私達の戦いはこれからだ(笑) 3
次話明日朝6時に予約済みです。
色々あった文化祭からはや1ヶ月。12月中旬となり寒い時期がやってきました。学校の方でも期末試験を終え、その結果に喜ぶ者・打ちひしがれる者、クリスマスや年末年始と言う予定について嬉しそうに話す人などに分かれている。私の試験結果については問題ありませんよ?トップとは言いませんけど、3年間上から7番以内(中途半端とか言わないでね?)には入っていますからね?七実は実はかなりできる子になっており今回は2位でした。経営学・帝王学の勉強の成果かしら?
受験とかの問題なんて私にはどうって事の無い問題……。一応適当な近場の大学の受験をしますけど、今の成績でも十分すぎるくらい余裕です。そういいながら落ちたら笑えますよねー。ドキドキ。
「麗華ちゃん。今日は何処行こう?」
「そうね。気になるマップがるからそこに行って見ようと思うんだけど、それでいい?」
「もちろんだよ。それで行き先は何処なの?」
「始まりの街の南に湿地帯・洞窟・森とあるんだけど、とあるパーティが偶々その先で神殿を見つけたみたいなの。その神殿は入り口までは入れるんだけどそこの敵がすごく強いらしいのよ」
「始まりの街の近くに敵が強いダンジョン?怪しいね?でも入れないのなら行っても無駄なんじゃ?」
「無駄かもしれないけど、その場合敵の強さだけでも調べて帰れるでしょ?新しい素材もあるかもしれないし」
「麗華ちゃん。今のは最後のが本音だよね?最近素材が足りないって叫んでたし」
「あ~、そういえばそういう事もあったわね……。第3の街グリーティアの管轄するダンジョンでしか取れないレア素材が、プレイヤーがだんだん第4第5の街に流れ始めちゃったせいでバザーに流れなくなっちゃって、依頼品が作れなかったのよ。面倒だったけど私が自分で採りにいくハメになったわ」
「私に言えば採りにいったのに……」
「何言ってるのよ。七実はレベルを上げるって言う目的があったんだから頼めるわけないわ」
「むぅ!それでも頼って欲しいんだよ?私はね?」
「しょうがないわねぇ七実は。じゃあ次回からそうするわね」
「よろしい!」
こう言う話をしながら帰れるくらい余裕があるといえば良いでしょうか?ちなみに姫島さんとか神込君といった人たちも自分の学力でいけるところを狙っているみたいです。模試が来月辺りにあるはずですから、後の事はそれを受けてから考えましょうか。今はとりあえず、DCOですよね!
帰宅し、直ぐにログイン……ではなく、和仁の書斎から何冊かの参考書を持っていくことだけは忘れません。なんだかんだ良いながらもDCOの休憩時間に読んだり勉強したりするのが日課になってしまってますからね?まあ、そうでもしないと毎回、成績上位に入る事なんてできませんからわかってくださると思いますけど。
食事と勉強・その他の所用を終えると夜の20時過ぎとなっていました。この時間帯であれば、知り合いが数人はログインしているはずなので、休憩がてら話しに行く事にしましょう。
ログインし、第2の街エンローズにある私の初めての私有地……ここの環境はもうなんと言いますか、裁縫の糸素材の天国となっています。最初に捕まえた蜘蛛を始めとして蚕などの糸を吐き出す虫。この子達は低確率ですけども特殊効果……大地属性+1だったり、体格強化+3だったりといったもの……を、出してくれてたりするので、1週間に一度は回収しに来ないと取得できず消失してしまいます。
あっ、いい忘れていましたね。先ほど始めての私有地といいましたとおり、つい先日、今最前線の第6の街 (インカロード)の街に私有地を購入し、ギルドを設立しました。
メンバーは私とナナ、なぜかウサミさんとルルカちゃんの4名。後者の二人は、元々何処にも所属していなかった事に加え、強く成ることに拘っていない為、まったりしたギルドを探していたらしい。
「本当に私達のギルドに入ってくれるの?たまにパーティを組む程度しか出来ないのに?」
私が二人にそう聞くと、二人とも自分たちの自由に出来るなら所属しておきたいという。というのもこの新しく作ったギルドにはギルドランクという物があり、上からS・A・B・C・D・Eというアルファベットで区切られ、ギルドランク自体が高くなるとNPCからの素材購入が安くなったり、Bランクから使用できるギルドスキル(Bで1つ・Aで2つ・Sで3つ)というものにより役に立つ恩恵を授かる事が出来る為だ。しかし既に存在する既存のギルドはそのギルドランクを上げるためのノルマが重く設定されてある所もあり、初心者やのんびりしたい人には不評だったりする。
そんな中、私とナナが作ったギルド【夢の涙】なら、束縛やノルマがなく安心できそうだという事からとのこと。ついでに(というかきっと本命だろうけど)ギルド倉庫が利用できるのも大きい。言うまでもありませんが現在ギルドランクはEですよ。
「二人の加入について、私もナナも否はありませんよ。ウサミさんは最近、かろうじて持っていた戦闘スキルを生産系スキルに切り替えてしまったみたいですからね。私達としてはスキルを持っていない部類の生産職が入るのありがたいですからね。
ルルカちゃんは……可愛いから問題ないどころかぜひとも愛玩枠ででも良いので加入してください!!できればたまには撫でさせて欲しい……かな?」
「それは助かるよ~私もね~。レイカの裁縫で手に入る布が欲しかったりするから頼みやすくなるし!」
「割引はしませんよ?その代わりに素材が入った時の流通の優先順位くらいは上げても良いけど……」
「それだけでも助かる~」
「あたしってペット扱いなんだぁ……このアバターを作った私がニクい!」
実はルルカちゃん。見た目はすごくロリなのですが中身はちゃんとした大人?だったりします。基本、ルルカちゃんは口を開く事が少ないらしく、その見た目からよく子供と間違われるという。
あとこの二人、リアルの友人同士ということが判明し、私とナナ、ウサミさんとルルカちゃんと言うようなリアル友人同士のギルドとなりました。
ギルドを設立したは良いのですが、やる事はこれから先も同じですね。モンスターを倒したり、ダンジョンで集めたり、育成スキルで虫や動物を勧誘してみたり……ね?
そうこうしてるうちにナナが合流した為、近いうちに4人で狩をすることだけを決め、当面の間は好き勝手にやるという事で私達は納得しました。素材を集めながら狩すればギルドランクBくらいまでは直ぐ上がるはずですからね。
さあ、久しぶりにあのイベントの起きた森に入ろうっか!




