040:三つ巴
「手ごたえあり!すぐにココ様を保護せよ!あの兎は殺しても構わん!」
シシルクの号令で魔王軍の兵士たちが死の森から飛び出してきた!
「くっ!」オオムガは全速力でココのもとへと向かっているが、まだ遠い!
すると、はるか後方から凄まじい速さで皇帝軍の騎士たちが飛来!
それも先程とは比べ物にならない数…!「こんな時に…いや、まさか!?」
オオムガの予感は的中!騎士たちは彼を追い越し、そのまま全速前進!
「やはり狙いはココか…ならば…」オオムガが騎士達の背後を突こうとした瞬間!
最後尾を飛んでいた騎士が反転し、彼の前に立ちはだかった!
「おや…お前さんは…」「あの薄汚い男か…まるで別人のような装いだな…」
彼の名はヒヒーロ!大騎士のリーダーにしてアヴラ最強の剣士!
「だあああああっ!!」ビビッドは魔王軍の兵士たちを相手に孤軍奮闘!
彼女は魔将の中では最弱だが、並の魔物よりはずっと強い!しかし多勢に無勢…!
ココも彼女に背中を預けてなんとか応戦するが、全身の傷が深く危険!
すると!二人の足元に魔植物の絨毯が出現!ママレードが近付いている証拠だ!
さらに!皇帝軍の騎士たちも続々到着!三つ巴の大乱戦!
「魔王の娘を仕留めよー!」「人間どもからココ様を守れ!」「両!方!ぶっ!殺す!!!」
続く
ヒヒーロ
アヴラ最強の剣士にして大騎士のリーダー。私生活では世捨て人のような
生活ぶりだが、戦場では敵への礼儀として完璧に身なりを整えている。
直感的にネネロの危険性を察知しており、密かにその動向に注目している。
歳:36歳
髪:黒
瞳:黒
背:180前後
特:剣術
好:昼寝、散歩、夜遊び
嫌:無益な争い




