035:人間木琴
そして翌日、皇帝ササーベルと勇者ネネロを含む10万の皇帝軍が
魔王城を目指し出発!「よし…」オオムガは空飛ぶ魔法の騎馬で皇帝軍を尾行…
皇帝と勇者はほぼ最前線、親衛隊が操縦するオリハルコンの輿車…
その周囲には奴隷を積んだ馬車が何台も並走…
しかも奴隷たちは大きな木の枠に立ったまま一列に固定され、まるで木琴のよう…
オオムガが疑問に思っていると、皇帝軍の前方に
虎の魔将ベベルガと蛇の魔将メメラ率いる獣人軍団が出現!
「存分に暴れよ!人間どもの心に消えぬ爪痕を残すのだ!」
「魔将二人…ここで剣を使うのは…」しかしネネロは迷わず剣を振るい、獣人軍団を殲滅!
わずかに残ったメメラの部隊は意地の突撃!剣はすでに眠っていたが、ネネロは退かず!
「馬鹿な…!」すると、あの人間木琴の馬車がネネロの輿車に急接近!
ネネロが車上の奴隷たちを横一文字に斬り捨てると、すぐに次の馬車が交代!
その奴隷も斬り、また次!そのまた次…!
完璧に訓練された動きで瞬く間に数十人の奴隷が犠牲になると、
眠っていたはずの剣が目を覚まし、そのままメメラを粉砕!
人間と魔族の鮮血を浴びたネネロは狂喜の笑み!ササーベルは帳の奥に隠れたまま…
「聞いてないぞ…人の血で剣が目覚めるなんて…!」
続く
虎の魔将ベベルガ
魔族の中でも特に凶暴な獣人族を率いる魔将。魔王軍屈指の怪力。
パンチで活火山を噴火させ、人間の国をひとつ滅ぼしたという伝説の持ち主。
アヴラとの戦争では自ら先鋒を名乗り出るが、あえなく轟沈。
歳:500歳近く
髪:金髪
肌:黒と黄色
瞳:青
背:300前後
特:肉弾戦
好:魔獣の肉、自分の武勇伝、ビビッド
嫌:人間、無口な奴、臆病な奴、話の長い奴
蛇の魔将メメラ
デデムドとともに半獣族を率いる魔将。爬虫類系の獣人を担当。
左手の指は五匹の毒蛇で、毒の組み合わせで様々な薬物を作れる。
もちろん武器としても優秀で、一匹一匹の噛む力はワニにも匹敵する。
歳:300歳前後
髪:白
肌:茶
瞳:黄色
背:200ちょっと
特:薬物調合
好:卵
嫌:酒、人間




