028:化物
オオムガは豪奢な部屋の中にいた。
ロココ調の椅子に浅く腰かけ、何かに祈るような姿勢でじっと下を向いたまま…
「何年ぶりだったかしら?ここに来るのは…」「二度と来たくはなかった…」
ここは世界のどこかにある女神の領域。ダダムスに肉体を奪われ、
居場所を失ったオオムガの精神体がこの場所に招かれて来たのだ。
「…様子は?」「ダダちゃんが圧倒してるけど王様もしぶといわね。ライフは残り二つよ」
「ぐううっ…!」
城から遠く離れた荒野で彼らは戦っていた。ノノクは念力で無数の岩を飛ばし、
彼の鎧に変形したエーテルが魔法弾でその弾幕を補強!
ダダムスはそれをものともせず、一瞬で間合いを詰めてノノクの首に噛みつき、
そのまま強烈な火炎噴射!それと同時に胸の心臓が一つ砕けたが、気にせず追撃の膝蹴り!
ノノクは念力で剣を操り、死角からダダムスの頭部を貫通…しかし!
「返してくれるのか。すまんの」ダダムスは平然と剣を引き抜いた。「化物め…!」
「終わりじゃ」ダダムスはノノクの頭蓋を鷲掴みにし、その両眼に邪悪な視線を投射!
ノノクは一瞬で石化!その瞬間、最後の心臓に大きな亀裂…!
「砕けはせんかったか…しかし…」
ダダムスが呟いたその時、ビビッドの背に乗ったココが飛来…!
「ふむ…」
続く
ノノク(魔帝)
魔王の封印を完全に解き、年相応の身体を取り戻したノノク。
第六感と超能力はそのままで、屈強な肉体と強大な魔力を得た史上最強の魔族。
もし生き延びていたら世界の歴史は大きく変わっていただろう。
歳:300歳弱
髪:赤
肌:紫
瞳:緑
背:180ちょっと
特:第六感、超能力、超怪力、超魔力
好:世界制服
嫌:人間、石化魔法




