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039:小さな光
オオムガは気絶したラライオをその場に捨て置くと、
すぐに薬で魔力を補給し、次の追手が来る前に騎馬を出した。
(帝国も勇者も利用されている…止めなくては…)
森を抜けた先は広大な平地…はるか前方には死の森…そして魔王城!
無数の隕石が空から飛来し、城の周囲に落下する様子がかろうじて見える!
「何だ!?皇帝軍はまだ来てないはず!」
目を凝らすと、隕石の軌道を縫って跳ぶ小さな影…
それはココを背負って逃げるビビッド!
「あの女兎め!」「何を考えているのかしら?生意気ねえ!」「カタカタ…」
ココの脱走とビビッドの裏切りを知った魔将たちは全力で二人を狙っていた。
アーロンは地中を移動していたところをママレードに捕まり、再び核の姿…
「アーロン…すまない…」「どうするんですか?たとえ逃げ切れたとしても…」
「人間たちにすべてを伝える…」「ムチャですよ!だって魔族ですら…」
「信じさせる!これがあの女から世界を取り戻す唯一の手段だ…」
するとその時!ココの悲壮な表情を小さな光が照らした…!
オオムガがココへの信号として放った魔法の光だ!
「オオムガ…生きていたか!あの男ならあるいは…」
しかし次の瞬間!シシルクの隕石が炸裂!
直撃こそ免れたが、二人は全身に傷を負って倒れ、その場から動けず…
続く
キャラ紹介:やすみ




