表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
SilentRoseQuest  作者: 石食み
第1章
28/33

01-21


〈ステータス〉


名前:クォンタム

人種:亜人種【鳥種-鴉】(人化)

性別:男

年齢:19

存在値:Lv.1

異形度:9(4)

称号:【亜人、始めました】【紅狐の呪い】

職業:――

状態異常:左翼欠損

装備:人化の腕輪


〈スキル〉

【魔導文字】Lv.1【身体強化】Lv.1【狂化】Lv.2

〈称号スキル〉

【亜人種知識】【紅狐の呪い】

〈種族技能〉

【飛行】80【視覚強化】50【魔力視】50

〈戦闘技能〉

【こぶし】50

〈行動技能〉

【歩法】20

〈耐性技能〉

【精神耐性】70【痛覚耐性】70【演技】50

〈知識技能〉

【魔法知識】50


〈所持金〉

0 C


 これが、腕輪装着時のステータスである。

 遂に。

 遂に、人化の術を手に入れた。

 この腕輪を付けているだけで、異形度-5されるらしい。とても強力だった。


「ありがとうございます……!!」 


 バーバラさんに礼を言う。

 後は言語問題だけ解決出来れば、晴れて人里に入れる。

 嬉しさで涙が出そうだった。


「本当に、ありがとう、ございます……!!」

「いや、その前に服を着ぃ」

「あっ」


 あっ。


             ◆


 冷静になった私は、バーバラさんに貰った服を着ていた。

 何やら余り物だとかで、かなりしっかりとした服を貰ってしまったのだが、これ、男物なのである。

 何も聞いていないが、バーバラさんの夫のものだったりするのだろうか。


「改めて、ありがとうございます。腕輪から、着替えまで」


 着替え終わり、改めて礼をする。

 バーバラさんは笑顔だった。


「良い良い。どうせ余ってた物じゃ、腐らせるのも勿体ないじゃろ」

「そうなんですね」

「昔の話じゃ、お主には関係ないよ」


 バーバラさんの笑顔が曇る。

 あまり触れてほしくない事なのかもしれない。


「終わった〜?」


 外からローバが声を掛ける。

 バーバラさんが返事をすると、勢いよく駆けてきた。

 そして私を見て固まる。


「え、誰?」

「クォンタムじゃよ」

「ウォー?」


 コクンと、頷いて見せた。

 早くまともに喋りたいが、今は我慢せねばなるまい。


「ホントに人間だったんだ」

「アタシを疑ってたのかい!?」

「鳥さんは鳥さんだったもん」

「全く……」


 この2人の掛け合いも、すっかり慣れて来た。

 聞いていて心地いいが、もうそろそろログアウトの時間だ。

 早めに今日の寝床を探しておきたい。


「では、今日は色々と、ありがとうございました。また明日、よろしくお願いします」

「おい、どこへ行く」


 そう声をかけ、退出しようとする。

 だが、バーバラさんの考えは違ったようで。


「今日はここで泊まっていけば良い」


 そう言ってくれた。


「良いんですか……?」

「良い良い。折角の縁じゃ。それに、腹も減っておろう」


 確かに、昨日は何故か感じなかった空腹感を、今は強烈に感じていた。

 強引にログアウトしてしまえば問題ないと思っていたが、どうなのだろうか。

 少し考えたが、明日もどうせローバと行動するのだからと押し切られ、好意に甘えることにする。

 ゲーム初の食事はとても美味しく。

 ゲーム初の寝床はとても寝心地が良かった。


Tips:食事

当然だが、人は食べないと生きていけない。この世界は現実世界とは違い、飽食出来るほど食糧事情が良い訳では無いが、日々狩り等をしてそこそこの生活している。


Now Loading ……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ