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第59話 藤原の供述

僕は警察に連絡を入れた。


包丁を取り上げ、藤原は観念したようだ。


「何故恐喝や愛美さんを突き落とすなんて指示をしたんです?」と僕は聞いた。


藤原は、愛美さんを憎んでいた。しかし同時に好きでもあったと話した。


事件の経緯は、ニュースで報道されてる通り、ただ屋上での出来事は突き飛ばすように指示したわけではないと言う。


たんに脅してやれと言っただけだと。


「愛美さんを憎くて好き?」と僕が聞くと


「嫌いだった。でも憧れていた。近くにいて欲しくない。でも仲良くなりたかった。小早川との関係を知り、傷つけたくなった」と藤原は話す。


(いびつ)な感情だな」と推川さん。


「愛美に子供が出来たと知った時、裏切られた気持ちになった」と藤原が言う。


裏切られたってなんだよと僕は思った。


「子供が出来て、愛美が汚されたと思った。だったらもっと汚してやりたい。愛美を不幸にしたい。そして私に助けを求めて欲しい」と藤原


正直、藤原の感情は理解できなかった。


自分勝手さと気味の悪さに腹が立った。


そしてこの人のことは一生理解できないと僕は思った。


我妻さんは一言も喋らない。


俯いたままだ。


我妻さんを苦しめ、殺そうとした藤原は許せなかった。


そこへパトカーのサイレンが鳴り、警察がやってきた。


僕たちは藤原を引き渡し、凶器の包丁も渡した。


これでようやく事件が解決した。


母の死の真相を知りたい。


そう言ってミステリー研究会にやってきた、我妻さんにも真相を知らせることが出来たのである。



翌日学校へ行くと、今回の事件に対して、称賛をされたが同時に注意もされた。


警察に協力をして事件を解決したのは素晴らしいが、君たちは高校生だから2度と危険な真似はするなと。


褒められたんだか怒られたんだかよくわからなかったが、無事一件落着したので良しとしよう。


部室に行くと電灯さんが今回の事件をまとめてくれた。



・細川がたまたま小早川と愛美がキスをしてるところの写真を撮る


・藤原に見せる


・藤原が小早川をゆする 


・愛美が細川と藤原に疑惑を向ける

 

・(藤原が私用で屋上使いたいからとスペアキーを作成)


---------------------------ここまで1年時


・愛美が子育てのため学校に来なくなる


・小早川が田所に手を出す


・(細川と1度だけ関係を持つ)


---------------------------ここまで2年時


・愛美が登校 


・愛美と小早川が言い合い


・細川と藤原と愛美が会う 


・愛美が2人に話があると誰もいない屋上へ誘う

 

・愛美が藤原に小早川をゆすってるんじゃないかと追及する


・一方愛美に小早川の子供がいるのを知り細川激怒


・藤原が愛美と言い合い


・細川が愛美を突き飛ばす

 

・スペアキーを使ってドアを閉める


・藤原が愛美の個人日記サイトを改ざん 

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