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剣とチートと魔砲とサイボーグ  作者: 犬朗。
ACT,2 ムラクモ村のサイボーグ
18/30

EP15 勇者襲来!?

謎の巨人の襲撃から大体三日後からこのお話は始まる。

「ぁどっこいしょ・・・あ~、疲れたぁ・・・」


現在俺は村の復興作業の真っ最中。家を建てるために木材を調達したり岩を砕いてセメントに加工したりでとっても忙しい。

しかし・・・まさか戦闘中に自分の家まで壊すとは・・・。ツイてないなぁ・・・。


「おいまてなんだその異常な量の砂は」


建物三階分くらいはあろうかという高さまで盛られた砂が目の前にあるんだからこう言われてもしょうがない。


「セメントに混ぜる砂ですけど?何か問題でも?」


「そうなのか。まぁ、ここらの住居を全部立て直すとなればこのくらいは必要になるだろうな・・・」


「余った分は俺の家の強化に使いますけどね」


≪ご主人、もうすでに魔改造しすぎてますから。なんですかあれ。一軒家の皮をかぶった宇宙戦艦ですか?≫


〈何を言うか。今回のようにまた魔物とかが攻めてくるかもしれないんだ。このくらいしておかないと。

大体が魔改造つっても自動小銃500門に対MF用のマルチミサイルランチャーが10門、小型戦闘機20機と単独搭乗用戦車10台に

この村の住人収納してもまだ余裕があるくらいの避難区画、MF整備デッキ(カタパルト付き)に

それから緊急時には浮上して戦艦になるくらいだぞ〉


≪それを世間一般では宇宙戦艦どころかどこかの超時空戦艦というのですがそれは≫


おいおい、また俺の記憶を勝手に見たか。


≪変形するロボットはロマンです!女の子にはそれがわからんのです!!≫


〈お前も女だろが。アホ〉



そんなこんなで数日後、村の復興もだいぶ進み、集会所に依頼書が来るようになったある日・・・



「今日は久々に依頼でもうけるか・・・」


この時真はまだ知らない。そう言って適当に選んだ依頼でまさか更に自分の平和が脅かされることになろうとは・・・。



~今日の依頼~


山頂にある神殿の調査と探索


最近、ムラクモ村付近の山頂にある神殿から膨大な魔力が観測された。

村のハンターは至急これを調査、ならびに危険を察知した場合これを排除せよ


・・・とのことだ。


そして、いま俺は付近に人間の生体反応を察知したため、向かっている。

どうやら魔物に囲まれている。


「斬、念のために準備してくれ」


≪了解です≫



SIDE A OUT


SIDE B IN



「くそ、数が多い!」


「この山を越えれば村に着くのに!それにここどこ!?」


大槍をもった少女と杖を持った少女とその一団は、魔物に囲まれていた。

一人は肩に傷を負い、もう一人は弓を引きつつ囲まれないよう動きまわっていた。


しかも遭難していた。この広い山の中で。


彼女たちは、神殿を目指しこの山へとやってきた。

神殿に何をしに来たかというと、かつての勇者たちが使っていたとされる装備の一部の回収である。

そう。彼女らは勇者御一行様である。

それを知らないサイボーグ。ピンチの中の勇者様方。


そして再び視点変更。

SIDE B OUT


SIDE A IN


「・・・はっ!!」


気付いた。これ以上の接近は自らの首を締めあげることに。それどころか最悪非常に面倒なことに巻き込まれることに。

急速旋回クイックターン。そのままブーストを吹かし逃げようとする。

だが、人生そうは甘くない。ましてやここは異世界。そう簡単に彼を逃がしてくれるはずもなし。


「そこのお方!!助けてください!!」


そうだ。見た目さえ変えてしまえばばれることもない。そうなれば善は急げだ。

再び急速旋回。今度は魔物狩りの時間だ。


「分かった。これから援護する」


そう言って変装した真はブーストを吹かしつつ魔物に襲いかかる。


だが、この時この間抜けは忘れていた。自分のその手に持ったマシンガンの存在を。

そして、さも当たり前のように使ったブーストを。

そして、ここまで見事に正体を晒したのが御一行様全員であったことに。


この時、斬は確信した。「こいつあとで殺されるな」と。



TO BE CONTINUED ⇒

次回、友と出合ったのもつかの間。友はなぜか怒り狂い山に響く女の怒号と男の悲鳴とうめき声。そして気がつきゃガイドになった。

次回、神殿と聖なるモノ ご期待ください。

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