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038:出まかせ


オオムガとココの復活は女神にとって頭の痛い問題だった。

彼女は平静を装っていたが、ダダムスは彼女の言葉の端々からそれを察していた。

「わざわざ大騎士を追手に出させるなんて…オオムガって奴はそんなに?」

ネネロは困惑するササーベルに構わず、彼の皮膚上のダダムスに話しかけた。

「予想外の化けっぷりではある…だが剣の持ち主としての適性はおぬしの方が上よ」

「当然さ…この剣は僕の運命そのもの!他の誰にも使いこなせない!」

「運命か…確かにおぬしは…」『………』「いや…」「?」

(おぬしはあの女そっくりじゃ…己の欲望で世界を壊したあの古き人間の女に…)


森の中ではオオムガとラライオの激闘!

「力!技!魔法!その万能さ勇者のごとし!」「まあな…俺だって元勇者だ…」「ガハハ!」

オオムガはとっさの勢いで自嘲的な出まかせを言ってみせたが、

その瞬間、あることに気付いた!(まさかこいつら…あるいは勇者も…?)

オオムガは短期決着を狙い、次の一手に賭けた!まずは自分の足にオニロック草を巻き、

全魔力を注いだ風魔法でラライオを数メートル上に吹き飛ばした!

そしてすぐに蔓を斬り、近くにあった彼のプレートを拾い、

落ちてきたところをフルスイング!オリハルコンで守られていない腹部に!

「がはあっ!」



続く

キャラ紹介:やすみ

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