第8回裏設定選手権
今回、番外編も含んでるため5000文字Over。
最後に、ヘイロクへ愛を伝えていますので御覧ください。
27話 寺子屋の雑炊
契約が無事済み、一杯一文の【ロイヤリティ】ということで決着。暑くなる季節に雑炊を作って持ってくる。小腹が空く頃だとわかって。だとしたら、台所で温め直せばより良いのにと思うも釜戸に火を入れるのも大変な時代。少し冷えてるくらいでも食べられるなら。
ヘイロクに褒美を与えるツネタロウ。暖簾分けをしたかのように、【暖簾をプレゼント】。
素直な性格が表される。チヨに指摘されたことを父に告げると「何を見てたんだ」。このエピソードを言わなくても良いところを言う。自虐ネタを入れることで関係性を上げるという方法はすでに不要でも言いたくなるほど嬉しかったようですね。
チヨも素直に謝れる。ここがツネタロウが感心したポイントでもありました。ヘイロクが自虐することで敷居が低くなったとは言え、チヨがそこから謝れた。これは指導者として感心しています。心の何処かで、「(チヨを)雇って正解だった」と思っていたことでしょう。そこで、追い打ちを掛けるようでは感心の関心の度合は下がっていたことでしょう。
ヘイロクの読みは正しく、半刻とは約1時間で売り切れるほどだったという。
売り切れが続けば続くほど、人は食べてみたいと思います。あまり続きすぎると諦められてしまいますが。
ロイヤリティが発生する葉月。初日から58文を納めに来た。寺子屋の土鍋7杯半相当。業務用の鍋は大きいんでしょうね。せいぜい2つくらいしか設置できないでしょうし。
暑い時期に熱い雑炊ではなく【冷やした雑炊】をと提案するヘイロク。それに対し、熱いものを提供しなさいと以前に説いたことを説明。理由は、腹を下しやすくなる。それだとせっかく人気が出ても腹を下すからと敬遠されてしまうと意味がない。
この時代、当然冷蔵庫は無いので、氷室という山などで取れた氷を室に入れて溶かさないようにして使うというのがようやく出始める頃。井戸水は直接飲めないなら冷やすことくらいにはできるよね。としたいところですが、その井戸水をそうそう簡単に汲んで冷たいままというのは難しい。冷たくなった鍋から提供するには、熱をかなり下げ高温に迫られても下げたままにできるほどこまめに冷やすその手間が大変だ。という意味で、熱いまま提供しなさい。と簡潔に伝えています。
今はまだ、めしやの店先での営業だから井戸水も汲みやすいだろうと。それでも、今後店を増やすとなったらどうするのか。
【黒歴史1】『氷』
氷水で急速に。
これは今見てびっくり。あらやだ。何言ってるのかしら。ただ、赤字になるぞと警告してます。それにヘイロクがなぜかそれを知っているというのだからどこで仕入れた情報なのか。父が博識だから父の受け売りだとしてもよく話に付き合ったなと。もう。お腹下しそう。
大暑という本気で暑さが増した時期にも支払いに来るヘイロク。暇なのかな。
46文。初日と比べて少し落ち着きましたか。1周したんでしょうね。3・4日に1杯くらいなら上々です。
先日先程の冷たい雑炊は売らないのかという客の問いに、ツネタロウから教わったとおりに伝えます。正直、食いながらなので「へぇ」くらいでしょうね。言うだけ言ってみた。くらいだと思います。あったらいいなと思ったそれくらいなんでしょう。
その話をすると、講演の依頼が来ます。寺子屋の子たちに午後から話を聞いてもらうというもの。夏に腹を下す子達は意外といる。大人は腹を下すにしても免疫力と体力があるので、厠が近いくらいなだけですが、子どもたちは免疫力も体力も大人と比べて少ない。下手すると腹を壊して死ぬ恐れも十分にある。だからこそ、元寺子さんだったヘイロク兄さんにお話してもらおう。というもの。
【黒歴史2】『井戸の滑車』
滑車はまだなかった時代でした。厳密に言えば、滑車はヒノモトにはありましたが、庶民が扱えてないくらい貴重だったということ。滑車が物語で登場するのは、ウツノミヤに入ってから。なのでずっと先なんですね。
ポンプ式じゃないとしてますが、それどころじゃない。滑車も無い時代。
滑車は紀元前後にあったといいます。
わたしが愛読していた【孔明のヨメ。】でヨメちゃんが滑車を開発してるのを見てあの頃にあるなら日本にもあるわなー。くらいに思ってたらまだでした。ヨメちゃんが開発してる中には、踏む水車や竜骨車が日本に登場するのが江戸前期。まだ、初期の初期であるツネタロウらの時代にあるわけもなく。
28話 食育
講演依頼されたヘイロク。話し慣れてないが大勢の前で歌いながら呼びかけしているくらいだ。これくらい。意外と話せてますね。もう少したどたどしくしても良かったんですが、中にはヘイロクと一緒に居た子たちもいたことで話しやすかったのかも知れませんね。
アツアツの雑炊を売る理由を語っています。家の囲炉裏に鍋がいつもあることを話すと納得。
さらに、『腹が鳴るのは空腹だけにしとけぃ!腹を下して鳴らすのは男のは恥だ!』と歌うように語った。これは子どもたちも一緒に歌い楽しげ。
午後からの授業は仮眠しているとは言え眠くなりやすい。だから、講演を多方面に呼びかけてみると伝えてます。ツネタロウとしても手応えを感じたんでしょう。
このエピソードは、わたしの経験からによるものです。小学生の頃、元高校球児で甲子園出場経験のある先生が、その頃の話や仲間がプロに行ったとかの自慢話を楽しげに語る人で。授業が始まって最初の10分くらいなにか話してくれるんです。これが眠気を飛ばしてくれてて。今も記憶に強い教師でした。
【帳簿の意味】と付ける大事さを説きます。のちの2度目の謁見の旅でもそれを説きます。お楽しみに。
お武家さんがなぜ帳簿の意味などをこうも詳しく知ってるのかと誰も疑いません。
疑うとしたらちょっと不思議な少年という感覚で主の家臣のクニアキくらいじゃないでしょうか。武家でも中には、帳簿のようなものを細かく付けている勘定役のような人ならともかく、そのような立場にない人がなぜこうも詳しく話せるのだろうか。と不審に思うところもある。という裏設定。クニアキはずっと不審に思っています。良い主君ではありますが。
番外編 人物紹介と某ゲーム風数値化
3章までの人物紹介などを数値化しました。これはあれです。はい。あれ。【信長の野望シリーズ】をそのままパクりました。オマージュではなくパクってます。転移している割には、ステータスオープン!というのが一切出来ない仕様なので、今現在の数値はどうなってるんだろうかと書き手のあんこと読み手の方々がこれくらいなのか。とわかってもらうための数値化をしてます。
政務:読み書き計算の度合、書類を整理できる能力、政治力とは同じとは限らない。
武力:そのまま武力。武器や素手、包丁などの刃物をどれくらい扱えるか。力の度合も含む。
知力:計算高さ、考える力。知略や智謀とはまた別物。あくまで考える能力を示す。
指導:寺子屋や職務上での指導力を示す。50以上で師範代。
魅力:人としての魅力、カッコの良さや美しさは60が限度。人としての魅力で価値を上げる。
統率:軍の統率ではない。人を率いる力、家長は必然的に高め。奥方が高い場合は、尻に敷かれている。
30歳まで成長するが、それより先は成長度がゼロに近い。歳を取り死期が近いと大きく減る。間際では、限りなくゼロに近くなる。
トクガワヒデタダから始まります。まだ未登場ですが、この人がいるからこその少年ツネタロウは存在します。
【黒歴史3】『身長』
これはあれです。そうあれ。間違いです。すみません。この頃なぜか着物のサイトを開いてたので、そちらでこのサイズだよ。というのをそのまま載せてました。
ヒデタダ様を160cmくらいの大男として描いてしまいます。よくないですよね。すみません。せめて5尺くらいにすべきでした。
ホンダマサズミ様のぞきは犯罪からと。いつ登場したのかまで書いてあるので、そちらを参照してもらおうという魂胆です。ただ、有名人ですからね。ある意味少年ツネタロウの準主人公でもあります。
30歳を過ぎているので今後の成長は見込めません。
ホンダツネタロウ。まだこの頃は名字がそのままですね。175cmの高身長。今の時代じゃないよ。当時ね。主人公補正もありかなり高い値になっています。特に、指導・魅力・統率が大きく成長します。
ただこの数値は、後に後悔することになります。
ササキクニアキ。ツネちゃんより少し背が高い。イケおに枠。のちにイケ鬼へと代わります。
ミスター平均値。わずかに武力高め。カメに好かれるいい男。
【黒歴史4】『出身国』
イタバシユキツナ。シナノの国出身にしてますが、本人はシモツケで生まれ育ったと行ってました。幸村と間違われそうと思って付けてたのでつい。出来心なんです。イタバシ姓は、地名から取りました。板橋区とは無縁かな。たぶん。シモツケの国にイタバシという地名がありそこから拝借。たぶんそこで生まれたんでしょう。栃木市の方向だったと思います。
この人も武力に全振りしちゃってるちょっと残念な人。
チヨ。130cmくらいのお子様。一応ヒロイン枠。チヨさんの指導力を見てわかるかと思う。50を上回れば師範代にはなれる。そこが一応下限にしている。統率力が大きく成長します。これもまとめる力という意味ですね。統率力がクニアキと同等なのでチヨと同等だと言えるでしょう。
ホンダツネオキ。タロウの父。ツネタロウの育ての父?武力がここまでで最高の値。これは、戦場での盾としてそして生き残ったことによる武力の高さとして評価。足に負った傷は、流れ弾によるもの。無事守れたと高評価。亡くなる寸前は一桁まで落ち込んだ。顕著に出るのは武力のようです。
ホンダトラ。ツネオキの正妻。タロウの母。ツネタロウの育ての母?統率力がツネオキを上回っています。よって、尻に敷いてたという良妻賢母。政務の高さは、数字に強さが光る。家計はトラによるものです。ツネオキは城で働きトラは、帳簿を付けて助ける。時々、野良仕事もするよ。主人を亡くし未亡人となり魅力バク上がり。
ホンダシマ。ツネオキの娘。箱入り娘として育てられる。寺子屋に出るようになりパラメータが大きく成長。当初は、出番があまりないチョイ役の予定でした。いつの間にか主役になりかけるとは。
ヘイロク。めしやの倅。寺子屋の雑炊の店主。卒業後は読み書き計算がほどほどに出来るだけの少年。寺子屋の雑炊を始めるに当たり能力開花。指導力・魅力・統率力が大きく成長。考える力の知力も僅かに上る。今後の成長が楽しみですね。
カメ。トラの侍女として女中。トラによく仕える。女を捨てていたが、クニアキが共に住むとなり目覚める。クニアキとの出会いで魅力が上がります。指導力もまた成長しているので、今後誰か女中に入るとしたら指導できそうですね。
カヨ。雑貨屋の娘。シマをシーちゃんと呼び友だちになる。チヨとは親友。女々しさとは無縁な活発な女の子。パラメータは低めですが、漁夫の利的なことに長けているので、慣れれば出来る子。計算問題でより簡単に。という問いに数字の答えはわかってもより簡単に。という場面で、正解を導く。計算が得意というわけではない。今後の成長が期待される。
ホンダタロウ。ツネオキの嫡男。火傷をして死の間際、メイジの少年ツネタロウが記憶と能力をそのまま受け継ぐ。タロウは肉体だけとなる。武力に全振りしてしまってる残念な少年。「俺もいつかは戦で」と考えてそうなタイプ。火傷をして死の間際で入れ替わるが、それにより武力が低くなる。ごめんね。ご先祖様。マサズミからは注目する必要のない凡才に聞こえていた。
ヒコザ。ホンダツネオキから仕える下男。火傷で寝込むタロウの傍らに居た人物。百姓の三男で家を継げない立場でもあり武家の下男として仕える。家から通っている。武力全振りではあるが、武器は使用したことがなく、ナタなどの刃物を扱い力が備わっていることから武力高めに設定されている。ただ、家臣に取り立てるにはあまりにも武力全振り型。下男でいるくらいがちょうど良さそう。
あとがきで、ヘイロクを書いていますが、キャラが勝手に動き回るというのを実感したのはヘイロクからでした。カヨは、ここでカラっとした明るい女の子が出てきて。と考えながら書いてたんですが、ヘイロクはニョキと出てきて雑炊売りたい!って宣言してそのまま。突き進むと言うか。考えてもいなかった存在が出てくるのはこのときが初めてだったので、記憶に強く残っています。気づけば、準レギュラーなんですよ。彼。ヨメも貰って。ツネタロウの片腕くらいな若き商人へと成長するそのデビューが、書き手のわたしに直談判してくるとはね。
元々、食事面でもなにか。とは思ってましたよ。時代劇では食事シーンだけで大きく時間を使うくらい大事な部分。それでも、江戸初期という庶民には金がなく物も乏しい。着物もまだ粗末。戦国時代がようやく集結したばかりでもあるため粗末ながらも食事シーンはそれなりに描きたい。幸い、江戸中心地からは離れているから山や川のものでなにか贅沢出来ないか。と考え、ヘイロクの父と共同開発するようになっていきます。そこに、ヘイロクも加えることで話が幾通りにもできるなと思うようになります。ヘイロクのお陰で今があります。早い段階で出てきてくれてありがとう。
番外編のあとがきに4時間越えたとありましたが、このまとめだけでも2時間半かかりました。
愛が深いゆえのこと。長いですが、今現在の話を見てる人ならきっと、あの頃こんな数値だったのかと納得してもらえるかなと思います。
近々、ウツノミヤ編後の1620年現在で数値化してもいいのかも。
またみてね




