第5回裏設定選手権
17話 募集
16話で50石の謎加増を受け浪人を雇うことにした。
高札を出したのは、浪人を呼び込む目的と文字が読めるかどうか。という最初の試験と言えるべきものでした。文字が読めなければ家臣にする価値はありません。家臣にすることも大事ですが、師範代を増やすことが目的でしたので、文字が読めないと話にならないというわけですね。
なので、武芸にだけ励んだような輩は不要だということです。
当時のわたしとしては、あまりRPGのようなクエスト感覚で書いてたつもりはないんですが、どんどんと話が進むにつれ前を振り返るとどことなくクエストをクリアするために働かせてるような気分になります。
「給金は載せないほうがよかっただろうか」
悩むツネタロウですが、現代の感覚なら載せてないと不安ですよね。書き手が現代人なのとツネタロウがメイジの少年だったことから、金銭がわかりやすいほうが良いと考えるのは最もかなと。そう理由を後付で考えたのは100話をすぎたあたり。
当時の浪人らは、給金は知らされず募集という文字だけで仕官してたような感じ。浪人ならばどこの誰でも良くて働けるならありがたいという。それでも、直臣にはなりたかったでしょうね。ごめんね。クニアキ。
緊張するクニアキに鼻歌で茶をいれる。
あとあと考えるとクニアキにはちょっと優しい対応。
ツネタロウは、早速来てくれた良かった。という意味の鼻歌。
ただ、ここで黒歴史を書き込んでしまう。
茶というが、150石になったばかりのツネタロウに茶を買える余裕はない。
番茶というのもあるが、それさえも買えないだろう。
煎茶が一般に出回るのはもっと後の時代。歴史警察はきっとここで刀の柄に手を置いたことでしょう。
このころのクニアキってまだ誰ともわからない状態とは言え、渋い男っぽく書きたかった。20歳越えていて浪人を少ししていただけに清貧であるべきだという感覚を身に着けた渋いイケメンを想像してたんです。だんだんと崩れていくのを楽しんでもらえると嬉しいですね。崩れっぷりは、家臣の中で一番ですからね。
ササキクニアキという名前は、地方競馬でホッカイドウ競馬の元騎手の佐々木国明さんが由来です。渋いおじさんでしたね。
最初からこの名前を付けた武将が出てくることを願ってて。あまり現代的ではない文字でカタカナにしても見栄えがよく見えた。漢字にすると中堅武将っぽい。大名まではいかなくても侍大将までならなれそうな文字かなと。
黒歴史として「試験』
これはあまり考えずに書いてたので、試しとかにしとけばよかった。試験という言葉は当時ありません。歴史警察はここでも腹を抱えて笑ってそうですね。ばっかでぇ。
くぅ
黒歴史が多いな「特別講師」
これも考えてないので調べもせず。当時無い言葉。
歴史警察にエサを与え続けてます。
18話 結果
クニアキの授業を見てこれはいけると思ったツネタロウ。
藩主マサズミの家臣で遠縁に当たると伝えると平伏するシーン。
どこかの少年くらいに思われてた。これもまたクニアキの正直なところです。
年下の主でもいいの?の問に、年下なぞ関係ない。働きを見せましょう。
と力強い言葉。どこか期待できるなにかが見えたのかも知れませんね。
だとしたら、先見の明がある立派な武将だと言えます。人生の博打で負けたというのは謙遜そのものですね。
おむすびを2つ持ってきていて、腹をすかせた子に残りの1つを分けるが均等には行かない。
そこで、クニアキ。「粥にすれば。ふたりで1つずつ粥にすれば湯でふやけて量が増えたように感じるだろう」と提案。
これ。現代の給食。
寺子屋というのは基本、浪人が食い扶持のために開いてたようなもの。
これが武家であれば、知行をもらっていれば、わずかばかりでも給食ができるのではないか。
食べに来るだけでも良い。子は宝。だと信じているからこそできるのではないかと。
満足に食べられない子どももいるだろう。温かい食事を取れない子どももいるだろう。だからこそ給食で栄養を補給してほしいと願って。書きました。
クニアキを家臣にする決め手になった瞬間ですね。
まだ幼いチヨと手を繋いでクニアキにお使いを頼む。
計算だけでなく値切ってくるところも素晴らしいと褒めるクニアキ。これをツネタロウは気を良くします。唯一の友達であるチヨを褒めてくれたのですから。
19話 家臣
クニアキを屋敷につれて帰り家族に挨拶。これから一緒に住むので当然ですね。
女中のカメの暴走劇に、夜の演出に月明かり。
布団を離れに運ぶ際、カメが躓くと布団を放り投げ助けるクニアキ。
母トラが嫁ぐ際に侍女のようについてきた女中のカメ。トラを支え生まれてきた子らの面倒見てきたカメ。20代とはいえ人生をトラのためにと生きてきた。初めて若い男性に身を助けてくれたことに「きゅん」としてしまいます。そこからはカメは暴走します。今後も暴走します。ずっと暴走します。
助けたことで汚れてしまうクニアキに母トラが風呂を勧める。ツネタロウが入ってるけど入ってしまえと勧めます。
裸の付き合いという気持ちとこの頃めっちゃ書きたいなと思ってたBL小説。お前らいちゃいちゃしちゃえよ。って思いながら書いてました。汚い下心ですね。
ツネタロウの火傷あとを見て話、片腕として働いてほしいと願う。
それに喜ぶクニアキ。本来は腕で買われたかったみたいですね。
クニアキとカメ。湯の温度にも熱が入りすぎます。暴走中。
ツネタロウの声でようやく気がつく。まだ気がつくだけ良いほうです。
寝間着は、ツネオキさんのお古。つんつるてん。それだけクニアキの身長があるという。
お昼に粥を作り子供らに振る舞う。というのをクニアキの案だと伝えるツネタロウ。
こういうところを素直に伝えられるのが主君なのかもしれません。
お前の案はオレの案。オレの案はオレの案。
ジャイアン的思考にはなりたくありませんね。
朝から刀を振り鍛えている。これに家にあった木刀をプレゼント。
これも家人への優しさでもあり木刀でも鍛えられるという意味でもあり、人や物に当たっても困るのはお互いだということ。井戸の綱を切ってしまったり飛び出したカメを切りつけてしまう恐れがある。カメなら暴走しかねないので。
畑仕事もするんだぞ。と伝えます。
しかし、畑仕事をするシーンは全カット。今後一切出てきません。
本職が忙しすぎて。
ただ、母トラとカメは多少なりとも野良仕事してたはずです。
知行150石の間は。
クニアキ登場3部作でした。
最後の方はカメの暴走が目立ちましたが。
クニアキは安い給金でありながら初期のうちに良い仕事をします。
ウツノミヤに行くまでに徐々に成長していくのでそこを見届けてもらえると嬉しいですね。
あっやべ
佐々木国明さん。調教師で現役でした。
ご本人様にはナイショデオネガイシマス。
また見てね




