043:殺しなさい
「俺以外は全員あっちか…お前さんを陛下に引き渡したらすぐ行かないとな…」
ヒヒーロは倒れたオオムガを拘束…「大騎士がいきなり最前線…計画が狂っちまったよ」
「奴隷の弾で魔族を滅ぼす計画か?」「詳しいな」「詳しいさ…元勇者だからな」「……」
そして皇帝軍の本隊が到着…ササーベルは帳の奥に隠れ、ネネロはオオムガと対面!
「女神が君を殺せとうるさくてね…殺すよ」「俺を知ってるのか?」
「さあ…この剣の前の持ち主とは聞いてるけど」
(元勇者というのは本当なのか…)ヒヒーロは二人の会話に聞き耳…
「知らないのに殺すか…救えないな…」「何だと…?」
「考えてもみろ。確かにその剣は無敵…では騎士たちがいま戦ってるのは何のためだ?」
『殺しなさい』皇帝軍は誰もが抱いていた疑問を突かれ動揺…そしてネネロも…
「魔族を滅ぼした後はどうする?そもそもお前はこの剣の何を知ってる?」
『殺しなさい』「待て…なんの話だ…?」
「何も知らぬならただの道化…だが知っててこんな戦いを始めたのなら万死に値するぞ!」
『殺しなさい』「女神…こいつは…」
「その剣は使い方を誤れば世界を滅ぼす!それを知ってるのかと聞いてるんだ!」
『殺れっ!!』「はい…」
ネネロはオオムガの言葉から逃げるように、彼の胸を貫いた!
続く
ネネロ
もともとはカンブリの小さな街に住む気弱で目立たない少年だったが、
剣との出会いをきっかけに勇者として覚醒し、世界を救うことを決意…
…というのは嘘で、実際は剣の魔力と女神の美貌に溺れただけの傀儡に過ぎなかった。
歳:14歳
髪:オレンジ
瞳:黄色
背:160前後
特:剣術(あくまでも剣の力)
好:女神
嫌:女神が嫌いなものすべて




