん。ノリわるーい!」
「ほら!もう行くわよ?」
「ブゥ~」
この1ヶ月の間、ナナはヴェスピス周辺での狩りを意欲的に行い、効率よくレベルを上げてきました。職業レベルが30になった時、転職するのかどうかを聞いたところ、私が50まであげた事を述べ、ナナ自身も50レベルでの転職を目指すと言い放ったのです。私の場合、特性と目的が重なった結果、あの短期間で50を達成できましたけど、普通に稼ぐ場合どの位かかる事になるのか、今から戦々恐々としています。
とか言いながらなんだかんだとナナに付き合って狩りを行った結果、久しぶりに私のレベルが6に上昇しました。
特性のGM泣かせの効果により戦闘時の取得経験値が下がっていたのにレベルが上がった所を見るとかなり良い感じのところまで経験値がたまっていたのでしょうね。これにより上昇したポイントの割り振りですが魔法の威力が大事ですから、賢さにポイントを振っておきました。
広場に入るなり、進行方向にモヤが集まり形を形成していく。そこに現れたのは巨大な蝶をしたボス
《ノンフライバタフライ》(以後、蝶と呼びます)です。名前的には食べられそうですけど食べちゃだめですよ?ネームセンスについてとボスの名前の由来については運営…というかパパに文句を言う事にしておきましょうか。
「なんだぁ、蝶かぁ。空を飛んでる以外は全然問題ないね」
「私達にとっては美味しいだけのボスね。ナナ、壁しながら弓で牽制ヨロシク!私は魔法で行くわ」
「まっかせてぇ~」
蝶は飛行状態からの毒燐粉による毒・眠り粉による眠りなどの状態異常に落とす攻撃をしてきますが、ナナが状態異常になったとしても光魔法のディスペルで直ぐに回復できますから心配無しです。私ですか?
残念ながら状態異常耐性の装備は作れてませんので、私にタゲが向けば眠ったりしますね。でもナナがそうさせないはずですから心配してませんよ?
始まりの街周辺のボスだという事もあり、蝶は私の風塵魔法で数度攻撃すれば粒子となり消えました。ドロップアイテムは《毒の羽》《ホカホカの触覚》などの素材系アイテム。鑑定で見たところ、私には使い道がありませんでしたが、他の生産スキルもちの知り合いが使うかもしれませんから一応取り置きしておこうかな?
「余裕だねっ!もっと強いの出してくれないと張り合いが無いよ!」
「そうね。じゃあ強いって言う噂の神殿に急ぎましょう?」
「賛成!」
ボスのいた広場を抜け暫く進むと話の通り所々崩れた神殿が現れました。エリア名は《四抗の聖神殿》というみたい。遠めにも、死霊系モンスター・悪魔系モンスターといったのがうろついてるのが見えます。詳細は流石にわかりませんが、第4の街周辺で見るミニデーモンよりは強そうです。
「聖神殿なのに、モンスターだらけかぁ。時間の流れってひどいのね」
「そう……だね。あれ?……この母神像どこかで見た事があるような??」
「どうしたのナナ?いくわよ?」
「あっ、うん。今行く~。まいっか、後で思い出してみよっと……」
なにやら考え事をしていたらしいナナは、とりあえず考えるのを止め、私とともにエリアマップに進入しました。中に入るといるわいるわ、モンスターの群れ!台所の悪魔と呼ばれる物と同じレベルでウジャウジャと!あれですね、1体見つけたら30体いると思え!みたいな感じです。
「これは忙しくなりそうね!ナナ、きつかったら直ぐに報告お願いね!私は出来る限り天光魔法で応戦しておくから!」
「いいよ!私もスキルをカンストに向けて暴れたかったからこの数はすごく燃えるよ!」
「じゃあ、久しぶりに勝負と行こっか。勝敗の基準はドロップアイテムの総数で」
「了解!負けないよ!レイカちゃん!」
「私もよ!」
こうして始まった突発的な討伐数勝負。流石に回復行動無しではきついので、私がナナに対して回復行動をとっている場合は休戦となり、モンスターが退治されそれなりの広さを確保した場所で休憩となります。
ギャーギャー言いながら、高いレベルの闇魔法を使ってくる悪魔《デモニスJr》や、鋭い鉤爪で連続攻撃を仕掛けてくる《ビットローグ》等の猛攻を、回避し、時にはまともに食らって危ない水準まで体力を減らされた時、ナナがカバーにきてくれたおかげで事無きを得た事もしばしば……。
私が落ち着いたとき、ナナを見ると、死霊系列のモンスターである《デスワイト》と戦っていました。デスワイトは幽霊系モンスターで紫のローブを纏っており、幽霊系モンスターは大抵、物理ダメージを1割以下にまで減らす特性を持っていますので、苦労していました。なんだかんだでナナは属性攻撃を持っていませんからね。
「ナナ、そいつだけでも手助けいるかな?」
「大丈夫!こう言うのとの戦いは慣れてるから!」
「そう?それなら回復だけしておくわね」
「うん、ありがとう!」
ナナから離れつつ、私はナナの言った死霊系モンスターとの戦いに慣れてるって言っていたことについて考えていました。
ナナはこっちに戻ってから偶にソロで出ることもありましたけど、基本私とペアで狩をしていました。だけど、死霊系モンスターがここほど大量に出るようなマップは今までにありません。
「どういうことなのかしら?……まあ、いいわ。後で聞いてみれば良いことだし」
そう思いなおして私は、ナナから離れすぎず魔法の詠唱時間を稼げる位置へ移動し、まだいくつも残っているモンスターの群れに向かって魔法を放ち続けました。
神殿に入って1時間経過した今でも、私達二人は入り口から150メートルほど先にしか進めていません。
はい、敵の数が多すぎて先に進む事ができないのです。魔法などでがんがん殲滅して行きますがそれと同等か上回る勢いで神殿の奥からモンスターが現れ続けているのです。あまりに多いのでナナに声をかけ、モンスターの少ない場所まで下がる事にしました。
「流石に多いわよね。……ってあら?【精神統一50/50】・【魔法運用の知識50/50】のスキルがカンストしてるわね。【体⇒魔変換】の方も42レベルから47まで上がってるし」
「おぉ~?スキルのカンストいいなぁ!私も早くスキルのカンストさせたいよ~」
「ナナはどんな感じなの?」
「えっと、私の方は……体術が後3つ、薙刀はカンストしちゃってるね。パッシブ系だったら腕力強化が38になってる」
「あら?ノーガードは?」
「か、カンスト済みだよ……」
「そ、そう……どうする?モンスターの群れが来るまでにスキル入れ替えしておいたほうが御得感があるわよね」
「うん。じゃあスキル進化させるね」
そういうとナナはスキルツリーのチェックを開始しました。私も今のうちに先の2種を進化させようと思います。
【精神統一】からは【心頭滅却】・【精神鍛錬】の2種類が選択可能。
【心頭滅却】というスキルは、攻撃を受けてる間でも集中力が途切れにくくなるもので、詠唱中断などがおきにくくなる方向へ進む。
【精神鍛錬】というスキルは、精神統一の上位スキルで、魔力・賢さの補正率大幅アップと、魔力回復量アップといった物になる。
そして
【魔法運用の知識】からは【魔道基礎】が派生しました。
【魔道基礎】とは、そのまま上位スキルとなり、引き続き詠唱速度の短縮・連続魔法の研究(発動率)に向かう。
「魔道基礎は選択肢が無いから決定として……精神統一の方は2つか。うーん、どっちも役に立つのは間違いないんだろうけど、どうしようかしらね」
しばらく考えた結果、直ぐに役に立ちそうというと【心頭滅却】という結論に至りこちらを選択。
理由としてはやっぱり【魔道基礎】の方で詠唱速度を下げれるならさらに詠唱中断される可能性を減らした方が役に立つでしょうから。
ナナの方は【薙刀】から【戦杖】という物が派生しました。このスキルは薙刀以外に槍・杖・棒といった長物系武器を装備できるようになりました。
そして一番気になる【ノーガード】からの派生は、【鋼体】【受身】が派生しました。一見つながりは無さそうですけど……何故こんなのが派生したのでしょうか。……誰がなんと言おうとつながりなんてあるものですか!
「レイカちゃん!私のスキル【戦杖】と【受身】にしたよ!」
……物申す前にナナはスキルを決定していました。何故そっちを選んだの?すごく聞きたい……聞いちゃいました!
「もちろん、名前に関してはどうだろう?って思ったけど、スキル効果で見ると受身しか選びようがなかったんだよ~」
【鋼体】は文字通り肉体硬度を上げ、体格値補正が大きく上昇する。レベルが上がるに連れて鉄壁アバターになるらしい。その代わり、スキルレベルが上がるごとにビジュアルがゴツく変化していくとの事。
要するに、鋼体スキルを育てると筋肉モリモリでガッチガチボディの体育会系ナナが誕生すると……怖い!怖すぎる!絶対、夜寝る前とか魘される!
【受身】はノーガードの上位スキル。攻撃を受けるごとに熱い激情がたまり、一定量たまると約3分間、爆発的攻撃力(1.5倍~最大10倍)を得る事ができる。
こちらもレベルが上がるごとに、激情を爆発させる最低ラインが減っていくらしい。なお、見た目の変化は無いとの事です。
この説明文からすれば確かに【受身】しか選べませんね。ナナ、グッジョブ!
こうして二人ともスキルの設定が終わった所で、引き続き神殿のモンスター退治に戻ろうと思います。
「あっ!勝負を区切る時間決めてない!」
「あぁ!!ほんとだ!レイカちゃんのうっかりさん~」
「ナナだって気付かなかったじゃないの!……それでどうする?とりあえず目に見える範囲のを倒したら一旦区切ろっか?」
「そうだね。そうしよう~」
この後の戦いで新しいスキルの効果を実感する事になるのだが今はまだその事を知りません。
名前 レイカ
種族 魔族
職業 空気賢者LV5→6
スキル 【マスター裁縫18/50】・【再生採取9/50】・【風塵魔法LV30/50】・【精神統一50/50】→【心頭滅却1/50】
【魔法運用の知識50/50】→【魔道基礎1/50】・【調香士5/50】・【誇り(プライド)47/50】・【体⇒魔変換47/50】【帯術10/30】
【天光てんこう5/50】【冥闇めいあん3/50】【育成10/50】
ステータス 体力5(+19+3) 魔力30(+28+3) 腕力1(+17+3)
体格5(+27+3) 賢さ42(+24+3) 敏捷14(+25+3) 運5(+11+3)
ステータスポイント 残り 0
スキルポイント 残り 2→0
風魔法;ウィンドボール・ウィンドカッター・ウィンドヒール・テンペスト・サンダー・アンチパラライズ
風塵魔法:ウィンドベル・シルフスクリーム・ウィンドブレイド・エアスラッシュ
光魔法:シャイン・ライトヒール・シャインストーム・ディスペル・ヒーリングシャワー・ライトフラッド
天光:レイ・ソーラーライト
闇魔法:ダークボール・ナイトメア・ダークウェーブ・ブラックバースト・ダークネススラスト・ポイゾネス
冥闇:ダークフォロウ
裁縫:糸作成・鑑定・飾り縫い・良品成功率8%上昇・派生率+8%・雅縫い
マスター裁縫:糸複製・制作軸ベクトル設定・裁縫の奥義
採取:採取ポイント発見・採取個数アップ・レア発見率+2%・採取ポイント復活速度2秒アップ
再生採取:採取ポイント復活率+4%・レア発見率+3%
精神統一:魔力自然回復量中上昇・魔力値+10・魔力自然回復速度中上昇
new 心頭滅却:攻撃を受けても魔法が中断されない確率5%
魔法運用の知識:魔法攻撃力小上昇・賢さ+8・魔力+8・魔法攻撃時10%の確率で連続魔法
new 魔道基礎:魔法詠唱速度が0.2秒減る
香料士:モンスター遭遇率・狙われやすさが12%上昇・香封・開放・品質アップ・調香率10%上昇
調香士:超開放・幻惑耐性+5%
誇り(プライド):格上相手と戦闘時、腕力(物理攻撃力)・賢さ(魔法攻撃力)が35%上昇。
体⇒魔変換:体力10%と引き換えに魔力を40%回復
育成:土地と厩舎を持っている時、飼っているペット達から良質素材が取れる可能性が4%アップ
帯術:衝打・縛り打ち・スナップヒット
特性
闇の加護:ダンジョン、夜のフィールドなど暗い場所でステータスに少しですが補正が掛かります。
古き英雄の記憶:ソロ時の獲得経験値が2割(20%)上昇する。パーティ時は英雄の気質を発揮し仲間のステータスを3ずつ上昇させる。段階を踏むことで成長する。
下克上:モンスター討伐時の経験値が10%増える。覚えるには自分より数段上のモンスターを倒し続けなくてはならない。
ドラゴンキラー:ドラゴンを何度も討伐した物に与えられる。リザード、ドラゴン系に与えるダメージアップ
隠れたい者:表面上は目立ちたくないと思っているあなたに。フレンド登録数が少ないほど能力が上昇。1~3人:全ステータス+3、4~6人:全ステータス+2、7人以上:全ステータス+1。フレンド登録数が一定数増えると特性が変化する。
GM泣かせ:リアル1ヶ月間(ゲーム内時間で3ヶ月)戦闘時の取得経験値半減する代わりに物品売却時にNPCから得られるお金を割合ダイスで上昇。
爆発魔ボマー1/10:効果:鍛冶、火・光属性成長率微上昇(1.1倍)・火・光属性耐性が微上昇(1.1倍)、代わりに水属性の魔法・特技が永遠に使用不可となる




