真意
ヨッシーです。これから1週間おきに投稿していくことにしました。投稿日は、毎週金曜日としておきます。今週だけは、早めに投稿にしました。来週からは金曜日です。
これからも「英雄と呼ばれる最強魔法師」をよろしくお願い致します。コメントや感想もお待ちしています。
カイは、ふと考える。
どうして、今日初めて知り合った仲のに一緒に帰ろうと思うのかと。
もしかして、突っ込みすぎた質問でも彼女にしてしまって怒っているのだろうか。
体育館での会話を振り返る。だが、思い当たる節は見当たらない。とりあえず、彼女の話を聞いてみることにする。
「俺としては構わないんだが、クラスの奴らは今から遊びに行くそうだが、桜井さんは参加しなくていいのか?」
「いえ、大丈夫です。私もこれからちょうど用事があって、黒川君も帰るみたいでしので、一緒にどうかなと思いまして!それとも、迷惑でしたか?」
ぐっ、そんな可愛らしい上目づかいで見ないで欲しい。
まあでも、なるほど。一人で帰るのも別に嫌ではないが、ゆっくり話しながら俺と仲良くなるのもいいかなと思って声をかけてきたってことかと勝手に納得する。
「いや、俺で良ければ一緒に帰ろうか。」
「はい!」
俺たちは、守衛室で端末をかざして正門を抜ける。そこで、桜井さんのほうから話しかけてきた。
「黒川君と赤瀬さんの模擬戦見たんですけど、どうしたらあれほどまでに強くなれるのですか?私も黒川君ぐらい強くなれるでしょうか?」
「あの人が赤瀬家の人だったのか、知らなかった。あの時は、無我夢中で戦ってたら運良く勝てただけなんだよね。」
「しかも、桜井さんの実力を俺はまだ知らないから、アドバイスなんて出来ないよ。」
「そうですよね。」
「それより俺は横浜方面に向かうんだけど、桜井さんも?」
「いや、違う方面です。ですからここまでです。」
俺らが雑談をしているとあっという間に駅に着いた。
「では、また明日。」
桜井さんは、ニコニコ微笑みながら手を振ってくる。
「ああ、じゃあまた」
俺らは、各々の電車に乗るため、そこで別れた。
しかし、俺は気がつかなかった。それまでの桜井さんとの話を録音されていたこと。また桜井さんの本当の目的に。




