047:漆黒の龍王
ダダムスの身体はメキメキと音を立てて巨大化し、凶悪なフォルムを形成!漆黒の龍王!
「これが龍…」「終わりだ…」帝国軍の兵士たちは絶望…
「力を開放した黒龍は世界を壊すまで止まらない…人間も魔族も絶滅寸前まで間引きされる」
『それを見届けたら私は2000年くらい寝るわ』
「剣は眠っている…奴隷を斬るか?しかし…」「やるしかない!早く!」
「…その必要はない!おぬしは人間を捨てるな!」迷いを見せたオオムガに何者かが一喝!
「ダダムス!?」「オオムガよ!わしの意識があるうちによく聞け!」
ダダムスはロロロニカの命令に抗い、必死の訴え!
「わしはおぬしに賭けた!おぬしの身体に残した切り札でわしとあの女を討て!」「切り札!」
「龍族を復活させるという嘘に騙され、あの女の駒に成り下がった…わしもまた呪われの身…」
『何をしたか知らないけど私語は終わりよ!早く働きなさい!』
「勝手を承知で言う!亡き仲間のために戦うのなら、わしもその中に入れてくれ!」
黒龍の身体が動きだした!彼の抵抗はもはや限界…!
「仕方ないな…あとは俺に任せろ!」「礼を言うぞオオムガ…おぬしなら…出来る…」
その言葉が最後…黒龍はダダムスの意識をかき消すように激しく吼えた!
「バァオオオアアアアアーーーッ!!!」
続く
黒龍
ロロロニカが生きた時代よりもさらに前、かつて世界を支配した
最強生物である龍族唯一の生き残り。氷河の中で眠っていたところを
ロロロニカに発見され、騙され、使い魔に成り下がった。
歳:計測不能
体:全身黒
瞳:赤
身:100メートル程度
特:滅びの炎
好:野いちご(彼の時代は象ほどの大きさだった)
嫌:ロロロニカ




