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『商いは男の仕事だ』と追放された交易令嬢、十年の商売敵と組んで大陸一の交易路を拓く  作者: 歩人


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第9話: 二人の路

 帳場の机に広げた符牒帳の、新しい頁が温かかった。


 マレーナは書いたばかりの字を、指の腹でそっとなぞった。墨はもう乾いている。けれど、ついさっき自分の手から流れ出た字は、不思議とまだ熱を持っている気がした。


 頁の一番上に、一行だけ書いてある。


 ——塩、鉄、毛織。三つを、一本の路に繋ぐ。


 ガルニの関所を越えた鉄塊は、無事に市へ入った。それから半月。マレーナとレオはその鉄を皮切りに、一本の路を組み上げていた。今日、その路の最初の荷がすべて無事に着いた。


 窓の外は、もう夜だった。


 天秤亭の二階。机の上で、蝋燭が一本静かに燃えている。




「入るぞ」


 戸を叩く音とレオの声が、同時に来た。


 返事を待たずに戸が開く。レオが、葡萄酒の瓶と碗を二つ持って入ってきた。


「終わったな」レオは言った。「全部、着いた」


「ええ」


 マレーナは、符牒帳から顔を上げた。


「ゴット親方の塩、ヴィンスの隊商。北のカルンの毛織」マレーナは指を折った。「往きの荷も返りの荷も、欠けずに通りました」


「ああ」


 レオは、机の端に碗を置いた。瓶の蓋を、歯で抜く。手慣れた仕草だった。


「祝杯くらい、いいだろう」


 マレーナは、少し迷った。


 けれど、断る理由もなかった。




 窓辺に、腰掛けが二つ並べてあった。


 レオが片方に座り、マレーナにもう片方を勧めた。マレーナは符牒帳を閉じて、腰掛けに座った。二人の肩が、拳一つぶんほどの距離で並んだ。


 葡萄酒の碗を、手のひらで包む。


 碗の腹が、ほんのりと冷たかった。指先に、葡萄酒の冷えが伝わってくる。マレーナは、その冷たさをしばらく確かめた。


「あんたは」レオが言った。「いつもそうやって、触ってるな」


「……触っていないと、頭が回りませんので」


「知ってる」レオは笑った。「関所のときも、そう言った」


 マレーナは、碗を口へ運んだ。


 葡萄酒は、舌の上でまろく広がった。安い酒ではなかった。レオがわざわざ良いものを選んできたのが、分かった。




 窓の下を、見た。


 天秤亭の前の広場に、荷馬車が並んでいる。今日着いた荷を下ろし終えた隊商が、馬を繋いで休んでいた。荷夫たちの笑い声が、夜気に乗ってかすかに上がってくる。篝火が、ぱちぱちと爆ぜていた。


「いい音だ」レオが言った。


「音、ですか」


「荷を下ろした夜の、あの音だ」レオは、碗を傾けた。「荷夫が笑ってる。馬が落ち着いてる。路が、ちゃんと回った夜の音だよ」


 マレーナは、耳を澄ませた。


 言われてみれば、確かにそれは満ち足りた音だった。荷が無事に着いて、皆が今夜の宿と飯にありついた音。十年、王都の帳場で何度も聞いた音だった。けれど、こうして自分の名で組んだ路の上で聞くのは、初めてだった。


 胸の奥が、ふと温かくなった。




「順を追って、考えていたのです」


 マレーナは窓の外を見たまま、言った。


「何をだ」


「この路の、組み方をです」マレーナは碗を置いた。「塩は南から来ます。ゴット親方の塩坑から峠を越えて、オーレンへ。鉄も同じ南からです」


「ああ」


「けれど、南へ返す荷がなかった」マレーナは言った。「塩と鉄を北へ運んで、馬車を空で南へ帰すのはもったいない。空の馬車も荷を積んだ馬車も、峠を越える手間は同じです」


 レオが、碗を持つ手を止めた。


 数字の話になると、この男の目はまっすぐになる。マレーナは、それを横目で見ていた。


「だから、北のカルンの毛織を返りの荷に積みました」マレーナは続けた。「北で毛織を仕入れて南へ運ぶ。塩と鉄が北へ行き、毛織が南へ行く。馬車が、行きも帰りも荷を積んでいる」


「往復とも、荷が乗ってる」レオが、ゆっくり言った。「空の馬車が、一台もない」


「ええ」


「峠を越える手間は同じなのに、運ぶ荷は倍になる」


「左様です」




 レオは、しばらく黙っていた。


 それから、ふっと息を吐いた。


「……俺は、その北の毛織に伝手があった」レオは言った。「カルンの毛織商と、親父の代から繋がってる。だから今日も毛織がちゃんと着いた」


「存じております」マレーナは言った。「あなたの伝手がなければ、この路は組めませんでした」


「だが、毛織を返りの荷に積もうと考えたのはあんただ」


 レオは碗を、机に置いた。


「俺は十年、塩と鉄を運んできた」レオは言った。「毛織も扱ってた。それなのに、塩と鉄と毛織を一本の路で繋ぐなんて考えもしなかった。別々の商売だと思ってた」


「あなたは荷を持っていました。わたくしは、繋ぎ方を持っていました」


 マレーナは、淡々と言った。


「片方だけでは路になりません。両方あって、初めて回るのです」




「かなわんな」


 レオが、またそれを言った。


 マレーナは、横を見た。


 レオは、窓の外の篝火を見ていた。火明かりが、日に焼けた頬を赤く照らしている。その横顔が、いつもの豪放な商人とは少し違って見えた。


「俺はな」レオは、火を見たまま言った。「ずっと、あんたが憎かった」


 マレーナは、碗から手を離した。


「憎い、ですか」


「ああ」レオは頷いた。「十年、競り市であんたにぶつかった。値で勝とうとすると、あんたは値の外で勝ってくる。坑夫の手間賃だの五年前の雪崩だの、俺が見てないところを見て勝つ」


 レオは襟の銅貨を、指で押さえた。


「悔しかった」レオは言った。「あんたに負けるたびに、悔しくて憎かった。本気で憎いと思ってた」




 マレーナは、何も言わなかった。


 言葉を、待った。


 レオは銅貨から指を離して、葡萄酒の碗をもう一度手に取った。けれど、飲まなかった。ただ両手で包んで、火明かりに透かしていた。


「だがな」レオは言った。「いつからか、変わったんだ」


「変わった」


「ああ」レオは、口の端を上げた。「あんたに負けるのが、楽しみになった」


 マレーナは、レオを見た。


「次はどう来る。今度はどこを見てくる」レオは続けた。「競りの前の晩、それを考えるのが面白くなってた。憎いはずなのに、あんたが出てこない競りはつまらなかった」


 レオは碗の縁を、指でなぞった。


「俺はたぶん」レオは言った。「ずいぶん前から、あんたに負けるのを楽しみにしてたんだ」


 そう言って、レオは口をつぐんだ。それから、右手がそっと胸元へ動いた。襟の銅貨を、指先で押さえる。


 マレーナは、その手を見た。


 銅貨の縁を、親指の腹で押さえている。力を入れているわけではない。ただ、何かを確かめるように、触れているだけだった。


(……傷でも、あるのだろうか。)


 マレーナの中で、差配の癖が動いた。古い銅貨だ、縁が欠けているかもしれない。あるいは、今夜の火明かりで何か気になるものが見えたのか——。


「その銅貨」マレーナは、自分でも気づかぬうちに口を開いていた。「傷でも、ございますか」


 レオが、ぴたりと動きを止めた。


 一拍置いて、さっと手を下ろした。


「……なんでもない」


 声が、わずかに上ずった。マレーナは首を傾けた。値が動くときのレオの声ではなかった。


 まあ、古い銅貨のことはまた今度、と思ってそれ以上は聞かなかった。




 窓の外で、馬が一頭低くいなないた。


 篝火が、爆ぜた。


 マレーナは自分の胸の中で、何かがことりと動くのを感じた。


 それが何なのか、すぐには分からなかった。値の動きなら、一手先まで読める。けれど、この胸の動きは読めなかった。算盤の珠のように、数えられるものではなかった。


 ただ、温かかった。


 葡萄酒のせいかもしれない、と思った。けれど、そうではない気もした。


「……わたくしも」マレーナは、口を開いた。


 声が、少しだけ掠れた。


「わたくしも、競りであなたとぶつかるときだけ」


 マレーナは、窓の外を見た。


「誰かと、商いをしている気がしました」




 レオが、マレーナを見た。


 マレーナは窓の外を見たまま、続けた。


「王都の帳場で、わたくしは一人でした」マレーナは言った。「相場も隊商の手配も関税も、全部わたくし一人でした。誰もわたくしと同じ盤面を見てはくれませんでした」


「親父さんは」


「父は、わたくしを信じてくれました」マレーナは言った。「けれど、父はもう盤面を読む人ではありませんでした。読むのは、いつもわたくし一人でした」


 マレーナは、碗を手に取った。


「でも、競り市であなたとぶつかると」マレーナは言った。「あなたはわたくしと同じ盤面を見ていました。塩坑の水も関税も、隊商の足も。わたくしが読んだものを、あなたも読んでいた。だから——」


 マレーナは、言葉を探した。


「あなたと競るときだけ、わたくしは独りではありませんでした」




 レオは、長いこと黙っていた。


 それから、低く笑った。


「……参ったな」レオは言った。「それは、口説き文句みたいに聞こえるぞ」


「左様ですか」


 マレーナは、淡々と返した。


「冗談ではありません」マレーナは言った。「商いの話です」


「分かってる」レオは笑った。「あんたは、いつもそうだ。商いの話のつもりで、人の胸を商いより重いところで突いてくる」


 レオは襟の銅貨を、また指で押さえた。


 決まりが悪いとき、この男はそうする。マレーナは、それを知っていた。けれど、なぜ今、決まりが悪いのかは分からなかった。


「俺はな」レオは、銅貨を押さえたまま言った。「気持ちを、まっすぐ言うのが苦手なんだ」


「存じています」


「商談の言葉でしか、言えない」レオは言った。「だから——『隣にいてほしい』なんて、取引の申し出みたいな言い方になる」




「あのとき」マレーナは言った。「天秤亭で、あなたがそう言ったとき」


「ああ」


「わたくしは、冗談かと思いました」


「冗談じゃなかった」


「ええ」マレーナは頷いた。「今は、分かります」


 二人の間に、しばらく沈黙が落ちた。


 けれど、それは気詰まりな沈黙ではなかった。窓の外の篝火の音と、荷夫の遠い笑い声が、その沈黙をちょうどよく埋めていた。


 マレーナは、葡萄酒を一口飲んだ。


 肩が、隣のレオの肩と拳一つぶんの距離にある。その距離を、マレーナは意識した。意識して、少し落ち着かなくなった。


 こんなことは、初めてだった。


 握手の強さで、相手の本気は読める。けれど、隣の肩との距離が気になるのは、今までになかった。マレーナは碗を持つ手に、少し力を入れた。




「なあ」レオが言った。


「はい」


「次の路は」レオは、窓の外を見た。「もっと遠くまで、繋ごう」


「遠く」


「ああ」レオは言った。「今は、塩と鉄と毛織で南と北を繋いだ。だが、まだ国境の周りだけだ。もっと遠く——大陸のもっと向こうまで、路を伸ばせる」


 レオの声に、熱がこもっていた。


「あんたの繋ぎ方と、俺の荷があればできる」レオは言った。「十年、別々に競ってた。これからは二人で組む。怖いものなんか、ないさ」


 マレーナは、レオの横顔を見た。


 火明かりに照らされたその顔は、子どものように無邪気だった。豪放な商人の顔の下に、こんな顔が隠れていたのか、と思った。


「ええ」マレーナは言った。「繋ぎましょう」


 胸の奥が、またことりと動いた。




 戸の外で、足音がした。


 二人とも、口をつぐんだ。


 戸が、控えめに叩かれた。


「夜分にすみません」


 天秤亭の主人の声だった。マレーナが「どうぞ」と返すと、戸が開いて、白髪頭の主人が、書状を一通持って入ってきた。


「ハルダー商会さん宛に、王都からの早馬が」主人は言った。「急ぎだそうで」


 レオが立ち上がって、書状を受け取った。


 主人は一礼して、戸を閉めた。


 レオは蝋燭の傍へ寄って、封を切った。マレーナは、その背を見ていた。書状を読むレオの肩がわずかにこわばっていくのが、火明かりの中で分かった。




「どうかしましたか」


 マレーナは、訊いた。


 レオは、書状から目を上げなかった。もう一度、初めから読み直しているようだった。


 それから、ようやく顔を上げた。


「王都の、知り合いの商人からだ」レオは言った。「東門の隊商溜まりのことが、書いてある」


「東門」


 マレーナの指が、止まった。


 東門の隊商溜まりは、王都の交易の心臓だった。マルゴーの隊商が王都へ入る入口で、いつも荷馬車と人と馬でごった返している。十年、マレーナが手配を握ってきた場所だった。


「あそこが」レオは言った。「静まり返ってる、と書いてある」


「……静まり返る」


「マルゴーの隊商が、一つも王都へ向かわない」レオは、書状を机に置いた。「荷の軋みも馬のいななきも消えた。広場が、がらんとしてる、と」




 マレーナは、書状を見た。


 几帳面でない急いだ字が、紙を埋めていた。けれど、書いてあることは、明らかだった。


 マルゴーの隊商が、王都へ行かない。


 なぜか、マレーナにはすぐに分かった。


 マルゴーの隊商頭たちは、「トルプ商会と」取引していたのではない。「マレーナと」取引していた。ゴットも、ガービンも、タウンも、ヴィンスも。彼らが繋いでいたのは、看板ではなく握手だった。


 その握手が、今オーレンにある。


 マレーナがオーレンへ来た。隊商頭たちが、一人また一人とオーレンへ戻ってきた。だから——王都へ向かう隊商が、いなくなった。


 路が、こちらへ移ったのだ。


「……兄が」マレーナは、小さく言った。


「ん」


「兄が、王都で塩と鉄をどう手配しているのか」マレーナは言った。「それを、考えていませんでした」




 レオは机に置いた書状を、指で軽く叩いた。


「あんたのせいじゃない」レオは言った。


「ええ」マレーナは頷いた。「分かっています。わたくしが隊商を引き抜いたわけではありません。隊商頭たちが、自分で選んだのです。看板でなく、握手を」


「そうだ」


「でも」マレーナは、窓の外を見た。「王都には、塩を待っている人がいます。鉄を待っている職人も。彼らは、兄の見栄とは関係がありません」


 マレーナの声が、わずかに低くなった。


 坑夫や、弱い立場の者が買い叩かれるとき。あるいは、罪のない者が干上がるとき。そういうときだけ、マレーナの声は一段、温度が下がる。


 レオは、それに気づいたようだった。けれど、何も言わなかった。


 ただ静かに、隣に座り直した。




「あんたが決めることだ」


 しばらくして、レオが言った。


「決める、とは」


「王都を、どうするか」レオは言った。「兄を救うか、見捨てるか。あるいは——兄は救わず、民だけを救うのか」


 レオは、葡萄酒の碗を手に取った。


「俺は、口を出さない」レオは言った。「あんたの兄の話だ。あんたの十年の話だ。俺が決めることじゃない」


 レオは碗を、少し傾けた。


「だが」レオは言った。「あんたが決めたなら、俺は隣にいる。荷でも隊商でも銀でも、何でも出す。あんたが決めた路を、俺が繋ぐ」


 マレーナは、レオを見た。


 庇護ではなかった。守ってやる、という顔ではなかった。並んで戦う、という顔だった。十年、競り市で同じ盤面を見てきた相棒の顔だった。




「……左様ですか」


 マレーナは、言った。


 それから、ふと口元が、わずかに緩んだ。自分でも、気づかないうちに。


「今は、まだ決めません」マレーナは言った。「報せが一つ届いただけです。王都が、本当にどうなっているのか。兄が何をしているのか。それを知ってから決めます」


「ああ」


「忘れた者から、損をします」マレーナは言った。「けれど、慌てた者からも損をします」


 レオが、笑った。


「あんたらしいな」


 マレーナは、符牒帳を引き寄せた。


 新しい頁を開いて、羽根ペンを取る。そして、一行書いた。


 ——王都・東門、静まる。マルゴーの隊商、来ず。理由を確かめること。


 書いた字を、指の腹でそっとなぞった。墨が、まだ濡れていた。




 その夜、レオが帰ったあと。


 マレーナは机の上の書状を、もう一度手に取った。


 急いだ字が、東門の沈黙を伝えている。荷の軋みも馬のいななきも、消えた広場。十年、自分が荷を捌いてきた場所が、今は静まり返っている。


 マレーナは、その紙をしばらく見ていた。


 それから、符牒帳の間に、その書状をそっと挟んだ。十年分の握手の記録の中に、王都の沈黙の報せが一枚、加わった。


 蝋燭の火が、揺れた。


 窓の外では、まだ篝火が燃えていた。荷を下ろした夜の満ち足りた音が、かすかに続いている。けれど、その音の遠く向こう、五日の道の果ての王都では、別の沈黙が静かに広がり始めていた。


 マレーナは、蝋燭を吹き消した。


 暗がりの中で、符牒帳の革の表紙を、手のひらでそっと押さえた。角の丸い手擦れた革が、ほんのりと温かかった。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


第九話、二人の最初の路が、動き出しました。


塩と鉄は南から、毛織は北から。馬車を空で帰さないように、行きと帰りで違う荷を積む。たったそれだけのことです。けれど、十年それぞれに塩や鉄や毛織を運んできたレオには、思いつかなかった。荷を持っているレオと、繋ぎ方を持っているマレーナ。片方だけでは路にならない。両方あって、初めて回る。二人が組む、という意味が、ようやく形になりました。


窓辺の夜の二人を、書きたかった話でした。レオの「ずっとあんたが憎かった。だが、負けるのが楽しみになった」。十年の商売敵が、敵のまま、いつのまにか「いないと寂しい相手」に変わっていた。マレーナの「あなたと競るときだけ、誰かと商いをしている気がした」も、本人は商いの話のつもりです。けれど、レオには口説き文句に聞こえてしまう。二人とも、まだ自分の気持ちに名前をつけていません。


そして、王都の沈黙です。マレーナが手を下したわけではありません。隊商頭たちが、自分で選んだ。看板でなく、握手を。路が、静かに、こちらへ移っていく。次のアークの足音が、東門の広場から聞こえ始めました。


次回、第十話「看板の落日、始まる」。王都の崩れの報せが、いよいよ届きます。


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