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ワカモノノキゲン。  作者: みつ


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「弟よ…実は、

俺、追い詰められており、

実は、そうでなくて、

でも、やっぱり追い詰められてて…」


「どっちなん!?」


「いや、バカな兄の下らん話に、

付き合わせて悪いが、

ちょっと俺の打算的な話になる…。」


「打算?」


「俺、昔から、

多くの人は大概が夢に破れるが、

叶えた人は確かにいる!…みたいな話が好きでな…つまるところ、兄ちゃんが、

後者で、ありたい!という願望を捨てきれないわけよ…。」

兄は続ける。

「大分、前なんだけど、

今は亡き有名俳優が無名の時、

先輩から、

安いケーキを10個たべるの我慢して、

1つ本当に美味いケーキを一個、食べろ!みたいな助言を受け、

それを実践したのが大成に繋がった、

みたいなことを話していたんよ。」


「つまり…それは…」


「一流を知れ!と言うことなんだと俺は思った。

で、その為には時に我慢したり辛抱したりを経ないとならない…みたいなことかなぁ…と。

で、

まぁ、

俺、ある時から、

それを意識して実行してるんだよ…

そんな、たいそうな事じゃないよ。

ケーキの例えに、あったように、

よーわからんメーカーのデザインも今一つのTシャツ10枚、持つより、

ブランドものの、気に入ったの一枚、

値が張っても買う!みたいなかんじ。

そんな感覚で、

昨今、生活している俺なんよ。」

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