004:狩人
オオムガは大きな港町にいた。
ここに来る道中で野生の魔獣を何度も相手にしてきたが、剣は眠らず…
「やはり魔獣程度では鎮まらぬ。もっと高位の魔物を求めねば」
ダダムスが嘆くと、天の声が曰く『東南の方角から魔王軍の残党が来るわ』
やって来たのは、アヴラ帝国で敗北した虹の魔将ピピーコと、そのわずかな手勢…
ピピーコが背中の羽根をむしって空中に撒くと、
それは凶暴な魔鳥の群れに変身し、人々を襲った。
町はたちまち大混乱となり、それに乗じてピピーコらは町一番の屋敷に立て籠った。
「落ち延びても魔将、さすがに手際がいいのう」
ダダムスの独り言をよそに、オオムガは魔鳥を打ち払いながら屋敷へと接近…
すると突然、屋敷が大爆発!
「ギャアアアーーーッ!」火だるまになったピピーコが絶叫しながら飛び出し、
オオムガはこれを斬った!その直後、数発の火矢がオオムガに飛来!
幸い剣はまだ眠っておらず、オオムガはこれも斬った!
「やるじゃん!ただのおこぼれ狙いでもないな!」そこにいたのは狩人風の男…
そして、その間に割って入るように土中から土のゴーレムのアーロンが出現!
ココの命令でオオムガの監視を続けていたが、
ピピーコを斬った彼を明確に敵と認識したのだ!
続く
アーロン
ココの護衛を務める無口な土のゴーレム。世界四大ゴーレムのひとつ。
ココが生まれた時から彼女の世話を任されており、育ての親のような存在。
その武骨なボディからは想像しがたい華麗な格闘術で戦う。
歳:300歳以上
体:全身土
身:400前後(本体の核は3センチ程度)
特:格闘
好:小動物、ココ
嫌:口うるさい奴




