同胞との出逢い
4章 同胞との出逢い
僕は、色々な感情に呑まれそうだった。彼女が示した。その首を縦に振るという余りに意味の無い行動の意味を知る限り僕が、1番理解してしまったからだ誰よりも理解し誰よりもその恐怖を知っていたから僕は、彼女になんて言えばいいのか分からなくなっていた嫌これは言い訳だ只僕は、嬉しかったんだ。けれどこの喜びは、何よりも歪んでいた人の不幸を笑った事なんてなかった。けれど僕と同じ痛みを知っている彼女がいるというだけで僕は、とても救われた様に感じてしまうそんな自分でも醜く感じてしまう程愚かしい考えを口に出さないように僕は、必死に堪えていた。すると彼女は、少しずつまるで水滴が落ちる様な速度で語り出した。彼女に起こった惨事は、僕とほとんど同じ流れだった。只1つ違うのは、あの扉の向こう側にこちらの時間感覚で1ヶ月程隠れながら過ごしていたという事だった。正確に言えば1週間程だったそうだかこっちとあっちでは時間軸にずれがある様に彼女は言った。そして彼女は、それから余りにも突拍子の無い事を言い出した。「私はあちら側の世界に行ってから謎の力が使えるようになった。」「あのえっと僕は、君の話はほとんど信じるつもりだけれどその話は流石に突拍子無さすぎる実際僕にはその力という物が全く発動して居ない」「貴方はあの場所から出て来て最初に触った武器は何もしどこかにあるのならすぐに探しに行かないと」「さっきから何を言ってるんだ」「あぁごめん大事なことを言い忘れていたわあの場所は、私はヘルと呼んでいるのヘルから帰ってから私は、何かと戦わないと行けないような気がして家にあったナイフを持ったのそうするとナイフから短刀に変わって持ち手の所によく分からないマークが刻まれたのその短刀を持つととても遠いところまで見えるようになったり身体能力がとても良くなったのよだからこの武器をオルナと読んだわ」「理由は、分かった良かったよ僕はヘルから出てきてから地面以外何も触っていないと言うか何も食べていない」「そうね良かった?じゃないわよ何も食べてないって本当」「あぁなんなもの見てから食欲なんて出来なかったから。」「じゃあ私の家来なさいよご飯作ってあげるから」「ありがとう遠慮なく行かしてもらうよお腹もすいてきたから」僕は、ここでこんな話をするのは、流石にまずいと思っていた所だった。女の子の家に行くのは気が引けるけどそこでこれからの話をしようこれは、英雄ごっこかも知れないでもごっこでも正義の前では皆平等と今の僕は、愚かにも考えていた。




