第7話 週末と週明け
翌日。
5人で調査の打ち合わせ。
しかし進展はなかった。
そして、週末になるので調査は月曜まで休止となった。
「月曜日までに私は何をすれば」と我妻さん。
僕はみんなを見て「特にないかな」と言った。
「そうですか」我妻さんは落ち込んだ。
「月曜からまた調査を再開する。それまで休んだり勉強したりしておくことだ。テストで赤点とって補習とかになって調査に参加出来ないでは困るからな」と推川さん。
「そうですね。わかりました」
僕は電灯さんを見た。
「僕も休むよ。やりたいことたくさんあるし」
これにて今日の活動は解散となった。
30分後、僕は屋上を見てみたいと思った。
実際どうやって飛び降りたんだろうと。
屋上へ通じるドアに行くと、すでに推川さんがいた。
「推川さん、どうしてここに」
「それは君も同じだろう」
「屋上に行けますか?」
「鍵がかかっているね」
「では無理ですね」
「ふっ。私を誰だと思っている。どれだけ事件を見てきたと思っているんだ。鍵ぐらいなんとかなるよ」
「ではどうやって?」
推川さんは考えながら「蝶番を外す」
「蝶番がないドアです」
「ドアごと外す」
「どうみても無理でしょう」
「ではピッキングを」
「出来るんですか?」
「出来ない……。屋根裏から侵入」
「屋根は開かない仕様です」
「ぐぬぬ」
「帰りますか?」
「そうだな」
推川さんと門を出ると、電灯さんがスマホをいじりながら歩いていた。
電灯さんが僕たちに気づき「2人揃ってなにやってたの?」
「屋上に入れないかと思って考えてました」と僕が言う。
「屋上を見たかったの?」
「はい」
電灯さんはスマホをいじり「はい」と言って渡してきた。
見るとこの学校の航空写真を拡大したものであった。
そこにはばっちり屋上が写っていた……
月曜の朝、我妻さんが僕の席に来て挨拶してきた「今週もよろしくお願いします」
「もちろん」と僕が答えた。
放課後、部室に行くと全員が揃っていた。
そこで電灯さんから「藤原さんの住所わかったよ」
「どうやってわかったんですか?」と僕が聞く。
「藤原さんも今、呟きサイトをやってたんだ。細川さんと相互フォローだったから怪しいと思ってね。玄関前の自撮り写真を拡大してたら、ミラーサングラスに表札が映り込んでた。運が良かったよ」
「すごい」と我妻さん
「あとは過去を遡って色々照らし合わせてね」
「またDMでやりとりしますか?」と我妻さん。
「そうだね」
そうして会いたい旨のDMを送った。
翌日になっても返事は来なかった。
「直接乗り込むしかないですかね」と僕が言う。
「ふむ。それしかないだろう」と推川さん。
「僕は今回遠慮するよ。気が進まない相手だから」と電灯さん。
仕方ないので4人で判明している場所へ向かった。




