第2話 とりあえず・・・
「と、とりあえずまとめよう」
と、春香が話し始めた。
「私は20歳で、同い年の由羽は、なぜか15歳」
「うん」
「それから私は、・・・多分ユーレイ」
「・・・うん」
「ということは、・・・私は死んでいて、5年前にタイムスリップしたってこと?」
「多分そういうこと・・・」
「・・・」
「・・・」
まとめたのに理解できない・・・。
「どうする?」
「へ?」
どうするって何を?
「やっぱりこれは戻ったほうがいいよね」
「でも、どうやって戻るの?」
「わかんない」
だよねぇ。
分かったほうがすごいって。
「私、死ぬのか・・・」
「春香が死ぬなんてありえない・・・」
「由羽・・・」
「春香なら生き返れそうなのに・・・」
「そこなのっ!?」
おぉ、つっこんだ。
キャラは、変わってないんだ。
「春香は死んでも変わんないねぇ」
「由羽も変わってないよ」
「え?私変わってない?」
「うん。そのまんま大人になってるもん」
「・・・その記憶はあるんだ」
「覚えてないの、どうしてここにいるかぐらいだもん」
そんなサラッと、大切なこと言うなよ!!
「じゃあその前は、何してたの?」
「なんか、変な人にどっか連れて行かれた」
おいおいおいおい、先に言えよ!!
「んで、気づいたらここにいた」
「それ、先に言ってよ・・・」
「うん・・・」
相変わらず、抜けてらっしゃる・・・。
「あっ、由羽学校は?」
「・・・やばっ!!」
遅刻する!!
「がんばれっ!!」
「応援する前に、手伝ってよ!!」
「こんな体じゃ手伝えないでしょ」
・・・忘れてた。
「暇だから、ついてっていい?」
「うん、いいよ」
「よしっ!!いってきます」
そう言って私たちは、いつもの待ち合わせ場所に行った。




